のどかな一人旅のお話。

暇さえあれば日本全国を飛んで、乗って、歩いて。そんな会社員のお話。

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1日の移動距離、4,700km!日帰り台湾縦断旅行に行ったお話。③

この記事は、以下の記事の続きです!

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前回はピーチの飛行機に乗って、台湾桃園国際空港に到着するところまででした。

今回はイミグレを済ませ、台北市内へ移動して高鐵のパスをゲットするところまでです!

おおむね定刻で台湾桃園に到着し、特段のトラブルもなく飛行機を降りました。

荷物も預けていないので、早々に入国審査へ進みます。

到着して最初に目に入った広告は、日本のパナソニック。台湾には本当に多くの日系企業が進出していて、広告や看板もたくさん目に入ってきます。ここは本当に外国か?と思ってしまうような光景に出くわすことも、しばしばです。

台湾に到着して最初に目にする広告は”Panasonic”

台湾桃園は日本でいうと成田に相当する空港で、羽田に相当する台北松山と比べて後からできた空港だけあって、とても開放的な施設になっています。

桃園のイミグレーションはとても混雑することでも名高いですが、乗ってきた便が到着する午前9時前はまだ空いているようで、すんなりと入国審査エリアまで進むことができました。

非常に広い空港施設

入国審査官にパスポートと入国カード、そして帰りの便を予約済みであることを証明できる内容を印刷したものを渡し、指紋を登録したらすんなりと審査終了です。

初めてだった前回の台湾旅行のときに、「Show me your return flight ticket.」と言われて慌ててスマホで予約情報を探して、見せて・・・とドタバタしてしまったので、今回は初めから紙に印刷してきました。

なお、これは決して「こいつ宿泊先も無く日帰りだと?怪しい奴だな・・」と見られているわけではなくて、台湾は入国の時点で帰国便、あるいは第三国行きの便のチケットを持っているか、というのが審査項目になっているそうです。

入国カードには「宿泊先」を記入する欄があるのですが、日帰りなので「One Day Trip」と書いて提出します

今回の入国審査官はなんだか陽気なおっちゃんで、「Oh, one day?? Hahaha~Have a good day!」みたいなことを笑いながら言われました。

入境許可のスタンプ

そんなこんなで入国が完了しましたので、台北市内へ向かう前にフードコートで少し腹ごしらえをしましょう。

桃園空港は第1ターミナル、第2ターミナルがのそれぞれにフードコートがあります。どちらかと言うと、第2ターミナルの方が充実しているかな?

第1ターミナルは軽食向きです。

台湾桃園国際空港サービス施設ガイド

エネルギッシュな雰囲気のフードコートをなんとなく眺めながら、言ってもそんなにガッツリ食べる気も無いので、「厚切りピーナッツトースト」なるドストレートな名前で分かりやすいメニューを購入しました。

40元なので、200円しないくらい

箱を開けてみると、ピーナッツバターの良い香りが広がります。これ絶対ウマイやつー!!

トーストも厚切り、ピーナッツは大粒、そして何より、あっつあつです。手で持てない。

ああ、だからトーストなのにピックが付いてるのか。笑

いやーこれは美味しいです。日本人の口にもよく合います。また食べよう!

日本の基準でいうと4枚切り?分厚くてあっつあつのトースト。うまい。

日本でもよく見るバーガーキングもあります。写真からも伝わるボリュームがすんごいですね。”牛肉3倍厚”のインパクト。笑

バーガーが分厚い。

軽く腹ごしらえを済ませたところで、そろそろ台北に向かいましょう。

桃園空港から台北まではMRTという電車一本で行くことができます。

桃園空港MRT

空港から台北までの片道運賃は150元。

駅できっぷを買うよりも、KKdayのようなサイトで割引の前売り券を買っていくのがオススメです。

桃園空港〜台北駅まで移動できるMRT乗車券予約 空港受取 外国籍のお客様限定

台湾のMRTのきっぷは日本のような磁気式ではなく、ICが内蔵された「トークン」とうコインのようなものです。入場するときは改札にタッチ、出場するときは投入します。

これが”きっぷ”

桃園MRTは毎時8本走っていて、日本の地下鉄とほとんど同じ感覚で使うことができます。

普通車(各駅停車)と直達車(快速)が交互に走っていて、台北に行く際は”直達車”を待った方が先に着きます

日本の都市と変わらないダイヤ

電車に乗り込むと、日本の電車に乗っているのと変わらない走行音。それもそのはず、この電車、川崎重工製です。笑

外国の電車にはありがちですが、まあ椅子が硬い。プラスチック?製の椅子ですもの。

でもボックス席についている台でスマホのワイヤレス充電ができたり、ところどころ先進的です。

40分ほどで終点の台北に着きました。

台湾は漢字圏ですし、なんなら案内板には日本語表記もあるので、駅の中で迷子になる心配はありません。

現地語表記の漢字でも意味は分かる。

今回は台湾版新幹線である「台湾高鐵」を利用するので、まずはそのきっぷ売り場へ行きましょう!

台湾高鐵の”みどりの窓口”

きっぷ売り場は窓口と自動券売機がありますが、今回は外国人旅行客向けに販売されている「台湾新幹線周遊パス」を利用するので、有人の窓口に行きます。

台湾新幹線 周遊券 3日パス / フレキシブル2日パス / 5日ジョイントパス 外国籍限定で乗り放題

このパスは一番安いパスでも「3日間高鐵乗り放題」というものですが、”仮に1日しか使わないとしても、台北~左榮(高雄)を往復するだけで元が取れる”という破格のきっぷです。

今回の日帰り旅行は台湾高鐵で高雄まで行くので、これを使わない手はありません!

かくして窓口の列に並んでいたところ、上の写真の右側にあるピンク色の「企業客戸」という、明らかに契約しているビジネス客用の特別窓口みたいのがあるんですが、その窓口のお姉さんが「こっちでも良いからおいで」と手招きしているので、そちらに行きます。緩いね。笑

印刷してきたバウチャーとパスポートを差し出して、あらかじめ列車を予約しておいた予約番号を伝えると、テキパキと発券してくれました。

説明するけど中国語と英語、どっちが良い?」と言われたので、中国語はまだ「ニーハオ」と「シエシエ」しか分からないおいら、さすがに迷わず「英語でおなしゃす」と答えたは良いものの、お姉さんの英語がめっちゃくちゃ流暢。半分くらいしか聞き取れん。。

まあ、「改札に入るときはスタッフにパスとパスポートを見せてね。出る時も同じよ。列車を予約したかったら窓口に来てね。自由席なら改札のスタッフに行き先を言うだけで良いわよ。」というようなことを言っていたような気がします。

そんなこんなで無事に3日間フリーパスをゲットしました。1日しか使わないのに。笑

台湾高鐵3日間パス

このパスのバウチャーを予約した段階で、日本からでも列車の予約ができるようになるので、この日使う予定だった3本の列車を予約しておきました。

  • 台北→台中
  • 台中→左榮
  • 左榮→桃園

パスを発行する時点で予約済みの列車はシールを貼ってくれる。そのあとに指定席を予約すると、右側の空欄に手書きされる。

この日の「足」を確保したところで、④に続きます!

~~~④に続く

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というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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