のどかな一人旅のお話。

暇さえあれば日本全国を飛んで、乗って、歩いて。そんな会社員のお話。

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1日の移動距離、4,700km!日帰り台湾縦断旅行に行ったお話。④

この記事は、以下の記事の続きです!

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前回は桃園空港から台北駅へ移動して、台湾高鐵の3日間フリーパス(3日間使うとは言ってない)をゲットしたところまででした。

今回はお弁当を買って、台湾新幹線で台中に向かう行程です!

Twitterのフォロワーさまから、「宮原眼科」というお店の存在を教えていただきました。

え、台湾まで行って眼科??と思ってしまいますが、これは日本統治時代に宮原武熊さんという医師が眼科として開業した建物をリノベーションして、現在ではお菓子屋お茶などのお土産品を販売したり、またアイスクリーム屋さんとしても有名です。

素敵な建物で、これは行くっきゃない!

ということで、まずは台中に寄り道をすることに決めたのでした。

www.taipeinavi.com

高鐵のパスをゲットしたところで、時刻はお昼時。ここは列車の中でお弁当を食べることにしましょう。

台湾華語には”便當(ベントン)”という単語がありまして、これはそのものずばり、日本語の”弁当”から来ています。そう、台湾には駅弁文化があるのです。

台北駅には多数の駅弁売り場があり、中でも「臺鐵便當本舗」というのがポピュラーなのですが、ここはひとつ、2階のレストラン街に行ってみることにします。

エスカレーターを上がってビックリ、「ここは日本のショッピングセンターか??」と見紛うくらい、日本のお店ばかりです。

台北駅のばかでかい吹き抜け

ビアードパパが微笑んでいる

ファミリーマートとセブンイレブンはどこにでもある

 

1階にもビアードパパの作りたて工房やファミリーマートがあってニヤニヤしていたのですが、2階はもっとすごい。

大戸屋、一風堂、和民、鶏三和、やよい軒、ミスタードーナッツ。。。
(ミスドはアメリカ発祥ですが、台湾の店舗を運営しているのは日本のダスキンだそうです)

あれ、ここ台湾ですよね?笑

出発まではまだ1時間くらいあるので、せっかくですから台湾のミスドで一服することにしました。

読める訳ではないが、意味は分かる。

ポケモンドーナッツのキャンペーンをやっています。
日本では作画崩壊したポケモンドーナッツが話題になったりしていましたが、台湾はしっかりかわいらしくできてますね。

「買〇送×」というのは、「〇個買うと×個無料」のキャンペーンです。やはり漢字を使っている国、見ればなんとなく意味は分かる。笑

仕組みは日本と変わらないので、ショーケースからエンゼルフレンチを一個取り、「ここで食べる!アイスコーヒーも飲む!」とアピールして、無事にお買い上げ。

安心と信頼のエンゼルフレンチ

台湾まで来てミスドのドーナッツをかじっているのもなんだかなあ、と思われてしまいそうですが、安心は何にも代えがたいものであります。

ドーナッツ一個などペロリと平らげ、今度はお弁当を探しに行きます。

割とどのお店もテイクアウト商品を扱っているようですが、ちょっと美味しそうなお弁当があったので、今回は「鶏三和」のお弁当を買うことにしました。

「照焼雞排便當」という、これは絶対に間違いないだろうと思える文字が見えます。

ふむふむ、見本も出てるし、これは照り焼きチキン弁当だな。と一瞬で分かるものの、はてこれは華語ではどう読むのだろう??

「雞排」はジーパイだよね。「便當」はベントン。・・・はて、「照焼」ってなんて読むの??

ぶっちゃけ、店頭にいるおっちゃんに「ベントン!テリヤキ!!」と言えば伝わりそうな気もしますが、ここは用意してきたノートに書いてしまえば良いのです。

目が合ったおっちゃんに、ノートに走り書きした「照焼雞排便當」を指しながら「要一個!(ヤオイーガー!)」と言うと、どうやら分かってくれたようです。

10分くらいで出来るから先に会計して待っててね、という感じになりました。

台湾で交通機関を使うにも買い物をするにもとにかく便利なのが、「悠遊卡(ヨーヨーカー)」というICカードです。日本でいうところのSuicaやICOCAのような存在です。

ここはエキナカのお店なので、もちろん悠遊卡で支払うことができました。

悠遊卡。色んな絵柄があって、場所によって販売されているものが違う

購入したお弁当は200元。1,000円しないくらい。

割と発車時刻ギリギリになってしまいましたが、無事に照焼チキン弁当をゲットしました。

急いで地下1階の高鐵乗り場へ移動し、窓口で教わった通り、改札に立っている駅員さんに「ニーハオ~」と言いながら高鐵パスとパスポートを提示します。

今回の旅で何度も駅員さんにパスを見せるタイミングがありましたが、みなさん優しいんです。

ニコニコしながら「謝謝~」と言って扉を開けてくれて、無事に改札内へ入ることができました。

「左榮方面」と書いてある月台(プラットホーム)に降りると、すぐに列車が入ってきました。

台湾高鐵には「のぞみ」や「ひかり」のような愛称は無いが、列車によってそれぞれ停車駅は違う

日本の700系新幹線をベースにした車両

すげー!聞いてた通り、マジで新幹線だ!!と心の中でひとり感動しながら列車に乗り込むと、内装はもうなんというか「新幹線そのままじゃん!」と思ってしまうくらい、まさに”そのもの”で驚きました。

どこかで見た座席

どこかで見た編成の案内

発車するときも揺れを感じず、走行中はとても静かです。

「いや~ほんとに新幹線をそのまま輸出した感じなんだな~」と物思いにふけりながら、手に入れた照焼チキン弁当を食べることにします。

ちなみに台湾人のお客さん、みんな列車の中でお弁当食べてます。日本と変わらない文化ですね。

注文してから作ってくれたお弁当なのでまだ温かく、主役の照焼チキンも日本と変わらない味で、美味しかったです。

ただ、日本と比べると、弁当の見た目にも気を遣うような文化はあまり感じないですね。笑

とてもシンプルだが、間違いのない味

台北から台中までは1時間もかからないので、お弁当を食べて少し外を眺めていると、あっという間に到着しました。

高鐵台中駅に到着

ここが台中か~と宮原眼科までの地図をGoogleで調べると、緊急事態発生!

あまりきちんと調べずに行き当たりばったりで旅をする性分が、ここで災いしました!

~~~⑤へ続く。

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というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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