この記事は、以下の記事の続きです!
前回は高雄の美麗島駅を訪れ、駅弁を食べながら桃園駅まで戻ってきたところまででした。
一週間の連載になった日帰り台湾旅行、今回で最終回です!
桃園駅から桃園空港まではMRTで移動することができます。
この桃園空港MRT、台北駅で乗り換える場合は”東京駅で新幹線から京葉線に乗り換える”ようなイメージでなかなかの距離を歩かないといけないのですが、桃園駅での乗り換えの場合はとても分かりやすい順路になっています。
乗り換えコンコースに出る改札でフリーパスを見せると、やっぱり「謝謝~」と笑いながら扉を開けてくれる駅員さん。どこの駅の駅員さんも、皆とても親切でした。
桃園空港までは10分ほどで到着しました。
ちょうど帰国便のチェックインカウンターがオープンするころだったので、お土産や食事の前にチェックインを済ませてしまいます。
たった一日離れていただけなのに、「東京」という文字を見て非常に安心します。
ああ、これで日本に帰れるんだ。
そのあとは上の階の商業エリアでお土産を購入。
前回と同じく、無難にパイナップルケーキを買います。
バラマキお菓子として優秀すぎるので。笑
夕飯をしっかり食べようと思ったら第2ターミナルのフードコートの方が良いと思うのですが、移動するのに20分くらいかかってしまいます。
ちょっとそこまでの時間は無いので、イミグレを済ませて制限エリア内のレストランに行くことにしました。
出国審査エリアに向かうと、前回と違って自動レーンが設置されています!
こういうのは台湾人しか使えないものなのだと思ったので、有人のレーンに行こうとしたところ、「こっちで良いのよ!」と係員に連れ戻されてしまいました。笑
パスポートを置いて顔写真照合であっさりと完了。日本の自動レーンと変わりませんね。
日本もそうですが、これを利用した場合は基本的にパスポートにスタンプは貰えません。
事情があってスタンプが必要な場合は、係員に申告して押してもらう必要があります。
私の場合は特に何の事情もありませんが、その国を訪問した記録として、なんとなく出入国両方のスタンプが欲しい。
係員のおばちゃんを捕まえて、「Can I get a departure stamp??」と聞いてみたら、「もちろんよ~」と担当の人に取り次いでくれました。
無事出国を済ませたので、台湾での最後の晩餐となるお店を物色します。
桃園は制限エリア内のお店も充実していますが、なかなかピンとくるお店がありません。
ずーっとコレじゃない、アレでもないと歩き続けていると、第2ターミナルとの接続点まで歩いてきてしまいました。笑
このままずっと行ってしまうと戻ってくるのが大変。
そんなわけで、その近くにあった牛肉麺のお店で頂くことにします。台湾グルメといえば牛肉麺も有名ですが、意外とまだ食べたことがなかったから、ちょうど良いか。
先に食券を購入するスタイルのお店で、悠遊卡で支払うことができました。
残額の処理にも丁度良いですね。
ということで一番オーソドックスと思われたセットがこちら。
内容はとてもシンプルですね。
牛肉麺はまあなんというか、想像通りのお味です。可もなく不可も無くというレベル。
空港の中の食事処なので、万人向けに調製されているのかもしれない。
衝撃だったのが、左上のドリンク。
みなさんこれ、何のドリンクだと思います??
食事のセットに含まれているドリンクでこの色と来たら、我々の感覚からすると、まあ”烏龍茶”とか”麦茶”あたりを想像するじゃないですか。
牛肉麺をすすって少し脂っこくなった口の中をリセットしようと、”烏龍茶だと思い込んでいる”お茶をぐびっと飲んだのです。
いやーーーーー「ガムシロップ何個入ってんの!?!?」と思ってしまうような、ゲロ甘なアイスティーだったんですよ。
今回の台湾での最後の食事に持った感想は、「食事にこんなゲロ甘ドリンクは合わないだろう!!!!」というものになってしまいました。笑
かくして食事も終えたので、あとは帰国するだけ。
搭乗口に向かうとちょうど整列が始まっており、特段の遅延も無く飛行機は出発。
行きと同じように「コーヒーパスカード」でコーヒーを一杯だけいただき、あとは眠りに落ちました。
羽田空港への到着は午前1時前。
出発が午前6時でしたから、実に「19時間使った弾丸旅行」がここに完結しました。
とはいえ、まだ車で自宅へ帰るという行程が残っています。
家まではここから約1時間半。
自宅を出発したのが午前2時くらいでしたから、空港まで、からの移動時間も含めると、ちょうどぴったり24時間くらいの旅程になりました。
台湾というのは、とても気軽に行ける海外旅行です。
LCC便も多く飛んでおり、交通費も大きく節約することができます。
そしてしっかり旅程を組むと、このように「朝に羽田を出発して、台湾を縦断してまた深夜に羽田に戻ってくる」という半ば頭のおかしい旅行を完遂することができます。
まあ、普通の人がやる日帰り台湾というのは、台北で美味しいグルメ巡りをするとか、そういう「ひとつのテーマ」に絞るものだとは思いますが。笑
みなさんもぜひ一度”日帰り台湾旅行”、いかがですか?
というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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