のどかな一人旅のお話。

暇さえあれば日本全国を飛んで、乗って、歩いて。そんな会社員のお話。

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2025年、ANAのSFC修行に挑戦するお話。

今年も一年、いろいろな旅に出かけました。

これまでとの違いと言えば、やはり海外に目を向ける頻度が高くなりました。

昨年、久しぶりの海外で台湾に行ってからというもの、案外手軽に行ける場所も多く、もっと色々な国に行ってみたいという欲求が出てきています。

私はJALのJGC会員で、つまるところ「ワンワールド」の上級ステータスを持っており、飛行機、特に国際線となると、必然的にワンワールドに加盟している航空会社を第一候補に検索しています。近場なら、ピーチやジェットスターなどのLCCも優先順位高いですけどね。

やはり海外に目を向けるとなると、「スターアライアンス」の存在が大きい訳です。

このほかに「スカイチーム」というのもあります。規模的にはスターアライアンス>スカイチーム>ワンワールドで、ワンワールドってアライアンスの規模的には一番小さいんですよ。JALが加盟しているという一点だけで、個人的には恩恵が大きいのですけれど。

しかし世界に目を向けると、東南アジアに強いシンガポール航空、ヨーロッパならルフトハンザ、北米方面ではユナイテッドやエアカナダが加盟しているスターアライアンスって、やっぱり強いなあと思うわけです。もちろん、日本でもANAがありますし。

スカイチームについては、デルタがいることは大きいですが、日本には加盟会社が無いことから、やはり日本人にはメリットが薄いかなと。

国内線ではなんだかんだANAを使う機会も多いですが、国際線だとマイルやラウンジ等の特典を考えた時に、どうしても利用するアライアンスを揃えたいと考えざるを得ず、スターアライアンスの航空会社を選択肢に入れづらかったのです。

SFC(≒スターアライアンスゴールド)を持っていれば国内線のANA利用時は言わずもがな、海外へ行く際の利便性がもっと高まることは間違いなしで、2025年の旅のテーマ、予算はここに注ぎ込んでいこうかなと思った次第であります。

下準備、ANAゴールドカードの発行

JALのJGC会員に相当するANAのSFC会員になるには、プレミアムポイント(PP)を1月~12月の1年間で50,000ポイント貯めて、翌年度の「プラチナ会員」になる必要があります。

そのうえでSFC(Super Flyers Card)に切り替え可能な「ANAカード」のクレカを所持していれば、晴れてSFC会員になることができ、その後はクレカの年会費を支払うだけで、ANA(スターアライアンス)の上級会員のステータスを維持できるという仕組みです。

この「1年間で飛行機に乗りまくって、50,000PPを貯める」という行為を”SFC修行”とか”マイル修行”とか呼ぶわけですが、まあこのブログを読んでくださっている旅好きの皆さんからしたら、今さら説明するまでも無いでしょう。笑

そんなわけで、プラチナ会員到達後のクレカ審査落ちを防ぐためにも、「ANAカード」は事前に発行しておくことを推奨されているわけですね。マイル修行ができるほど飛行機に乗りまくれる人が、ブラックカードでもないクレカの審査に落ちるというのはちょっと考えづらくはありますけども。

私は3年ほど前に作った「ANAカード」の一般カードを持っていました。年会費が安い代わりに、特典も最小限なのが一般カードですね。これをSFCに切り替えることも可能なんですが、やっぱり50,000PPを貯めるくらい飛行機に乗るとなると、クレカ特典のマイルボーナスが侮れなくなってくるんですよ。

そこで、ちょっと年会費は高くなりますが、ゴールドカードに切り替えることにしました。まあ、SFCに切り替えた際のことを考えると、一般とゴールドでは5,000円くらいの差しか無くなりますからね。

ANA便利用時のマイルボーナスが10%加算から25%加算にアップするのは、やっぱり大きいです。

ということで、ゴールドに切り替えるか否かを一晩考えて、ある朝に切り替えを申請しました。その日の夕方には切り替えが承認されまして、そこからちょうど一週間で新しくANAゴールドカードが送られてきました。ブランド(マスターカードにしてます)はそのままでカード種別のみの切り替えなので、カード番号やお客様番号は引き継がれています。

来年一年間は、このカードで決済することが多くなるかもしれません。

前半戦(1月~5月)修行スケジュール

”どうやってPPを貯める”だとか”どの路線に乗ると効率よく貯められる”だとかは、そういうのを専門に解説してくれているサイトやブログがいくらでもありますから、そちらに譲りたいと思います。

分かりやすいのは、国内線の東京~沖縄(那覇や石垣)をひたすら往復すると、おおむね最も安い金額で50,000PPを貯めることができます。

航空券代の総合計を獲得PPで割った「PP単価」が”10”というのがひとつの目安とされており、つまり”50万円以内で終えられるかどうか”がある種のラインとされているわけですね。東京~沖縄の単純往復を最安級のチケットを探して繰り返すと、このPP単価で”7”を切るくらいまで突き詰められるんですが、やっぱり費用面の効率だけを追い求めるのも、ちょっと面白みが無いですよね。

普通席利用の場合は東京~那覇でいうと17往復(34回搭乗)しないといけないのですが、それじゃとてもブログネタになりません。笑

そのあたりを踏まえまして、東京~沖縄線の効率の良さも享受しつつ、「海外発券」という手段を用いて、海外旅行とPP単価の両立を狙っていくスケジュールを組みました。海外発券の手法については、やはり解説が詳しいサイトがたくさんありますから、「SFC修行 海外発券」などとGoogleで検索してみてください。

そんなわけで、5月までに「プラチナ」の一歩手前である「ブロンズ」に到達することを目標に組んだスケジュールが、こちらです。

前半戦の費用は22万2,441円、獲得PPが30,162、PP単価は7.37です。

手始めに、沖縄線のチケットが安い1~2月の間に、東京~石垣を4往復、東京~那覇を1往復します。なんだかんだ、スタートダッシュをするにはこの7円前後のPP単価は魅力なんですよ。笑

前半戦のメインは、4~5月のソウル~東京~那覇~仙台~那覇~東京~ソウルという一連の旅程です。ソウル~東京の往復はビジネスクラス利用でチケットを買っています。

国際線の強みは「国内線を往復2区間ずつ付けることができ、その積算率が100%」という点ですね。*1この「積算率100%」というのが強大な威力を発揮して、東京~那覇や東京~石垣のような長距離国内線でPPを荒稼ぎすることができます。

この「ソウル発の航空券(ソウル発券)」でPP単価を最大まで突き詰めた買い方が、「ソウル~東京~石垣~中部~石垣~東京~ソウル(ソウル~東京間ビジネスクラス)」という旅程です。日程によっては、国際線利用ながらPP単価が7円前後になり、一連の旅程で稼げるPPも多い為、非常に効率的です。

さらに有難いのが「ストップオーバー」という仕組みでして、これは途中の地点で24時間以上滞在することを指します。何が言いたいかと言うと、「一連の旅程でありながら、途中の地点で旅程をいったんストップして、日常生活を送ったり旅行をした後、再び復帰することができる」ものです。

この仕組みを上手く使うと、国内区間にいる際に仕事に戻ったり、あるいは宿泊を伴う国内旅行を組み込むことができます。

私の場合は復路の那覇、東京にストップオーバーを入れています。(往路終了時の仙台と)東京はいったんそこで旅程を区切って家に戻り、日常生活をするため。那覇は旅行です。笑

この計画を練っている間に、航空券を探すことそのものが楽しくなっちゃいましたね。たぶん、私のような人間はマイル修行に向いてます。笑

海外発~海外着となる航空券を使うためには、当然「出発地まで行き、到着地から帰って来る」チケットを別で手配する必要があります。本当は到着後にさらに同地発の航空券をつなげると効率が良いのですが、後半戦はソウル発ではなくクアラルンプール発のスケジュールを組んでいるので、今回はJALのマイルで特典航空券を手配しました。

せっかく海外発でコスト効率を良くしているのに、そこまでの行き帰りで高いお金を使っては、あまり意味がありません。特典航空券だったり、ソウルのような近距離でしたらLCCの利用も視野に入りますね。

途中の3月に入っている函館~東京は、完全に数合わせです。ブロンズ会員にランクアップする30,000PPまで200ほど足りなかったので、積算率50%のタイムセール運賃で取りました。

前半戦で30,000PPを貯めてブロンズ会員になり、それでもって後半戦の「クアラルンプール発ビジネスクラス往復」で一撃”解脱”、という魂胆でおる、2025年SFC修行組のわたくしです。

後半戦の詳細はスケジュールは、発券次第記載したいと思います。

搭乗記録

Leg.1~2 東京~石垣 日帰り往復

nodoka-hitoritabi.com

東京~那覇と並んで、国内線では定番中の定番。石垣島の最北端にも訪れてきました。

 

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*1:予約クラスにもよるので、予約時に要確認