▼2025年SFC修行まとめ記事はこちら▼
▼前回のお話はこちら▼
遅ればせながらのゴールデンウィーク4連休も最終日。この日は初めての中距離線ビジネスクラスで、クアラルンプールから東京に帰るのみです。
元はと言えば、SFC修行のフライトのために四日間を使って札幌とクアラルンプールを巡ってきたわけで、これが果たして旅の終わりなのか、スタートなのか。笑
ともあれ、ラウンジから始まって東京まで7時間のビジネスクラス旅、存分に楽しんでまいりましょう!
チェックイン手続き


市内滞在12時間で、クアラルンプール空港に戻ってきました。
表示板を見ると、NH886便の東京行きはLカウンターでのチェックイン。
カウンターオープンは出発時刻の2時間半前ということで、まだもう少しあります。
ロビー内のお店を物色しつつ、近くのベンチで待ちました。
時間ぴったりにスタッフの方がカウンター前に整列、一礼で始まるあたりは日系らしさが出ている気がします。
エコノミークラスのレーンは早々に行列になっていましたが、ビジネスクラスのレーンは5分前にのこのこ並んでも前から3番目でした。ありがたし。
ダイアモンド用のカウンターに並ぶ人がいなかったので、ビジネスのレーンからそちらに呼ばれ、さくっとチェックイン完了!
ビジネスクラスを表す「C」の一文字が入ったボーディングパスをいただきました。
マレーシア航空ゴールデンラウンジ(サテライト)
クアラルンプール空港にはスターアライアンス系のエアラインラウンジが無い(はず?)ので、日本航空などと同じくしてマレーシア航空のラウンジが指定されています。
以前はシンガポール航空のラウンジがあったのですが、撤退してしまったそうです。


昨年シンガポールからの帰りに寄った際はモーニングの時間帯だったので、ランチの時間帯になっている今回はまた雰囲気がちょっと違いますね!
前回エッグステーションだったところは、昼間はパスタのオーダークックになっていました。
カウンターの中にいるスタッフの方に声をかけて、食べたいパスタと組み合わせるソースの種類を伝えると作ってもらえます。


これがまたウマイのなんの。思わずリピートしてしまいました。笑
左側はスパゲッティ×トマトソ-ス。ちょっとピリ辛で、アラビアータに近い感じ。
右側はフェットチーネ×クリームソース。これはもうちょっとソースを煮詰めてくれると、より美味しかった気がする。
サラダコーナーから取って来たカットフルーツの盛り合わせも、よく冷えていて良かったです。スイカ、メロン、ドラゴンフルーツだったかな?
こっちはヌードルバー。ラクサなど3種類から選べました。
一番オーソドックスっぽい、ワンタン麺を選びました。
チキンの出汁がよく出たスッキリスープ、ワンタンは具がみっちりで、とても美味しかったです。重くないので、色々食べたあとのシメにも良さそうですね。笑
ちなみに以前、シンガポール・チャンギ空港のカンタス航空ラウンジで食べたラクサと、ここの見本のそれが全然違う見た目でしたが、ラクサって国によって違いがあるんですかね?よく知らなくて申し訳ない。


カフェコーナーを眺めていたら、お姉さんが「これ飲まない?」とシグネチャードリンクを勧めてくれたので、お願いしました。
ココアパウダーでマレーシア航空の尾翼のマークが描かれたカフェラテですね。このマークは、マレーシアの伝統的な「三日月型の凧」を図案化したものだそうです。
とても広くてミールも美味しく、スタッフの方も親切なクアラルンプールのマレーシア航空ラウンジ、とても好きですね!
Leg.18 クアラルンプール⇒東京/羽田 NH868 ビジネスクラス


時間になりますので、搭乗口へ。クアラルンプールは各ゲート前で保安検査を行うので、少し早めに行くのがベターです。
機材はB787-8で、「ANA Future Promise Jet」の特別塗装機です。
日本に向けて出発!


クアラルンプール線の機材は、この前の冬ダイヤまではB787-9が入っていて、ビジネスクラスはフルフラットになるスタッガードタイプのシートでした。この夏ダイヤからB787-8になり、先日ソウル線で乗ったビジネスクレードルのシートになっています。
スタッガード型のシートも乗ってみたかったですが、7時間ほどの中距離線であれば、クレードルシートでも十分だと私は思います。
チェックイン時に一番左前方の「1A」が開放されていたので、指定してみました。一般に、重要顧客用に直前まではブロックされていると聞く座席です。この日はお隣が来なかったので、隣は物置きに使わせていただいて、とても快適でした。
搭乗すると担当のCAさんから挨拶をいただき、「ウェルカムドリンク」としてオレンジジュースをもらいました。
定刻で出発!マレーシア航空のA350を横に見ながら、プッシュバック。
一直線に伸びた滑走路へ。空は東京までつながってる。


離陸して、あっという間に雲の上。青空が広がっています。
お食事
お楽しみのお食事タイム。
メニューとおしぼりが配られました。


中距離線とあって、超近距離のソウル線より種類が充実しています。
食事は洋食と和食の選択制で、自由に頼むことができる軽食も用意されています。
周囲ではどちらにするかの確認が始まりましたが、私はウェブサイトで洋食を事前予約していたので、特に確認は無しです。なお、洋食の場合でも「パンをご飯と味噌汁に変更することができます」という記載がありましたが、事前予約していた場合はこの点について確認されることは無かったので、もし希望する場合はこちらから声をかけないといけないのかも知れません。
アミューズ
左側が「カッテージチーズとポメロ」、右側が「チキンサラダのプロフィットロール」ですね。うん、ポメロって何でしょうね。笑
ググッてみると、柑橘系の果物の一種だそう。手前のオレンジ色のやつが、ポメロということですね。
プロフィットロールというのは、平たく言えばシュークリームですね。中身をクリームではなくチキンサラダにしてみました、という感じ。
まあ、せっかくそれなりのお金を払ってビジネスクラスに乗っているので、一度くらいこの写真を撮っても怒られないかなと思って、最初だけシャンパンにしました。笑
アペタイザー
サーモンが水分を保ってしっとり火入れされていて、美味しかったです。
ブルグルというのはトルコの国民食のひとつだそうで、デュラム小麦を使ったひきわり小麦のことで、お湯で戻していろいろな用途に使うそうです。
前にソウル線で「クスクス」が出てきたときも思ったのですが、機内食でこういうポロポロした食材は、ちょっと食べづらいですね。
メイン


まず第一印象、めっちゃ分厚いですね!!
それでもフィレ肉とあって、ナイフはすんなり入ってくれます。
機内食でレアステーキという訳にもいかないでしょうから、一度低温調理で火入れしてから焼き目を付けている感じですかね。
厚さもあって、結構みちみちとした食感でした。硬くはないですよ。個人的には、この半分くらいの厚さでも良いかなと思いました。笑
デザート
ラスト、ワゴンに乗せてデザートが配られました。
「ライチとココナッツのムース(ラズベリーソース)」、「フルーツ盛り合わせ」、そらからワインを飲む人向けの「チーズの盛り合わせ」の3種類。
私はもうティータイムだったので、「チーズはいりません」という頼み方をして、図々しくも残りの2種類をいただきました。
あっ、これはもしかして一種類を指定するやつだったか!?と反省して聞いてみたら、「複数頼まれる方もたくさんいるので、全然大丈夫ですよ!」と許していただけました。笑
機内エンタメ
国際線ですから、機内エンタメの映画類も充実しています。久しぶりに「ジュラシックパーク」を観ました。
ただしこのクレードルシートの場合、最前列座席は個人用モニタが収納式になっているため、離着陸時は使用できないことが難点です。
なお、ビジネスクラスは機内Wi-Fiの無料バウチャーがメールで送られてくるので、飛行中はずっと外界との繋がりを保つことができます。
軽食
せっかくの機会なので、頼めるものは頼みます。笑
まずはANAオリジナルとんこつラーメン。これは2025年5月時点ですが、現在は味噌ラーメンになっているようですね。
機内がおやすみモードで照明を落とされているため、ちょっと写真が撮りづらいです。笑
臭みも無いまろやかなとんこつラーメンで、付属しているマー油を落とせば、熊本っぽいラーメンにも早変わり。
少し時間を空けて、「果実とスパイス香るヴィーガンカレー」。ヴィーガンということは、動物系のフォンは使っていないということですね。
まあぶっちゃけよくあるレトルトカレーと言った感じで、無難に美味しかったです。
ただすみません、さすがカレーということでなかなかの香りを放ちますので、周囲には若干飯テロかもしれません。笑
一緒に頼んだハーゲンダッツのアイスクリームは、外国らしいビッグサイズ。日本ではなかなか見ないやつ。新幹線アイスと同じくらいカッチカチで、なんとかスプーンが入るようになるまで15分くらいかかりました。笑
一路、羽田空港へ
日本時間基準で15時発、22時着という便なので、進行左手の西側の空ではどんどん日が沈んでいきます。
ビジネスクラス用のラバトリーには、エコノミーとは違って各種アメニティも用意されているので、快適。
7時間のフライトも、いよいよ最終盤。
房総半島から東京湾岸に沿ってアプローチ、羽田空港のB滑走路に着陸しました。


定刻よりも10分ほど早く、羽田空港の第3ターミナルに到着!
初めての中距離線ビジネスクラス、至極快適に過ごさせていただきました。
ここまでの累計
- 搭乗回数 18回(予定23レグ)
- 獲得マイル 26,771
- 獲得PP 36,833(残り13,167)
▼次の修行記▼
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
よろしければ読者登録をしていただけると嬉しいです!