日本の”本土の最西端”に行ってきたのが、ちょうど4年前。
さて、では本土という縛りを付けず、”日本の最西端”というのがどこかと申しますと、沖縄県は与那国島になります。
その中でも「トゥイシ」という岩礁が、今日ではわが国の最西端の地点であるとされていますが、一般的には誰でも自由に立ち入れる場所である「西崎(いりさき)」が最西端として扱われることが多いです。
この日本最西端の地というのは、他の北・東・南の端が「日本の施政権が及んでいない」とか、「一般人は自由に立ち入れない」という場所にあるのに対して、唯一”一般人が自由に立ち入ることができる”国土の端っこなのです。
端っこオタクとしてはいつか絶対に行かねばと思っていた与那国の地、今回のダイヤ修行にかこつけて、ついに行ってまいりました!
- Leg.9~10 東京/羽田⇒石垣 JL971便、石垣⇒与那国 NU743便
- 滞在3時間の駆け足与那国観光!
- Leg.11~12 与那国⇒石垣 NU746便、石垣⇒東京/羽田 JL974便
- ここまでの累計
Leg.9~10 東京/羽田⇒石垣 JL971便、石垣⇒与那国 NU743便

前日は22時に石垣から羽田に帰ってきて、穴守稲荷にあるホテルJALシティ羽田ウエストウイングに宿泊しました。
結局ホテルに滞在したのは6時間ほどで(笑)、これなら第1ターミナルの中にあるファーストキャビンに泊まればよかったなと、ちょっと後悔。穴守稲荷といえど、往復の移動で、何だかんだ3~40分使いますからね。

何時間かぶりに、第1ターミナルに戻ってきました。笑

早速チェックインして、乗り継ぎの搭乗券をいただきました。東京から与那国へは直行便がありませんので、那覇か石垣で乗り継ぎが必要です。
東京から日帰りしようと思ったら、今回利用する乗継往復便がほぼ一択になるんじゃないかと思います。

北ウイングのラウンジがリニューアルに入り、混雑が酷い南ウイングのラウンジ。この時も、サクララウンジはまだ余裕がありましたが、ダイヤモンドプレミアラウンジは「非常に混雑」の表示になっていました。そもそもが狭いですもんね。
15分ほどしかありませんので、朝の牛乳をコップ1杯だけいただいて、そそくさと搭乗口へ。石垣行きは、遠い端っこのほうにアサインされがちです。

06:30発と朝が早い、一本目の石垣行き。二本目の973便は、14時台まで空きます。その間の時間帯に石垣へ行こうと思うと、那覇で乗り継ぎになります。


そろそろ日が昇ろうかというところでゲートを離れ、いまいちハッキリしない空へ向けて離陸!

昨晩にホテルで食べようと思って買うも、結局そのまま余らせたファミマのチュロクッキーをカバンに忍ばせて来たので、これで朝ご飯ということで。

簡単な朝ご飯を食べた後は流石に爆睡と相成りまして、気付けばもう那覇に近付いていました。でも、ここから石垣までは、まだあと40分くらいかかります。


この日の八重山諸島は、あいにくなお天気。風も強く吹いているようで、だいぶ揺れる中を着陸!

まずは、石垣空港に到着しました。
このあと、与那国行きは2時間ちょっと空きまして12:40の出発です。
2時間というのは、まさに”帯に短し襷に長し”というやつで、市街地に足を伸ばすには短いけど、空港の中でボーッと過ごすにはちょっと長い、そんな中途半端な時間です。3時間あれば、車でも借りて市内に遊びに行くんですけども。


ちょっと早いお昼ご飯ということで、1階にある「いしなぎ屋」で、一日限定50食の「石垣牛牛丼」をいただきました。1,600円です。紅ショウガが嫌いで抜いてもらったので、茶色一色になっちゃいました。笑
さすがにお肉そのものの風味が濃厚で、ちょっと濃いめに作ってあるタレと相性バッチリです。薄くスライスされたバラ肉の脂がとろけて、とても美味しかったです。


PCをぱちぱち叩いて時間を潰し、再度保安検査を受けて制限エリアへ。
前便である那覇行きの表示のまま、与那国行きの搭乗が始まりました。笑
初めて乗る琉球エアコミューターの飛行機はオープンスポットに停まっていたので、バス搭乗になりました。石垣というのもそこまで大きな規模の空港ではありませんが、バス搭乗のパターンもあるんですね。

機材はDHC8-Q400、いわゆる「ボンQ」ですね。ボンQ自体は、以前ANAで稚内から新千歳に移動したときに乗ったことがありますが、この400CC「カーゴコンビ」というタイプは初めてです。こういう離島路線のような需要に向けて、後方貨物室を拡大して前方キャビンを50席に縮小したモデルのようです。
細い機体に2列+2列の座席を頑張って詰め込んでいるのですが、窓側は足元の壁に出っ張りがあって、かなり狭く感じました。ただ、前後のシートピッチはかなり広いです。

地元の産品を取り扱っている機内販売の手作りパンフレットが、商魂たくましい。笑
後日発送品なんてのもあるみたいです。


石垣から与那国というのは、スケジュール上はたったの25分。離陸して5分後くらいにベルトサインが消えたと思ったら、またその5分後くらいには再び点き、着陸態勢に入りました。

真ん中に見えているのが、与那国空港の滑走路。だいたい東西方向で設置されているので、条件が良ければ石垣島から飛んで行って、そのまま真っすぐ降りることもできそう。この日は風向きが逆だったので、いったん空港の横を通り過ぎて、グルッと180度旋回して着陸するアプローチです。

与那国空港は小さく、もちろんボーディングブリッジなんてものはありませんので、飛行機を降りて徒歩でターミナルに向かいます。


あいにくのお天気ですが、ついに日本で一番西にある島、与那国島に降り立ちました!
ちなみに、この石垣⇒与那国の743便と折り返し便である744便は、那覇発の一日12レグ修行の行程に組み込まれているので、修行僧っぽい方も多く見かけましたね。
滞在3時間の駆け足与那国観光!

ということで、空港としてももちろん日本で一番西にある、与那国空港でございます。
御翔印を買う

JALの御翔印は、与那国空港バージョンもあります!次に来る機会はいつになるか分かりませんから、ここは是非ともゲットしておきたいところ。
「JAL御翔印販売」書いてあるPOPを見付けましたが、あれ、シャッター降りてるじゃん。。日曜日じゃないのに、休み。。?
と思いきや、そのPOPをよくよく見てみると、このシャッターが降りている売店を挟んで、さらにその隣のお店で販売しているようです。

ということで、「与那国漁協」という青の幕がさがっている売店で、無事にゲットしました!
お店の方に「御翔印はココですか?」と聞いたらば、「JALのでいい~?」と聞き返されたんですけど、逆にJAL以外にも同じような趣旨のものがあるんですかね?ちゃんと見て来ればよかった。
「米浜レンタカー」でクルマを借りる
実はもともと、JALが空港のカウンターでやっているレンタサイクルを借りて、西崎まで行ってみるつもりで予約していたんです。夏はキツそうですが、冬の20℃くらいであれば、自転車を走らせるのも楽しそうかなと思いまして。
でも、雨もぱらぱら降るし、何よりけっこうな風が吹いていて、とても自転車で巡る気になれる天候ではないので、後ろ髪を引かれる思いでキャンセルの連絡をしました。


そして急ぎ、レンタカーを手配しました。空港内に営業所があるこの「米浜レンタカー」さんでお借りしようと思って連絡したらば、空きがあるから着いたら直接来てねと言っていただきました。
弾丸トラベラーに優しい・・というか、もともとそういう需要も多いのでしょう、日帰り3時間パックの料金もあって、3,300円で借りられちゃいました。

ひととおりの手続きをした後はキーを渡されて、「駐車場に停めてあるから、そのまま乗って行ってね」スタイルでした。笑
とうことで、このダイハツ・ミライースをお借りします。
「日本の最西端」へ!

空港から西崎まで、自転車だと30分くらいかかるようですが、クルマだと信号も無いので、10分かからずに着いてしまいます。笑
「西崎、ここ右折」みたいな看板を曲がってから先の上り坂が凄くて、コレは自転車だったら難儀だなとも感じてしまいました。自転車を走らせたかった反面、自動車で楽をする口実ができてラッキー。
駐車場に車を停めて、さらに少し登って行った先に、展望台や灯台、最西端の碑があるようです。

来てしまいました。ここが正真正銘、日本国の一番西の端っこです!
端っこ巡りを始めて早5年、ついに訪れることが出来て、感無量でございます。
曇り空だけが、ちょっと残念。だけれど、冬のこの地域がスッキリ晴れる日というのは、なかなか少ないそうです。

碑の裏側には、こういう場所にありがちな「主要都市までの距離」というのが埋め込まれていました。
ここまで来ると、東京よりもマニラの方が近いし、何なら石垣島より台湾の方が近いのですね。

何でもかんでも「日本最西端の」という接頭辞を付ければ良いって訳ではないですけども、これは日本最西端の灯台である「西崎灯台」です。笑

「天皇皇后両陛下行幸啓記念碑」というのもありました。平成30年ということで、上皇上皇后両陛下が行幸啓された時の碑ですね。意外と最近のものだった。はるばる、西崎までいらしたようです。
「与那国馬」がその辺を闊歩している

道路が牧場の中を貫通しているので、ウマがその辺をのんびり歩いている姿を頻繁に見かけます。与那国馬というのは、日本在来馬8種の中の一種で、その名の通り与那国島の固有種です。大きさはポニーに分類されるので、ウマとしてはとても小さいです。
道路をふつーに歩いていますので、その間クルマの通行は遮られます。そして、ウマがその辺を闊歩しているということは、馬糞もそこら中に放置されているというのを意味します。笑
至るところに放たれている馬糞を避けながら走るドライビングテクニックを要求されます。
Dr.コトー診療所のセット

Dr.コトー診療所の舞台である「古志木島」は、ドラマ版では与那国島がモデルになっており、診療所のロケセットが公開されています。
自転車だったらば絶対に来られない距離でしたが、せっかくクルマを借りたので、来てみました。


しっかり作り込まれていて、当然ですがドラマで見たまんまです。
建物の中に入ることも出来て、敷地への立ち入りも含めて、300円のチケットを券売機で購入します。

近くには、なかなか立派な駐車場と公衆トイレが整備されていました。この時は、自分のものも含めて、レンタカーが3台。与那国観光では定番なのでしょう。
「立神岩」を眺める
島を一周する道路を走れば、主要なスポットは巡ることができます。
「立神岩(たちがみいわ)」というのもそのひとつでございまして、かつて海鳥の卵を取ろうとしてこの岩に登ったはいいものの降りられなくなった若者がおり、神に祈りながら眠りについたところ、眼を覚ましたら無事に戻れていた、という伝説があるそうです。

展望台があるのですが、なんとがけ崩れのため立ち入り禁止!
あちゃ~と思いながらもう少し車を走らせると、また別の展望台があって、そこからも眺めることができました。

左下にそそり立っているのが、立神岩です。えっ、すげえですね。強い台風も毎年やって来て、波による浸食も激しいだろうに、しっかり形を保っていました。
「楓食堂」であざみそばを食べる
せっかくだから何か地元のものを食べて行こうということで、お店探し。


「楓食堂」というお店を見つけました。駐車場もちゃんとあります。
「いらっしゃいませ」の幟が立って、「営業中」の札が掛かっているので、やっていそうです。玄関前では眠そうなネコちゃんがお出迎え。

玄関の引き戸を開けると、お母さんが明かりを消してテレビを見ていたので、もしや休憩中ですか。。?とたじろいでしまいましたが、「大丈夫だよ~やってるよ~」ということで、入れてもらえました。笑


これは美味しい匂いがするお店ですね。メニューも豊富です。物資が限られるであろう離島で、きっと地元の常連さんに愛されている食堂なのだろう。
下半分の定食類は、まあ本土でもどこでも食べられるので、そばにしましょう。

あざみそばというのは、八重山そばをベースに、与那国産の「イリオモテアザミ」を練り込んだ麺を使っているそうな。八重山そばの麺は「中華麺」に近いけど、このあざみそばは「蕎麦」に近く、ざるそばでも美味しいと。お母さん、いろいろ教えてくれます。笑
単品と定食とで200円違いますが、「定食にすると何が付くんですか?」と聞きましたら、「おにぎりとジーマーミ豆腐、それにもずくとかの小鉢も付けるから、絶対定食がオトクだよ~」と勧められたので、まあ200円でそれだけ付いて来るのならば、定食ですわな。

ということで、あざみ汁そば定食、1,500円です!おっ、美味そう。良い香りがする。
青菜ご飯のおにぎり、ジーマーミ豆腐、それにもずく酢、ゴーヤのチャンプルー、切り干し大根の煮物かな?が付いてきてプラス200円なら、これは確かにお得だ。ついでに、アイスコーヒーも付けてくれました。笑

麺を引き上げてみると、たしかに蕎麦っぽい。そして、何より鰹が香る出汁が美味すぎる!!ずっと飲んでいたくなる、優しい味です。
具はソーキと小葱でシンプルですけど、軟骨までぷるっぷるに炊かれたソーキが激うまです。

「お母さんこれめっちゃ美味しいです!」と思わず口に出したらば、お母さんのスイッチが入っちゃいまして、解説してくれました。笑
その他、3月で島のお医者さんがいなくなってしまうから困るとか(ちょうどこの直後、診療所の運営を引き継ぐ法人が決まり、ギリギリで無医地域となるのを回避できることが決まったよう)、昨日もやっぱり最西端に行きたいからって大阪から与那国に来たお客さんが来たとか、他のお客さんがいなかったのを良いことに、色々とお話を聞かせていただきました。
東京の近くに住んでいる人間からすると、なかなか身近でない内容の話も多くありました。同じ日本という国の中でも、どうしてもこういう、ある種の”格差”は生まれてしまうのだなというのを実感するとともに、昨今話題になりがちな離島の”タッチ修行”の話題も思い出してみるに、こういった離れた土地を訪れた際には、少しでもその土地でお金を使っていこうと、決意を新たにした次第でした。


最後に、「これお土産に持って行きな~」と、与那国カレンダーをくれました。ありがとうございます!!カバンからはみ出したネギ状態で、帰ります。笑
ガソリンを入れて、レンタカーを返却

石垣へ戻る飛行機の時間が近くなってきましたので、ガソリンを補給しに行きます。
島内には4か所のガソリンスタンドがあり、空港の近くに限っても2か所ありましたが、クルマを借りる手続きをした際に「ココで入れて、満タン証明書を貰ってきてね」と言われたスタンドで入れました。「米浜石油」って、これあれか、身内の会社か。笑
おおよそ島の外周を一周したところ、2リットル補給されました。ちょうど400円。さすがに離島価格というやつですね。

空港の駐車場の元の場所に戻して、クルマのキーと件の満タン証明書をダッシュボードに置けば、返却完了。
ちょうど、最初に受付をしてくれた方が駐車場に出てこられたので、お礼を伝えました。
Google評価でちょっと低めだったので心配でしたが、何のことは無い、よくある田舎のレンタカーと言う感じで、値段も考えれば全然悪く無かったです。
Leg.11~12 与那国⇒石垣 NU746便、石垣⇒東京/羽田 JL974便

3時間少々の駆け足与那国観光を終えて、東京に戻ります。帰りも、石垣経由でございます。

ガソリンは離島価格でしたが、コカ・コーラの自販機は本土と変わらない値段のようです。

広いエプロンにプロペラ機がポツンと一機、そこに徒歩で向かっていく。いかにもな離島空港のこの雰囲気、なんか良いですよね。


行きがあっという間でしたから、当然帰りもあっという間です。
ぼーっと窓の外を眺めていると、あっという間に石垣空港に着陸。


さっきは搭乗口から飛行機までバスでしたが、今度は何故か飛行機から到着口まで、徒歩でした。いや、良いんですよ!?なんか貴重な体験な気がしますから!笑

はい、おーりとーり。2日間で3回目の石垣空港でございます。
今度も乗り継ぎは2時間。やっぱり帯に短し、襷に長し。お腹もいっぱいなので、PCを叩いて時間つぶし。


とはいえ、ゲンキシェイクや久しぶりのブルーシールアイスを頂きました。ブルーウェーブしか勝たん。

日本航空系列は搭乗口の7,8番を使うようになっていると見受けますが、先頭の那覇行きから遅延が発生しており、宮古行き、そして東京行きと8番搭乗口が酷使されているため、搭乗口がつっかえてしまっています。笑

ようやく東京行きの番になったのですが、前便である宮古行きの表示のまま、東京行きの搭乗が始まりました。笑


帰りはほぼ満席。非常口座席を利用しました。
足を伸ばして眠っていると、気付けば飛行機は東京湾の上空。

2日間で東京⇒石垣⇒東京⇒石垣⇒与那国⇒石垣⇒東京という旅程を終えて、無事定刻で帰ってまいりました。

国内線は小休止で、次はシドニーです!

終電に間に合いました。日本の一番西の端っこにある島を17時ごろに出発して、茨城にある家まで帰ることができるんですから、飛行機というのは偉大な乗り物でございますね。
ここまでの累計
- 搭乗回数 12回(予定50レグ)
- 獲得マイル 13,192
- 獲得FOP 22,260(残り77,740)
- 航空券代 139,620円
- FOP単価 6.27