今年の7月でANAのSFC修行を終えて、無事にスターアライアンスゴールドのステイタスをゲットしました。これで、ANAに限らず、スタアラ加盟各社を利用する際には優遇を受けることができるわけであります。
となれば、早速どこかに行きたいな~となるのが人情というものでありまして、予定の無い2日間の休みをスカイスキャナーにかけましたら、台北行きのエバー航空が往復4万円ちょいという運賃を見付けました。ほんの2週間前の予約でフルサービスのキャリアがこの値段なら、十分安いですよね。
そんなわけで、スタアラゴールドとしての最初の国際線は、ANAではなくエバー航空ということに決まりました。笑
台北で何をしたいわけでもなく、とりあえずエバー航空の飛行機に乗ってみよう!ということで行ってきた台北1泊2日でございます。
羽田空港でチェックイン

朝8時の羽田空港第3ターミナルからおはようございます。
利用するのは10:50発のBR189便、台北松山空港行きです。
台北には割と何度も行ったと言えるくらいの回数は訪れましたが、ピーチ、ジェットスター、日本航空と使ってきて毎度桃園空港だったので、実は松山空港を使うのは初めてです。

羽田空港におけるエバー航空のチェックインは、出発の2時間半前から。
チェックイン開始の5分前にカウンターに行きましたが、エコノミーのカウンターは列が四重くらいに折り返している長蛇の列であります。

では早速、スタアラゴールド特典を享受とうことで、黄色の優先レーンを利用!さすが、列に並んでいる人数が明らかに少ないです。

羽田のチェックインカウンターはアライアンスパートナーであるANAのスタッフの方がやっていますから、丁寧で安心です。
優先チェックインのおかげでエコノミーの列をすっ飛ばして、10分ほどで荷物預けを済ませて搭乗券をゲットしました。
国際線の搭乗券って、カウンターで受け取るときにゲートと搭乗開始時刻にマーキングして渡されることが多いじゃないですか。エバー航空の様式はその部分にあらかじめ黄色のマーキングがされていて、賢いなと思いましたね。笑
ANAラウンジで朝ごはん

早速制限エリアに入って、ANAラウンジへ。修行中に利用したANAラウンジは羽田の第2と成田だけだったので、羽田第3ターミナルのANAラウンジは初めてです。
羽田の第3ターミナル、ワンワールドの場合はJALとキャセイのラウンジがありますが、スタアラはANAラウンジ一択なので、ちょっと寂しいですね。


2タミのANAラウンジに初めて入った時の「広っ!!」という印象が先行していて、3タミは一瞬狭く感じました。
探検してみると、なんだか細長い造りで、奥にも奥にも席がある感じで、奥の方にもビュッフェカウンターがあったりするので、混雑している手前で過ごすのは損なんじゃないかと思いましたね。笑

ちょちょいと頂いてきました。JALはビーフカレー、ANAはチキンカレー。
ごろっとした大きさの鶏肉がたくさん入っていて食べ応えがありますね。でも味はJALのカレーの方が好きかな?ちなみにもっと好きだったのは、成田のユナイテッドクラブで食べたカレーです。笑

ヌードルバーがあるので、とろろわかめ蕎麦も貰って来ました。カレーよりもこっちが好みですね。笑
ちょっと濃いめで甘みがあるつゆが安心します。
羽田のスタアララウンジはどうしても選択肢が無いので、せめてもう一か所何かあればな~と感じますね!
BR189便 東京羽田⇒台北松山 エコノミークラス

時間になるので、搭乗ゲートへ。ラウンジから割と近いところで、ラッキー。笑
使用機材はB787-10。いちばん胴長なタイプ、スタイリッシュでかっこいい。


エバー航空は、なんとスタアラゴールドだけで搭乗順がグループ1でした。SFC会員も一緒(厳密には、今のおいらはANAプラチナですが)。
キャビン

誰もいないキャビンを撮れました。笑
エバー航空B787のエコノミークラスは3-3-3なので、2-4-2のJALよりも余裕が無いです。
座席


座席の造り自体はJALのものと同じかと思いますが、ピッチが気持ち狭めですかね。
足を組むことは可能です。
電源


電源は個人モニタの下にUSB-Aポート、座席下にはユニバーサルコンセントがありました。でも、この位置のコンセントはちょっと使いづらいので、実質的にはモニタ下のUSBだけと思った方が良いですね。
USB-AtoCのケーブルはカバンに忍ばせておくと、旅行の際には何かと役に立ちます。
台北へ!

今回は座席指定が有料の運賃でしたが、48時間前開始のオンラインチェックインで無料で指定できるようになりました。
3列席の通路側を取って、隣(真ん中)は空席だったので、だいぶ余裕を感じました。エコノミーは隣がいないだけでだいぶ快適性が変わりますね。笑
日本発の路線ということで、日本人CAの方が3名も乗務していました。失礼ながらぱっと見では台湾の方と見分けがつきませんが、ネームプレートに日の丸が付いているので、それで分かりますね。
この日は天気も良く揺れるポイントもほとんどありませんでしたが、ベルトサインは終始点きっぱなしでした。ほんの離陸後のほんの5分間くらいだけ消灯していましたが、少し揺れた際にまた点灯して、あとはそのまま。
でも、ベルトサインが点いている状態でもみんな普通に出歩くし、CAさんも機内サービスを始めるんですよね。これはちょっとカルチャーショックというか、感覚の違いを感じました。えっ、こういうもんなの??って感じ。笑
着陸前のアナウンスでも、「お手洗いはただいまの時間にご利用ください(もちろんベルトサインは点灯している)」と言いますし、ベルトサインとは???と思ったフライトでした。
機内食

機内食は選択制で、往路は豚肉のトマト煮込みか鰻玉丼でした。
東京発の台北行きで、乗客も日本人が多かったのですが、日本人はほぼ鰻玉丼でしたかね。
台湾人のCAさんも慣れてらっしゃいますから、ガンガン日本語で聞いてきます。

はい。ご多分に漏れず、鰻玉丼にしました。
味はふっつーに美味しかったです。鰻はまあ、スーパーで売ってるレベルのものがチョコンでしたけども、彩りも綺麗でしたし、副菜もよく口に合うものでした。日本で調製してるからっていうのもありますかね?
エバー航空は必ずパンが付くようで、鰻玉丼だろうと付いてきます。でも、これがまたきちんと温められている美味しいパンで、なかなかレベルが高いなと感じました。
ドリンクは昼間なので私はスプライトにしましたが、もちろん台湾ビールなんかもラインナップに入っています。
デザートはコージーコーナーのエクレアがどーん。笑
食事を終えた頃に温かいコーヒーや烏龍茶を配り歩いてくれるので、充実のお食事タイムでしたね。
サービスも良いし機内食もなかなか美味しいので、日によっては往復4万円ちょっとで乗れるとあれば、台湾を訪れる際には最初の選択肢に十分入ってくるなと感じた、初めてのエバー航空体験でした。
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