のどかな一人旅のお話。

暇さえあれば日本全国を飛んで、乗って、歩いて。そんな会社員のお話。

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人生初の万国博覧会!「大阪・関西万博」に行ってきたお話。

日本で過去に開催された博覧会は、区分の別を考慮しなければ1970年の「日本万国博覧会(大阪万博)」、1975年の「沖縄国際海洋博覧会」、1985年の「国際科学技術博覧会(つくば万博)」、1990年の「国際花と緑の博覧会(花博)」、そして2005年の「2005年日本国際博覧会(愛知万博)」の5回がありました。*1

万国博覧会の名の通り、普段なかなか行くことが叶わない国々が、まさにあちらから一堂に会してくれる貴重な機会である万博。旅好きであればなおさら、行かない訳にはまいりません。

花博以前の博覧会はまだ私は生まれておらず、愛知万博当時はまだ中学生でしたので、自力で訪れる財力がありませんでした。

今回の大阪・関西万博は開催まで紆余曲折がありましたが、社会人になってある程度好きなところに自由に行けるようになった身で、私には絶対に行きたいと思っていました。

9月に相方と行く予定を立てていましたが、そこはひとり旅ブロガーとして、一発様子見をしに行こう(笑)ということで、滞在6時間ほどの弾丸で訪れた記録を残しておこうと思います。

新大阪駅からシャトルバスで会場へ

前日は普通に仕事をして、夜に大阪まで飛んできました。今回は会場の偵察ということで、のんびり11時に入場予約をしました。

江坂駅前にあるホテルに宿泊しておりましたので、地下鉄で移動して新大阪駅からのシャトルバスを使うことにしました。

▼「新大阪江坂東急REIホテル」宿泊記▼

nodoka-hitoritabi.com

「関西MaaS」のアプリを使って購入したのですが、所要時間は30分で片道1,500円とちょっとお高め。

まあ、のんびり座っているだけで連れて行ってもらえますし、地下鉄の駅側である東ゲートと比べれば、バス乗り場側の西ゲートはやや空いているとも聞くので、良しとしましょう。

老若男女で満席になったバスは、途中まだ工事中の道路なんかを特別に通りながら、万博会場へ一飛び。

西ゲートの雰囲気

会場に近付くにつれて「大屋根リング」が見えてきたあたりから、車内のみなさんのテンションが俄然上がったのが分かります。笑

バスを降りると、さっそく目の前に万国旗。いいですねー!初めての万博、おいらも既にテンション上がってます。

11時の入場予約に対して30分ほど前に着いたので、しばらくの間は待機列へ。

気温はそこまで高くありませんでしたが、よく晴れた日で遮るものも無いので、ずっと並んでいると汗ばんできます。折り畳みの日傘がカバンに入っていて、助かりました。

博覧会のタペストリーと万国旗。

時間になると、係員さんの先導でゲートへ。手荷物検査とX線検査を通って、いよいよ会場内へ!

この手荷物検査、最近主要な空港で導入されているスマートレーンではないので、パソコンや飲み物は別途トレーに出す必要があります。期間限定の万博でスマートレーンまでは用意できなかったのかも知れませんが、ここはちょっとボトルネックですね。

いよいよ会場内へ

11時10分ごろに会場内へ入ることができました。

この日は何やら開幕日に次ぐ入場者数を記録した日(訪問当時)だったらしく、特に修学旅行や遠足の幼稚園~中学生くらいの子供たちがめちゃくちゃ多かったです。

ミャクミャクさまとガンダム。この大きなミャクミャクの前では、たくさんの人が列を作って写真を撮っていました。

ガンダム、かっちょいいですね。ここは特に整列はありませんでしたが、やはり多くの方が記念撮影をしていました。

私は一人でふらふらしていたので声をかけやすいと見られたのか、外国人から立て続けに3回ほど写真をお願いされました。笑

いいですね、この色んな国の人が集まっている感じ、万博だ~って実感します。

大屋根リングを歩いてみた

程なくして、何かと話題の大屋根リングが見えてきました。

これがまた、想像していた5倍は凄かった!100倍と言ったら大げさですけど、5倍くらいと言っておけばリアリティあるでしょ。笑

屋上は回廊になっていて、エスカレーターやエレベーター、階段で上がることができます。この木造建築がぐるっと円形になっていると思うと、圧巻ですね。

大きな花壇のようになっていて、リングの内側は会場、外側は大阪湾を一望することができます。一周は約2キロなので、大人がてくてく歩けば30分ほどで一周できるでしょうか。実際のところは、通路が狭いところがあったり、写真を撮る方で流れが滞ったりするので、一周しようと思ったらもう少し時間がかかると思います。

このあたりからは夜のショーも見えるんでしょうかね。この日は17時には退場するので、また次回のお楽しみですね。

コモンズD館

パビリオンの予約は15時に1件してあるだけなので、とりあえず並ばずに入れそうな「コモンズD館」に入ってみました。コモンズというのは、色んな国の合同展みたいな感じですかね。

こういう、一生かかっても訪れる機会が無さそうな国々の文化にも手軽に触れることができる機会って、めちゃくちゃ貴重だと思います。

誠に失礼ながら、「ブルキナファソ」という国名は初めて耳にしましたからね。

なんだかディズニーシーのシリキ・ウトゥンドゥみたいな像がいますね。

キューバのコーナーには、デスパイネがいました。

日本で一番有名なキューバ人はデスパイネと認識されてるんだろうか?笑

会場内をふらふら

なにぶん万博というイベントの経験が初めてなので、その辺を歩いているだけでも全てが新鮮で、刺激的です。

けっこう緑のエリアも多くあるんですよね。会場内の中心部は「静けさの森ゾーン」といって、たくさんの植栽に囲まれています。

ここを中心に各エリアへ放射状に動線が伸びていて、また外側を大屋根リングが環状の動線として結んでいる、いわゆる「ハブ&スポーク」の会場になっています。ディズニーランドを思い浮かべていただければよいかと。

けっこうどこからでも絵になります。

ミャクミャクHOUSEというものもありました。ミート・ミッキーのように、ミャクミャクと写真を撮ったりすることができるようです。

フランス館の力の入れようが凄かった。この辺はきちんと調べていなかったのですが、フランス館はアメリカ館は予約制度が無く先着順なので、常に行列ができていました。

レストランなんかはしっかりしたコース料理が出て来るそうです。

軽食を販売している売店はちょこちょこあります。

ちなみに、会場内で現金払いは一切できません。例外無しです。クレジットやQR決済、交通系ICを用意して行きましょうね。

この北海道メロンとバニラのソフトクリームは、700円でした。千歳空港で食べるよりたけえな。笑

こういうようなキッチンカーの出店もあります。

なぜかドーブルのオブジェがあったり。そこそこ会場内を歩き回りましたが、ポケモンはココだけだったような?

オランダ館の前にはミッフィー。

小学生ぐらいの男の子が「このウサギはなんでオランダの所にいるんだ?日本のキャラクターでしょ?」と不思議そうにしていました。

違う、違うぞ少年、このウサギはオランダのキャラクターだ・・!笑

当日予約で「ブルーオーシャンドーム」に行ってみた

予約ページをちょこちょこ弄っていたんですが、唯一「ブルーオーシャンドーム」というパビリオンの予約を拾うことができました。

ガンダムの向こう側に見えていたこの白い球体のパビリオンが、それでした。

この正直よくわからないオブジェ(失礼)を見た後に・・

球体のスクリーン?があるシアターへ。

謎の技術。そしてココ、いわゆる「蓮コラ」が苦手な方や、集合体恐怖症な方は、やめておいた方が良いと思います。途中、なかなかドギツイのがありました。

おにぎりに2個で900円のお昼ご飯

ホテルの朝食ビュッフェでお腹いっぱいにして出てきたとはいえ、歩き回ったので小腹が空いてきました。

テイクアウト専門の店が集まった「宴~UTAGE~」というパビリオンで宮川大輔に似たお兄さんが呼び込みをしていたので、入ってみました。

炊飯ジャーメーカーとしても有名な象印が運営しているおにぎり屋さんが中にあり、興味津々。

おうおう、これが万博価格というやつか。笑

おにぎり1個が、最低でも牛丼一杯分の値段です。まあ、そんなことを言っていても仕方あるまい。

塩と鮭のおにぎりを買いました。作り立てでほかほかですが、コレで900円です。いや、きっと超絶美味しいんだ。

大屋根リングの下にあるベンチに腰掛けて早速頂いてみたわけですが、、、まあ、なんだ。詳しい感想を書かないということで、察してください。

唯一の事前予約、「電力館」へ

7日前抽選で当選して唯一予約を持っていた「電力館」に来ました。

その名の通り、電気事業連合会が運営しており、電力に関する様々なことを学べる体験型パビリオンです。

入口で一人1個ずつ「可能性のタマゴ」という名の相棒が配布されて、様々な体験を通して、これに「エネルギーのタマゴ」を集めていくという仕組みです。

複数人で体験するゲームのようなブースがたくさんあるので、何人かで行くとより楽しめるかも知れません。もちろん、一人でも全然問題ないです。私はじゅうぶん楽しめたので。笑

そして何より、最後の光のショーが圧巻です。謎の技術②。

音楽も壮大で、目から耳から圧倒されました。

ほんの20分ほどですが一緒に冒険をしたタマゴを返却するときには、ちょっと愛着が湧いてましたね。笑

ちなみに、オリジナルグッズを販売してる売店に直結しています。商魂たくましいな。

お土産を購入

夕刻になると、グッズショップは行列ができていました。

あまり荷物にならない量のグッズしか買わないようであれば、入場してすぐ買ってしまった方がよさそうですね。

西ゲート広場には近鉄が運営しているショップとJR西日本が運営してるショップがあって、それぞれで限定グッズもあるようです。ちょっとそこは詳しく調べていなかったんですが。

私は近鉄のショップに並んでいたんですが、スタッフの方が身に着けていたこの「ミャクミャクのテンガロンハット」に一目ぼれしちゃったんですよね。近鉄限定なようです。3,740円。

・・・買っちゃいました。完全にテンションが上がっての衝動買いだった。笑

9月に相方と来るときは、笑われるであろうけど絶対ちゃんと着用します。逆に、万博会場で身に着けなかったら普段は絶対無理だ。

退場。また次来る時まで!

少し早く名残惜しいですが、予約したバスの時間になるので、退場します。

予約の仕組みなどをあまり調べていなかったので、行き当たりばったりな万博初体験にはなりましたが、「これが万博かー!!」という雰囲気は存分に体験することができました。想像以上に楽しかったです。

これ、もしおいらが関西圏に住んでいたら、絶対に通期パスを買って通い詰めてました。さすがにあと4回は来ないと思うので通期パスは買いませんが、もし折合いがつけば9月の予定以外にも訪れたいですね。

予約のシステムなんかもなんとなく把握できたので、ここは次回にしっかり活かしたいと思います。

このまま飛行機で帰るので、伊丹空港までのシャトルバスを予約していました。

各方面にシャトルバスが出ているので、何かと便利ですね。

空港までのシャトルバスはしーんとしていて、皆さん遊び疲れているのがよく分かりました。笑

さらば大阪関西万博、また来るぞ!

 

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*1:その他、戦争で中止になった1940年の「紀元2600年記念日本万国博覧会」が予定されていました。