この記事は、以下の記事の続きです!
台北への往復チケットを衝動買いした後は、楽しい楽しいホテル選び。
国内ならゲストハウスだろうとネットカフェだろうと寝られればなんでもOKですが、さすがに海外でそれをやる勇気はまだありません。
AgodaやTrip.comを眺めながらホテルを探していると、「ニッコー」の文字が目に入りました。
そう、台北には日航ホテルがあるのです。
鶴丸大好きなわたくし、これは行くしかありません。
台北1泊目、「ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイ」に宿泊するお話です。
おすすめポイント
日本語が通じる!
現地の言葉に不安がある私のような海外旅行初心者にとっては、「日本語が通じる」ということに勝る安心ポイントはありません。
英語は人並みに話せますが、華語はちょっとした挨拶やご飯の注文に関わることくらいしか理解できません。。
現地民御用達のような安いホテルで英語や日本語で意思疎通するのは難しいでしょうし、「日本語が通じる」ホテルに泊まるというのは、多少値が張ったとしても”安心”を買うような気持ちです。
スタッフが親切!
私、ドアマンの方がいらっしゃるホテルに初めて宿泊しました。
フロントスタッフの皆さんもみな親切で説明も分かりやすく、また翌朝の朝食レストランのスタッフ、シェフも明るい方たちばかりで、楽しいホテルステイになりました。
部屋がきれい!
台北では高級ホテルにランクされるニッコータイペイ、客室も広くて清掃も行き届いており、とても快適に宿泊できました。
一番スタンダードな部屋でもベッドはクイーンサイズ。部屋の広さは26平米と、日本の一般的なビジネスホテルの2倍程度の広さです。
ウェルカムサービスが豊富!
冷蔵庫に無料のウェルカムドリンクが多数置かれていました。
ホテル内の売店で販売されている台湾名物の「パイナップルケーキ」が部屋にサービスされていたり、また公式サイトからの予約のお礼として、フロントでオリジナルの「ヌガー」を2個いただきました。
朝食が美味しい!
朝食は和洋中のビュッフェスタイルです。
さすが日系ホテルだけあって、和食のおかずもたくさんありました。
ライブクックのメニューもあり、どれを食べてもとても美味しかったです。
アクセス
最寄り駅はMRT淡水信義線(Red Line)と松山新店線(Green Line)が交わる中山駅。台北駅からは淡水信義線でひと駅です。
3番出口を上がって真っすぐ進み、最初の大きな交差点を左に曲がったところにあります。駅からは徒歩で5分くらい。
ホテル周辺にはコメダ珈琲や焼肉の牛角、モスバーガーなど、日本で見慣れたお店もたくさんありました。
エントランス、ロビー
エントランスに向かうと、ドアマンの方が「你好!」と笑顔でドアを開けて出迎えてくれました。
ああ、なんかもう高級感があって良いですね。笑
台北では高級ホテルに類されるこちらのホテル、ロビーはシンプルながらとてもお洒落な雰囲気です。
フロントには日本人スタッフの方もいらっしゃいますし、現地スタッフの方も基本的に日本語が通じました。
異国の地で宿泊するにあたって、言葉の問題を気にしなくて良いのはとてもストレスフリーですよね。
せっかく台湾のホテルに泊まるとあって、私も少しばかりホテルで使うような華語を勉強して行きまして、対応してくださったのが現地スタッフの方だったので、少しばかり華語に挑戦!
・・・と思ったのですが、パスポートを出した瞬間から、もうバリバリに日本語で対応してくださいました。笑
とても綺麗な日本語で、説明も分かりやすくお上手でした。
1泊なので宿泊代金は前精算とのことで、JCBのクレジットカードで決済できました。
決済されたのは宿泊代金のみで、デポジットはかかりませんでした。
客室(プレミアルーム)
もともと一番下のランクである「スーペリアルーム」を予約していたのですが(スーペリアで一番下というのもちょっと笑ってしまいますが)、チェックインの際に「本日はプレミアルームをご用意いたしました」と言われ、テンションアップ!笑
スイートではないスタンダードタイプの部屋は「スーペリア→デラックス→プレミア」というランク分けなので、なんと2段階飛ばしてスタンダードで最上位のお部屋になりました。
ちなみに定価だと「スーペリア」と「プレミア」でNT$5,000の差があるので、なんと2万円以上の価格差です。
カードキーをセンサーにかざさないとボタンが押せないタイプのエレベーターに乗りまして、いざお部屋へ。
絨毯敷きで高級感がある廊下を進みます。
ひ、広い~~!
キングサイズベッドなんて、おいら初めて寝ますよ。
これを一人で使うのは、あまりにも贅沢としたものです。
バスルーム
なんだこのラグジュアリーな感じは。。
野郎一人でこんなのを使うのは憚られるぞ。笑
バスルームはバスタブとシャワーが分かれているのがとても嬉しいですね。
ボウル型の洗面台が絶妙に使いづらい印象はありましたが、まあご愛敬でしょう。
2024年9月19日 追記
ホテルの予約画面にお知らせが掲載されており、2024年10月1日から、シャンプー類を除くアメニティ(歯ブラシ、剃刀、ヘアブラシ等)の備え付けを中止するそうです。今後は各自で持参が必要とのこと。「アメニティが必要な際はフロントにお問い合わせください」という記述もありますが、持参するのが無難かも知れません。
ウェルカムアイテム
戸棚の上に、ミネラルウォーターが2本とホテルオリジナルのパイナップルケーキが2個置いてありました。
このパイナップルケーキ、滅茶苦茶美味しいですよ。少し固めに焼いてあって、ポロポロ崩れ落ちないのが個人的にとても好みでした。
冷蔵庫を開けるとさらにミネラルウォーターが2本、それからパックのフルーツジュースとオレンジジュースが入っていました。
なんだかウェルカムドリンクが充実していますね。
台湾は水道水を飲むのは基本的にNGとのことなので、その辺が理由でしょうか?
トイレ
トイレは独立しています。
便器がTOTO製、便座だけPanasonic製というなんだか面白い組み合わせ。
台湾はホテルであってもトイレットペーパーを流せない所も多いですが、こちらは流してOKとのことでした。
テレビ
なんとテレビがスマート機能対応で、YouTubeとNETFLIXを見ることができました。
言語設定も可能で、日本で見るのと変わらない画面で動画を楽しめました。
ロイヤル・ベーカリー
1階にある売店で、パンやケーキのほかにお土産品のパイナップルケーキやヌガーも販売しています。
ホテルオリジナルのパイナップルケーキは一般的なものよりも少し小さめで食べやすく、外側がサクッと焼けているためポロポロと崩れ落ちません。甘さは控えめで、とても上品なお味でした。
宿泊者は10%引き、また外来でもオークラ系の会員プログラムである「One Harmony」の会員証があるとやはり10%引きで購入できます!
紙袋も外装も高級感があるので、とても喜ばれると思います。(実際、喜ばれました。笑)
6個入りでNT$250(約1,200円)、15個入りでNT$600(約2,700円)と少々お高めではありますが、食べてみれば納得のクオリティです!
「オリジナル(プレーン)」、「黒糖」、「ミックス(オリジナル3個+黒糖3個orオリジナル9個+黒糖6個」の3種類があり、外箱が全て同じなのでご注意を。
箱にシールが貼ってあるので、よく注意して購入しましょう!
朝食 ル・カフェ
朝食は2階の「ル・カフェ」で和洋中のビュッフェです。
さすが日航ホテルと思わせてもらえるクオリティで、日本食も数多くありました。
朝食券は無いので、受付でルームナンバーを伝える形でした。
私はレストランの受付で英語であいさつしたせいか、その後のやり取りも終始英語になってしまいましたが、後から来た日本人のお客さんは日本語でやり取りをしていましたよ!
メニューカードやライブクックのメニューなどは日本語の表記もあるので、ありがたいです。
漢字圏の国ですからある程度の意味は分かりますが、やっぱり母国語でメニューを認識できると安心しますね。笑
台湾名物の魯肉飯もありました。八角のクセが無くて、とても食べやすかったです。
どの料理もクオリティが高いのは流石。
ライブクックのコーナーでは陽気なおじちゃんシェフが「Good morning!!」と声をかけていました。
「ハム入りのオムレツ作ってくれ~」とお願いすると、なんとフライパンではなく鉄板で作り初めたではないですか。
そして出来上がったのが、この綺麗なトロトロオムレツ。あれは神業だわ。
まだピーク前の時間帯だったので、ヌードルコーナーも同じおっちゃんが切り盛り。
「中華麺くれ~」とお願いすると、ちゃちゃっと準備してくれました。
器にタレを入れてスープを注ぎ、軽く湯がいた麺と野菜を盛り付け、最後にトッピングを乗せて完成。手早いです。
台湾らしい朝食かと言われるとそうではありませんが、紛れもなく一流ホテルの朝食ビュッフェです。
納豆や海苔もあったので、台湾で納豆海苔巻きしても良かったかな。笑
受付のお姉さんに笑顔で見送られて、レストランを後にしました。
まとめ
この日の宿泊代は、公式サイトからの早割のようなプランでNT$4,389(サービス料、諸税込み)、約2万円。
得られた体験からすれば、とってもお得だと感じました。
台北の日系ホテルの中でも老舗とあって、とてもクオリティの高いサービスを受けることができました。
現地の人々にも愛されているホテルだそうです。
何度も申しますが、やはり異国の地で宿泊するにあたって、言葉の壁が無いとというのは何よりの安心材料です。
快適な客室に美味しい朝食。みなさんも台北へご旅行の際は、ぜひ「ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイへ!」
お次は、2日目の旅行記に入ります。
~~⑥へ続く。
というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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