のどかな一人旅のお話。

暇さえあれば日本全国を飛んで、乗って、歩いて。そんな会社員のお話。

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間近で眺める大迫力!日本航空の工場見学「JAL SKY MUSEUM」に行ったお話。

近頃は、いろいろな企業が「工場見学」を実施しています。

無料のものや有料のもの、予約が必要なものやそうでないもの等さまざまありますが、普段目にすることが無い、でもどうやって作っているんだろう?どういう作業をしているんだろう?と気になるようなことに対しての答えを得るという、とても貴重な経験をすることができます。

日本で”大手”と呼ばれる航空会社は日本航空JAL全日本空輸ANAの2社があり、いずれも「工場見学」と称して、航空運送に携わる仕事紹介の施設と格納庫の公開を行っています。

飛行機の格納庫というのは、こういう機会でもなければ、まず立ち入ることができない場所です。飛行機を間近で眺めると、その大きさに改めて驚かされることでしょう。

今回はそんな日本航空の工場見学、「JAL SKY MUSEUM」に参加したお話です。

会場であるJALメインテナンスセンター(M1ビル)

www.jal.com

概要

JAL SKY MUSEUM」では、運航を支えるスタッフの皆さんの仕事紹介や体験、日本航空の史料を見学することができる「ミュージアム体験」と、スタッフさんのガイドの下で整備中の飛行機を間近で見学することができる「格納庫見学」を同時に体験することができます。

飛行機好きにはもちろん、子どもから大人まで誰でも楽しめる内容の工場見学ですが、参加費はなんと無料です!

予約が必須ですぐに埋まってしまうため、毎日枠の争奪戦が繰り広げられていますが、一度参加する価値は絶対にあります。

予約方法

www.jal.com

予約はWEBサイトから行います。

日曜日と金曜日は定休となっており、その他にも不定期で休みになる日があります。

基本的に1日3回、①9:30~、②10:45~、③14:45~の枠で実施されています。

見学希望日の1か月前同日、9:30から予約受付が始まるようになっています。

(大の月の31日に見学希望で前月が小の月の場合、当月1日から予約受付)

例)6月21日に見学希望→5月21日の9:30から予約受付開始

  7月31日に見学希望→7月1日の9:30から予約受付開始

 

JAL SKY MUSEUMはとても人気がある工場見学で、ほとんど予約開始と同時に枠が埋まってしまうのが現状です。9:30の受付開始時にPCやスマートフォンを操作できる環境にいないと、予約することが困難です。

また日によっては”キャンセル待ち”を選択できることがあります。この場合、もともと予約していた方がキャンセルした場合に、予約確定メールが届きます。

実際に私も過去2回、キャンセル待ちから参加することができました!

会場へのアクセス

JAL SKY MUSEUMの会場は”JAL M1ビル”です。

最寄りは東京モノレール新整備場駅です東京モノレールには「整備場」という駅もありますので、間違えないように注意しましょう。

なお駐車場や駐輪場はありませんので、マイカーや自転車でのアクセスは不可です。
コインパーキングもありません

www.jal.com

見学の流れ

受付~ラウンジ

ビルに入場することができる時間になると、案内板を持ったスタッフの方が外に出て案内されていますので、指示に従いましょう。

受付で名前を伝えて身分証を提示すると、入館証を頂くことができます。

この入館証に付いているネックストラップはお土産として持ち帰ることができます

何種類か色があるようですよ!

ロゴ入りのネックストラップはそのままお土産になります。ほかにピンクや黄色、白などもあるよう。

エントランスホールにはJAL機のモデルプレーン

入館証を使って改札機を通ると、スタッフの方にラウンジへ案内されます。

入口には鶴丸入りの紙飛行機

見学開始までの間、空港の遠景を眺めながらゆっくり待ちます。ディスプレイには見学の際の注意事項が表示されていますので、よく目を通しておきましょう!

窓から向かって左手がA滑走路、右手がC滑走路。正面は第1ターミナル。

英国のスカイトラックス社からの認定書。ANAと共に、”5スターエアライン”に認定されている。

ミュージアム体験

開始時刻になるといったん”航空教室”という部屋に集合し、見学の流れや注意事項、航空運航を支える色々な仕事の紹介があります。

その後はいったん自由時間となり、ミュージアム内を自由に見学することができます。
ここでは飛行機の運航を支える様々な仕事の紹介やJALの歴史、史料が展示されています。さらに奥には、皇室との関わりを紹介する部屋もあります。

各ブースの前に設置されているリーダーにQRコードをかざすとデジタルスタンプをゲットすることができ、すべて集めると”ちょっとした記念品”を頂くことができます。ぜひチャレンジしてみてください!

ミュージアムは滑走路をイメージしたデザイン

B737-400型機のコックピット(実物)

退役した機材の実物のコックピットが展示されており、座ることもできます。
元機長の方がいらして、参加者のお子さんからアシスタントを選んで、着陸操作のデモンストレーションを披露してくださった日もありました。

歴代機材のモデルプレーンの展示

B747型機のモデルプレーン。さすが、ひときわ大きい!

客室乗務員の歴代制服。上戸彩主演の”アテンションプリーズ”の頃の制服が記憶によく残っている。

このほか、国際線機材のビジネスクラスやプレミアムエコノミーの実際のシートも設置されていて、座ってみることができます。ちょっと旅気分、いかがですか♪

ミュージアムショップ

ミュージアム奥には売店があり、ここでしか買えないJAL SKY MUSEUMオリジナルグッズも販売されています。お土産にいかがでしょうか。

格納庫見学

ミュージアム体験の時間が終わると再び”航空教室”に集合し、ヘルメットが配布されます。

格納庫見学の際の注意事項や機材の紹介VTRを見た後、いくつかの班に分かれて格納庫へ出発です。各班には1名ずつ、ガイドスタッフの方がついて案内していただけます。また質問があれば、随時答えてもらえますよ!

パイロットや客室乗務員、整備士等さまざまな職種を経験された方がガイドをしているので、人によって説明の仕方や着目点が違うのも面白いところだと思います。

飛行機の格納庫はさすがに広い

普段入ることができない場所で、なかなか見ることが無い近さ、アングルから飛行機を眺めることができるのは、貴重な体験です。

そしてただただ、その大きさに驚くばかり。本当にこんなものが空を飛ぶんだから、面白いものです。

B737-800型機。小型でかわいい。

現在のJALの国内線フラッグシップ、A350-900型機。主翼が長い!!

真正面から。主翼の位置が思っていたよりも低いことに気が付く。

B787-8型機のお尻から。なかなかこの角度から見上げる機会は無い。

主翼。とてもスタイリッシュ。

”中型機”に分類されるが、アメリ東海岸までも飛んでいける航続距離。

見学中に、B737-800型機がけん引されて格納庫に入場。コックピットから、整備士の方が見学者へ手を振ってくれていた。

取り外されて整備中のジェットエンジンが周辺に置かれていることも

途中で滑走路に面した入口から、A滑走路眺める時間もあります。

タイミングが合えば、目の前を離着陸する飛行機の迫力あるシーンを見ることができますよ

たまたまANA機が連続する時間帯だったため、JAL機が現れず(笑)

ANAの新機材、B787-10型機の離陸シーンを見ることができました。

youtu.be

まとめ

JAL SKY MUSEUMは老若男女、とても万人受けする工場見学です。

普段何気なく見たり乗ったりしている飛行機ですが、その機材そのもの、そしてその運航を支える色々な仕事、そして日本航空の歴史を深く知ることで、空の旅がもっと楽しくなること間違いなしです!

というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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