この記事は、以下の記事の続きです!
勢いで予約した、日本航空の台北往復格安チケット。
往路をチェックインしたら、なんとビジネスクラスにアップグレードされました。
アップグレードとは関係なく、JGC会員の特典として、JALではサクララウンジの利用権があります。
またJGCは”ワンワールド・サファイア”のステイタスにもなりますので、もう一か所”キャセイパシフィックラウンジ”も利用することができます。
今回は成田空港で2か所のラウンジをはしごするお話です。
JALサクララウンジ
JALのステイタスを得てから、一度は入ってみたかった場所。それが国際線のラウンジ。
JALの国際線ラウンジには「ファーストクラスラウンジ」と「サクララウンジ」の2種類があります。
このうち、JGCのステイタスで利用することができるのは「サクララウンジ」です。*1
日本各地の空港の国内線ラウンジは幾度となく利用していますが、国際線ラウンジはこれが初めて。
噂に聞きし国際線ラウンジを味わうべく、搭乗開始時刻の約4時間前には出国審査まで済ませ、ラウンジへ入室するのです!
エントランス
イミグレを済ませると、もう目の前がJALのラウンジで、金色の鶴丸が輝いています。
この立地、さすが拠点空港は扱いが違います。
営業時間は7:00からで、食事提供は7:30~という案内板が立っていました。
時刻はちょうど7時半を回ったところ。いざ、突撃!
自動ドアをくぐると、幅の広いカウンターで受け付けているスタッフのみなさんから「おはようございます。」と挨拶をされました。
私もおはようございますと返して搭乗券を渡し、手続きをしていただきます。
国内線ラウンジは端末に自分でICやQRをタッチするだけで入室できますが、この段階からもう勝手が違いますね。
「ごゆっくりお寛ぎください」と搭乗券を戻され、いざラウンジへ!
成田の国際線サクララウンジなんて当然初めての私、どちらへ行ったら良いのかわからず、左側に足を踏み出しました。
スタッフさん「お客さま、ラウンジは右手側にお進みください。」(もちろん、にこやかに)
はい、早速やってしまいました。
そう、左手側は漆黒に輝く「ファーストクラスラウンジ」です。利用権も無いのに図々しくも上級ラウンジへ向かおうとした私にすぐ気づいてくれたのでした。
お礼を言って、その場で回れ右を決め、今度こそ「サクララウンジ」へ向かいます。
2F ラウンジエリア
出発ロビーから続くエントランスがあったのは3Fで、受付を済ませた後はいったんエスカレーターで2Fに降ります。
2Fはラウンジエリア。めちゃくちゃ広い!
椅子やテーブルも実にいろいろな種類があります。
無料で使えるマッサージチェアなんかもありましたよ。
おつまみやちょっとしたお茶菓子、パンは2Fにもありました。
うーん、お酒の種類もすごいですね。
こういうのをつまんでるくらいの方が、身の丈に合っていますね。笑
「瀬戸内レモンクリームパン」というのがあって、なるほどレモンのさわやかな風味が乗ったクリームがとても美味しかったです。
ドリンクコーナーには一般的なコカ・コーラのドリンクマシンのほかに、JALオリジナルドリンクのスカイタイムも置かれていました!
ノンアルコールドリンクも各社のものが並んでいるのが凄いですね。
3F ザ・ダイニング
多くの人が「航空会社のラウンジ」と聞いて思い浮かべるのが、”ゆったりした椅子に座れて~色んなドリンクが飲めて~美味しいご飯を食べられて~”みたいな漠然としたイメージなんじゃないでしょうかね。
私もそうですし。笑
そんな”美味しいご飯を食べられて~”の部分が、3Fのザ・ダイニングです。
2Fからおしゃれな螺旋階段で3Fに上がります。もちろんエレベーターも設置されていましたので、ご安心を!
非常に混むと聞いていましたが、まだ朝いちばんの時間帯なので、お客さんが数えるほどしかいません!わっほい!!
もちろん席はこれだけではなくて、この写真を撮っている背中側やこの奥にも別の部屋があったり、窓側にはカウンター席が並んでいました。
食事はモバイルオーダー的なものもできるようですが、これだけ空いていればカウンターで直接注文してしまった方が早いですね。
JALの国際線ラウンジといえば、言うまでも無くカレーライスが有名ですね。もう皆さん、ほぼ必ずカレーは注文しているように聞こえます。
というわけでとりあえず、カレー(小)、ベジタブルチップサラダ、杏仁豆腐をお願いしました。
スタッフのみなさんの見事な連携でテキパキと料理がトレーに並べられ、あっという間に渡されました。
JALラウンジのカレーは外で何度か食べたことがありますが、やはり美味しいですね。スパイスの芳醇な香りはありますが辛くなくて、万人が食べやすいカレーです。
お肉もゴロッとした柔らかいものが入っていて、食べ応えありです。
これをJALの飛行機を眺めながら頂くっていう体験が、なんかもう良いですね。笑
順番的には入室→3Fでこの食事→2Fでのんびりという過ごし方をしまして、ラウンジを出る直前にもう一度3Fに上がってきました。
またカレー。今度はレギュラーサイズを食べました。うーん、無料だからって我ながら卑しいですね。笑
まあまあ、JALの国際線なんてそういつもいつも利用する機会がある訳でもないので、こういう時くらいはステイタスを持っている意義を享受しておきましょう。
一緒に頼んだサツマイモの冷製スープも、甘くて濃厚でした。
シャワールーム
2Fにシャワールームがありまして、待ち人数も0と表示されていたので、せっかくですから利用してみました。
シャワールームの入り口をくぐると受付の方がいらっしゃるので、利用する旨を伝えるとカードキーを渡されました。
シャワールーム専用の受付があること以外は、羽田の国内線ラウンジと勝手は同じですね。
中はこんな感じ。トイレが併設されているのが、国際線仕様っぽい感じがしますね。
しかしペーパーホルダーがこの位置って、めっちゃ身体をよじらないといけませんやん。
ビッグボディな海外の方とか、大丈夫ですかね?笑
タオルやドライヤーはもちろん完備していますので、フライト前にさっぱりできました。
キャセイパシフィックラウンジ
初めてのJAL国際線サクララウンジ、すっかり満喫してしまいました。
搭乗開始時刻まであと1時間と少々。そろそろ今日のお目当てのもう一つのラウンジに行きます。
71番ゲート付近にあるエスカレーターで2階に降りると、キャセイパシフィックのラウンジがあります。
ものすごく静かな佇まいです。
もともとこの場所には同じワンワールド所属のアメリカン航空のラウンジがあったのですが、2020年に撤退したそうです。
”いつでも空いている”と噂に聞いていたのですが、入ってみてびっくり。
マジで「ガラガラ」です。
先客は隅でPCを叩いているビジネスマンおひとりだけでした。
これに関してはラウンジの魅力が有る無いの以前に、”ラウンジの存在が知られていない”ような気がしますね。
なんと言ったって、ワンワールド系のラウンジといえばイミグレの目の前にJALラウンジがあって、特に日本人は皆そちらに足が向いてしまうわけで、外航かつ比較して奥地にあるキャセイラウンジにまで足を伸ばしてくる人というのは、はっきり言って物好きですよね。
私も、たまたまネットで存在を知らなければ来ることは無かった訳ですし。
もうちょっと存在をPRする手段を取らないと、せっかくラウンジ運営にお金をかけているのが勿体ない気がします。
アイスクリームを食べたいときはスタッフに言ってねとのことですが、そのスタッフさんが全然フロアにいないんですよ。笑
中から話し声はするので、バックヤードにはいるんだと思いますが。そのバックヤードも扉で区切られているので、どうにも声はかけづらい。
たまたま料理のチェックに出てきた方がいたので呼び止めて、お願いすることができました。
外に常に誰かいてくれとは言わないですが、呼び鈴くらいは置いておいてくれても良いんじゃないでしょうかね。
スタッフの方の質は明らかにJALの方が上です。あちらがしっかりしすぎているだけで、比べるものでも無いのかもですが。
ちなみに、ハーゲンダッツです。言ってみればハーゲンダッツ食べ放題です。
サクララウンジでしこたま食べてきたので、ちょっとだけ。
鶏肉ときのこのお粥、ウインナー、エビシューマイ、ヨーグルト、ハーゲンダッツ(バニラ)。
ウインナーはウインナーですが、このエビシューマイが美味かったんですよ。しっかりエビがぷりぷりで。お粥の味も悪くなかった。
フードやドリンクもしっかりしているので、尚更もっとPRしてお客さんに来てもらわないと勿体ないです。
まとめ
約4時間、2か所のラウンジをはしごして満喫してきました。
国内線のサクララウンジはしょっちゅう使っていますが、同じサクララウンジという名称でも国際線は世界が違いますね。笑
成田だと朝は7:00から当日全便チェックインできますから、やろうと思えば朝から夜まであそこで過ごすこともできるってことですかね?
キャセイのラウンジも悪くなかったですが、何度も言うようにもう少しお客さんがいないと、こちらとしてもちょっと寂しくなってしまいますね。
今回はここまで。次回、JAL台北便のビジネスクラス搭乗編。
~~③へ続く。
というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
よろしければ読者登録をしていただけると嬉しいです!
*1:当日にファーストクラスを利用する場合は、もちろんファーストクラスラウンジを利用できます。