のどかな一人旅のお話。

暇さえあれば日本全国を飛んで、乗って、歩いて。そんな会社員のお話。

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日本本土四極を制覇するお話。西端:神崎鼻編②

☆この記事は、2022年の記憶を呼び起こして執筆しています☆

この記事は、以下の記事の続きです!

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博多駅近くのホテルをチェックアウトし、早朝の博多駅にやって来ました。

今日も今日とて、本土最西端を目指して青春18きっぷにハンコをもらいます。

乗り込むのは06:28発の肥前山口行き。西九州新幹線の開通と同時に、現在は江北駅に改称されていますね。

明石市を通る子午線を基準とする日本標準時ですが、日本という国は東西にも長いもので、九州の夜明けはとても遅いのです。冬の朝6時半はまだまだ真っ暗。

例えば本土の域内で比べると、1月2日の日の出は、根室市では06:17ごろですが佐世保市のは06:57ごろと、実に40分もの開きがあります。

ロングシートの通勤電車に揺られているうちに、朝日が昇ってきました。

肥前山口と早岐でそれぞれ列車を乗り継ぎ。

一路、JR最西端の駅となる佐世保駅を目指します。

空もすっかり明るくなり、佐世保に到着しました。

佐世保駅からは私鉄の松浦鉄道西九州線へ乗り換え。

もともとは国鉄の松浦線として運営されていましたが、第二次特定地方交通線に指定されたことから第三セクター鉄道への転換が決定され、国鉄がJR九州へ民営化された1年後の1988年に再出発となった路線です。

モノレールを含まない普通鉄道としては、日本最西端の地域を通る路線でもあります。

単行の気動車に揺られ、佐世保の市街地を出ると一気にのどかな風景に。

昔はさらに国鉄の臼ノ浦線が分岐していた佐々駅で下車。

ここからは路線バスに乗り換えます。

バスの時間まで少しあったので、駅前の商店できなこのおはぎを買って食べました。

西肥バスの路線バスに乗り込みます。地方のローカルバスですが、意外にも交通系ICが利用可能でした。

乗客は私一人でありました。。

まあまあな山道を経由するので距離も長く感じますが、案外乗車時間は30分ほど。

本土最西端の地の入り口となる「神崎入口」バス停で下車し、乗ってきたバスを見送りました。

ここからは徒歩で30分ほどです。

本当にこの道で合ってるのか?と思ってしまうような道をGoogle先生からナビされますが、徒歩で行こうとすると他に道が無いので、これが正解です。車道はもっと遠回りです。

ぱっと見はきちんと整備されている道ですが、この左側、木々に隠れてますけどふつうに崖ですからね。死ぬほどの高さではなかったと記憶していますが、まあ落ちれば大けがはするでしょう。

山を通り過ぎて人里に降りると既に海が間近で、あたりは漁港になっていました。

港の中をくねくねと歩くようなルートなので迷いかけますが、一応曲がるべき箇所には都度看板が立っていました。

そしていよいよ、本土最西端の地である神崎鼻がある神崎鼻公園の区域に到着!

海っぺりに整備された遊歩道を歩いていくといよいよ。。。

ここが日本本土最西端の地、神崎鼻です!!

意外とこぢんまりとしたモニュメントですね。

近くには本土四極の位置を示した広場がありました。

我ながら、なんでこんな角度で撮ったんだ?笑

ちょっと高台になっている場所から。

しかし誰もいねえ!!笑

30分ほど公園に滞在していましたが、ついぞ誰にも会わなかったと記憶しています。

訪れた本土四極の地の中で、いちばん人の気配が無かったのが最西端でした。

ちなみに対岸に見えている陸地は平戸島です。

また30分かけてえっちらおっちらと歩き、バス停に戻りました。

ずっと雨は降らない程度の曇天だったのですが、佐々駅まで戻ってくると青空が出てきました。ちょっと遅いんじゃ!笑

佐世保駅まで戻りまして、構内にある「佐世保観光情報センター」で本土四極最西端到達証明書をいただきました。

www.city.sasebo.lg.jp

最西端の佐世保市はやけに色んな場所でこの証明書を貰えます。ほかは1~2か所しか無いのですが。

窓口の方に証明書が欲しい旨を伝えると、「行ってきた証明ができる写真を見せてください」と言われたので、きちんと撮影してくことをオススメします。

食べかけで失礼。

そのあとは駅前のカフェで名物の「佐世保バーガー」を頂いてきまして。。

自由席が大行列

佐世保駅から特急みどりに乗って一気に博多へ戻ります。

もうUターンラッシュが始まる1月2日、自由席がものすごい行列になっていましたが、幸い座席に着くことはできました。

博多駅での滞在30分間でラーメンを一杯かきこんだあと。。

今度は新幹線に乗り込んで一気に東へ。

この日の最終目的地は沼津です。

のぞみから新神戸でひかりへ乗り継ぎ、静岡まで新幹線を使うきっぷを取ってあります。

たしかこの時が「N700S」の初乗車だったんですね。

静岡でひかり号を降りてご飯を食べた後、結局面倒になって三島までの特急券を買ったんですね。笑

そして沼津に着いたのは、もう22時半を回ったころ。

しかしほんの半日前には日本の本土最西端にいたというのに、その日の夜にはもう静岡県の沼津にいられるのですから、日本の公共交通バンザイです。

この日宿泊したのは「ココチホテル沼津」です。

このホテルもとってもお気に入りでして、あのあたりでは定宿と化しています。

後日、きちんと素材を揃えてきて、宿泊記を書きたいと思っています。

博多駅で購入して結局ずっと持ち歩いていた駅弁を夜食で頂いて、布団に入るのでした。

 

~~③(後日譚)へ続く。

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というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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