日本の”お金”は2種類に分類されることは皆さんもご存知かと思います。
「紙幣(日本銀行券、お札)」と「貨幣(一般には硬貨)」ですね。
このうち「紙幣」は国立印刷局が製造しています。
もう一方の「貨幣」を製造しているのが造幣局です。
この造幣局の本局が大阪市の天満にあり、一般の方も訪問することができます。
この日はふと思い立って青春18きっぷで列車に乗り、京都のホテルに泊まった翌日に造幣局を訪れました。
造幣局とは
独立行政法人造幣局(ぞうへいきょく、英: Japan Mint)は、硬貨の製造、勲章・褒章および金属工芸品等の製造、地金・鉱物の分析および試験、貴金属地金の精製、貴金属製品の品位証明(ホールマーク)などの事業を行う日本の独立行政法人(行政執行法人)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A0%E5%B9%A3%E5%B1%80_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)
寄り道
京都のホテルをチェックアウト後、JRの新快速に乗って大阪へ。京都~大阪は在来線でもあっという間です。
551レストラン梅田阪神バル横丁店
ちょうどお昼ご飯の時間ということで、以前新大阪駅で食べた「551レストラン」のセットの存在を思い出しました。
新大阪駅で降りてしまうと、そのあとまた電車に乗らないといけなくなり面倒なので、大阪駅から地下道で直結している阪神百貨店の地下にある「阪神梅田バル横丁店」を訪問しました。
ちょうどお昼時ということで10名ほどの列になっていましたが、15分ほどでカウンター席へ通されました。
ハーフの担仔麺、海老焼売3ヶ、甘酢肉団子2ヶ、春巻き1本、手作り杏仁豆腐、そして551の豚まんがセットになって1,600円と非常にお得です。
(店舗によって1,700円だったりするようです)
この担仔麺がまた美味しいんです。皆さんも大阪に行った際はぜひ!
造幣局(大阪本局)へのアクセス
JR大阪環状線の桜ノ宮駅、JR東西線の大阪天満宮駅、地下鉄の南森町駅からそれぞれ徒歩15分です。
正門の目の前に大阪シティバス(36系統)の「桜の宮橋」バス停があるので、路線バスの利用が便利かと思います。36系統は大阪駅と地下鉄の門真南駅を結び、途中で地下鉄の駅前にも何か所か停車します。
私が訪問した日は猛暑だったこともあり、とても15分歩く気になれなかったので、大阪駅からシティバスに乗り、20分ほどで到着しました。
造幣局見学
正門を入ってすぐに守衛所があり、ここで訪問目的を告げると、名簿に氏名と入門時刻を記入の上で入門証代わりのバッジを貸与してもらえます。
帰る際は、バッジを守衛さんに渡すだけでOKです。
工場見学
造幣局では、ガイド付きの工場見学を実施しています。
しかしながらこちらの工場見学は事前予約制で、1回あたりの人数も20名と非常に狭き門です。
予約受付は見学希望日の前月第3火曜日午前9時00分から前日の午後5時00分までということで、第3月曜日午前9時に翌月分の予約が一斉スタートです。
この時間にPCやスマホに張り付けないと、なかなか難しいかも知れません。
キャンセルが出ることもあるのかなと、私も前日までちょこちょこ予約サイトを覗いていたのですが、ついぞ予約することができませんでした。残念!
博物館見学
造幣局の敷地内には「造幣博物館」が併設されており、こちらは事前予約不要(ただし、10名以上の団体は要予約)で、誰でも自由に見学することができます。
館内では造幣局や貨幣の歴史、硬貨の製造工程の紹介、勲章やメダル、各国の硬貨の展示など、貨幣について非常に勉強になる内容になっていました。
新500円硬貨の製造工程が映像付きで紹介されていましたが、大人でも「ほぉ~」となりましたよ!
ミントショップ
敷地内には「ミントショップ」という売店があります。
ここでしか買えない・・のかどうかは分かりませんが、ポストカードや各地の記念コイン等が販売されています。
そして毎年発売されるのが、「ミントセット」と呼ばれる、その年発行の硬貨がセットになったものです。せっかくなので、1セット買ってしまいました。
1円硬貨、5円硬貨、50円硬貨はここ数年、このセットのためにしか製造していないとのことで、各500枚くらいしか存在していないそうですよ!
帰り道
この日はANAの「トクたびマイル」で関西空港~羽田空港の飛行機を予約していたため、関西空港へ向かいます。
関西空港は一度到着で利用したことがあるだけで、出発で利用するのは今回が初めてでした。
造幣局を見学したあとは特に予定も無く、せっかくなので関西空港で遊ぼうと思い、出発の4時間も前に到着しました。
カフェラウンジNODOKA
空港にはいわゆる「カードラウンジ*1」というものがありますが、関西空港を国内線で利用する場合は。空港に隣接している「エアロプラザ」の中にある「カフェラウンジNODOKA」というラウンジが対象です。
オープンラウンジがあったりブーススペースがあったり、フリードリンクはもちろんフード(有料)の提供があったりと、PCや漫画を置いていないネットカフェ?のようなスペースです。
お金を支払って利用することもできるし、カードラウンジとして利用する場合は、航空チケットと対象になるクレジットカードを提示すると2時間無料で利用することができます。
サンマルコ関西国際空港店
商業スペースも充実している関西空港。
フードコートに「サンマルコ」が入っており、カレーをいただきました。
とてもオーソドックスなカレーで食べやすく、カツも揚げたてで美味しかったです!
帰りの飛行機
カレーを食べた後はスターバックスでコーヒーを飲んだり、そんなこんなしているうちに搭乗時刻になりました。
21:00発のANA98便、関西から羽田への最終便です。
大阪から羽田への空路と言えば基本的には伊丹が主ですから、こちらの機材は小型のB737型機。
特にトラブルも無く、おおむね定刻の22:15に羽田空港に到着しました。
沖止めでターミナルまでバス移動だったことから、乗れるかなと思った電車は行ってしまい、この日は最終電車での帰宅となりました。
というお話でした。
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*1:対象になるクレジット会社のゴールドカード以上を保有していると利用できる