この記事は、以下の記事の続きです!
沖縄旅行2日目、つまり最終日!
この日はホテルを出発して、今回の旅行で一番の目的である美ら海水族館へ向かいます。
JALのダイナミックパッケージを利用した沖縄旅行、タイムセールの「びっくりオプション」を駆使しており、この日のチケットもオプション手配しました。
「美ら海水族館」の入館料と「ナゴパイナップルパーク」の入園料がセットになって600円という、なんだかもう訳の分からない価格設定のオプションを購入しました。
本来はそれぞれ2,180円、1,200円します。昨日のハンバーガーといい、お得とかいうレベルじゃありません。
ただし、ナゴパイナップルパークの受付で両方の入館券に引き換える必要があるという条件が付いており、美ら海水族館だけを利用することは不可能です。
体のいい「パイナップルパークの販促オプション」ですが、この施設があまりにも面白すぎました。笑
ホテルを出発して、一路パイナップルパークへ!
今回の沖縄旅行では「レフ沖縄アリーナbyベッセルホテルズ」を利用しました。
▼「レフ沖縄アリーナbyベッセルホテルズ」宿泊記▼
美味しい朝食ビュッフェで一日のエネルギーをチャージして、いざ出発!
前日の曇り空から一転、きれいに晴れ渡りました。くそう、前日がこのお天気なら、綺麗な夕陽を眺められただろうに。。
ホテルからパイナップルパークまでは、高速道路を走って一時間かからないくらいの距離。美ら海水族館への通り道にあるので、なんなら当初は「水族館の入館券に引き換えたらそのまま水族館に行っちゃおうか」くらいの浅はかな考えを持っておりました。
途中の伊芸サービスエリアに立ち寄って休憩。日本最西端かつ最南端のサービスエリアです。なお、サービスエリアと称してはいますが、ガソリンスタンドはありません。*1
下り線の施設に向かって右手側に「サミット開催記念広場」というものが設けられていました。九州沖縄サミットも、開催から四半世紀が経つのですね。
こうして見ると、沖縄本島ってデカイんだなあと改めて思いますね。日本列島を構成する島のうち、本土四島を除くと択捉島、国後島に次いで3番目の面積を有する島です。つまり、そもそもが大きい島である上に、南北に細長い形状をしているので、移動しているとなおさら広く感じる訳ですね。
「ナゴパイナップルパーク」が面白すぎた!
そんなこんなで、パイナップルパークに着きました。おおよそ開園時間に合わせて来たので、この時点で駐車場に停まっていたのは観光バスが2台と自家用車が10台ほど。ナンバープレートを見ると、ほとんど「わ」ばかり。レンタカーです。
受付からは「ポッポッポッポ、ポッポポ、パイナップ~ル♪」という非常~~~~~に耳に残る、中毒性の高いテーマソングがエンドレスで流れています。
受付で入園チケットを受け取るとそのままの流れで、園内へ向かう「パイナップルトレイン」に乗せられてしまったので、これはもう楽しんでいくほかありません。
パイナップルトレイン
たまたまタイミング良く?われわれ2人だけを客車に乗せて出発。
園内へ連れて行ってくれるのかと思いきや、よく分からん森の中を一周して元の場所に戻ってきました。ただの遊覧走行かよ!笑
と思いきや別のルートに入り、今度こそ園内へ連れて行ってもらえるようです。
それにしてもこのパイナップルトレイン、めちゃくちゃ揺れる!!!
ガタガタ・・とかいう可愛いレベルでなく、道路の凹凸に合わせてガッタン!ガッタン!と上下左右に揺さぶられます。たぶん路面の整備もそこまで気を使われていない上に、客車の部分はサスペンションが付いていない簡易な造りなのでしょう。
あまりの豪快な揺れっぷりに、2人で爆笑していました。あそこまで揺れると、逆に笑えてしまいます。
パイナップル号
動線のままに先へ進むと、「パイナップル号」なる自動運転の乗り物で、園内を見て回ることができるようです。
乗り込む前に、モニュメントの前でカメラマンに呼び止められ、強制的に写真撮影。この施設、スタッフの皆さんの”押し”がかなり強いので、こちらのノリの良さも求められます。「強制写真撮影スポット」がたびたびあったので、ぜひ2名以上で訪れることを強くオススメします。
YAMAHA製の自動運転カートで園内を散策。アクセルもブレーキも、ハンドルも触れる必要はありません。乗っているだけでOKです。ガイド放送付きですから、至れり尽くせり。
途中2か所ほど、このように強制写真撮影スポットが現れます。
植物園
パイナップル号の終点に到着すると、まずは強制撮影された写真の即売会が行われています。ディズニーのスプラッシュマウンテンとか、インディ・ジョーンズの出口でやってるようなアレです。思い出に買っていくのも良いでしょう。
その先は植物園エリアになっていて、先ほどカートで見て回ったエリアの一部を、今度は徒歩でじ~~~っくり見て回ることができます。いろんな南国植物が植わっていて、意外と面白いですよ。
ちょこちょこ、ニッコニコのシーサーが佇んでいて、フォトスポットになっています。
ちょうど修学旅行なのか校外学習なのかの学生団体と同じタイミングになっていたのですが、それはもう楽しそうに記念撮影しておられました。
途中できれいな蝶や大き目のトカゲを見かけたりして、本州では見ない生き物に「お~っ」ともなったものです。
この蝶は「オオゴマダラ」といって、「沖縄県の蝶」に指定されているそうです。
Dinosaur Adventure Tour(ダイナソー・アドベンチャー・ツアー)
さらに先へ進むと、突如タイムスリップしてしまいました。
「恐竜たちがパイナップルパークへ遊びに来たので、保護しています」という設定のようです。
この恐竜というのが、また意外と造形がリアルなんですよ。首や口を動かしてますし。
ディズニーランドの「ウエスタンリバー鉄道」で最後に入るトンネルの中で見る恐竜くらいのクオリティはあります。あっ、”あそこで見たことは内緒ですよ”って友蔵じいさん*2に言われてましたっけね。聞かなかったことにしてくださいませ。
ブラキオサウルスはちゃんとデカい。
ティラノサウルスなんかは厳つい顔をしている上に”ギャアギャア”と鳴いているので、なかなかの威圧感です。
そして最後、恐竜バンド隊が、パイナップルパークのテーマソングを演奏していました。
このテーマソングの中毒性がマジでヤバいです。パークを出てからも、延々と口ずさんでしまいますよ。
お土産ショップ
このパーク、商魂がものすごく逞しい。動線の中にショップやカフェを入れ込んでくるんです。そこを通らないと次のエリアに行けない訳ですね。笑
ひと通り見て回った最後のショップは規模も大きく、色んなものが売ってました。
メインキャラクターは「パピマルくん」というそうですが、なかなか可愛らしいぬいぐるみを売ってるではありませんか。
もちろんちゃんと、パイナップルも売ってます!!
これを買っても、持ち帰るのがなかなか大変そうですね。宅配を頼むしかなさそうです。
まとめ
完全に「美ら海水族館のオマケ」程度の感覚で訪れたわれわれですが、もうめっちゃくちゃ楽しんでしまいました。
なんかこう、ディズニーランド的な面白さではなくて、”すごくちゃっちいけど、皆さんの努力や工夫が伝わってきて、頭を空っぽにして訪れるとめちゃくちゃ楽しめる”というか、そんな施設だなと思いました。
ここへやって来るのに、パイナップルについての知識だとか、南国植物に対する見識だとか、そんなものは一切、い~っさい必要ありません。ただ単純に、目の前の光景、地面から感じる感覚、耳に入ってくる音を楽しんでください。さすればきっと、心の底から笑顔になれる場所ですよ。
~~④へ続く。
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