「フレッサイン」は相鉄ホテルズが運営するホテルの中で、駅近のビジネスホテルスタイルの施設ブランドです。
相鉄ホテルズは、名前そのまま相鉄*1グループに属するホテルチェーンで、関東地方の準大手私鉄のひとつである「相鉄」の名を日本全国、さらには海外にも轟かせている一大チェーン。
2022年、東北地方で初めての相鉄系ホテルとして「相鉄フレッサイン仙台」がオープンしました。
今回は唐突に仙台旅行に行った折、相鉄フレッサイン仙台に宿泊したお話です。
アクセス
最寄りはJR仙台駅です!
西口を出て5分ほど歩いた場所にあります。
大通りから一本曲がるだけなので、迷うことはないでしょう。
公式ホームページに仙台駅からのアクセスが写真付きで案内されていますので、ぜひ参考にしてください。
駅からホテルまでの道すがらにはファミリーマート、セブンイレブン、スターバックスがありました。
その他、飲み屋さんも多数です。
ロビー
フロント
チェックインとチェックアウトは基本的にセルフ対応になっています。
入口正面にチェックイン機が3台設置されているので、予約情報を入力してチェックインが完了するとルーム情報とカードキー、朝食券が出てきます。
スタッフの方も横にいらっしゃるので、分からないことがあればすぐに教えてもらえると思います。
こちらのホテルの特徴として、精算はすべてキャッシュレス決済で行います。現金での支払いは一切できませんので、注意してください。
チェックインは15:00、チェックアウトは11:00です。相鉄ホテルズクラブの会員になるとチェックイン14:00、チェックアウトは12:00にすることができます。会費もかからないのに、太っ腹ですね。!
私は今回JR東日本の”びゅうダイナミックレールパック”で予約したのですが、「びゅう限定プラン」ということでチェックアウト12:00の特典付きでした!
貸出備品
「セルフレンタル」の棚が設置されていて、以下の5点は棚から自由に借りていくことができました。
- 充電器
- ヘアアイロン
- カールドライヤー
- 電気スタンド
- スチーマー
この日は22:00ごろにチェックインしましたが、一応どの機器も揃っていました。
ヘアアイロンやカールドライヤーもホテルで借りることができるのは、女性にとっては嬉しいのではないでしょうか。
アメニティバー
昨今の例に漏れず、客室にはアメニティが置かれていません。
エレベーターホールの前にあるアメニティバーから必要なものを取っていくようになります。
日焼け止めやヘアワックスまであるのは珍しく感じました。
客室に用意されているのはマグカップだけなので、コーヒーやお茶を飲む方もここからインスタントの粉を取って行きましょう!
エレベーター
エレベーターは3基ありました。
客室階のボタンを押す際は、センサーにカードキーをタッチする必要があります。
館内設備
2階にコインランドリー、自動販売機、製氷機、電子レンジが設置された部屋があります。
電子レンジは2台ありました。
コインランドリー
ドラム式のコイン洗濯機が3台設置されていました。
乾燥までそのままやってくれるので、ドラム式のランドリーは嬉しいですよね!
しかも、100円玉以外にSuica等の交通系IC、nanaco、楽天Edyといったキャッシュレス決済にも対応しています。これはありがたいですね。初めて見ました。
自動販売機
アサヒのソフトドリンクとアルコールの自動販売機が1台ずつ設置されていました。
客室(スタンダードダブルルーム)
今回は一番オーソドックスな「スタンダードダブル」を利用しました。
一名利用で予約する場合は「スタンダードシングル」という表記での予約になりますが、実際に利用する部屋はこちらになります。
ベッド
全米シェアナンバーワンという「シーリー」製のベッドが全室に設置されています。
方々のホテルに泊まっていると、色んなベッドメーカーの名前が頭に入ってきますね。一番印象に残っているのは「シモンズ」です。笑
身長が180cmを超えてくる方は、斜めに寝転がらないと足が飛び出ます。
(179cmの私でギリギリだったので、そういうサイズ感です)
ベッド下はスペースになっているので、キャリーバッグ等を収納できそうです。
枕元には室内照明のスイッチとコンセント、USB-Aポートが一口ずつです。
ダブルですから2名での利用シーンもあると思いますが、コンセントもう一口はデスクにコードを伸ばすしかなさそうです。
ベッドライトだけでなく、ルームライトも調光可能なものでした。ルームライトを一番暗くして他を全部消す、という設定が一番丁度良く眠れました。
デスク
デスクはお世辞にも広いとは言えませんでした。必要最低限ですね。
左端に電気ケトル、その下の隠れて見づらい場所にマグカップとゴミ箱が設置されています。
ユニットバス
大浴場はありません。
部屋のユニットバスはビジネスホテルとしては標準的なサイズですね。
バスタブは足を伸ばすことはできない大きさ。
アメニティは花王のもので、ドライヤーはKOIZUMIのマイナスイオンドライヤーが設置されていました。
トイレはウォシュレット付きで、壁とのスペースが広く使いやすかったです。
テレビ
テレビはベッドの正面に壁掛けで設置。
スマート機能対応で嬉しいですね!
裏側にHDMIを挿すことができるケーブルがありました。
コインランドリーの使用状況や朝食会場の混雑状況もテレビで確認することができます。
その他
部屋に入ってすぐ右手に冷蔵庫があります。ドアを開けてすぐにところに冷蔵庫があるのは、ちょっと珍しいですね。
電源は初めから入っており、比較的奥行きがあるタイプでした。
また、冷蔵庫の上は荷物置きのスペースになっており、コンセントも設置されていました。
入口の左手には姿見とハンガー掛け。ハンガーは6本ありました。
使い捨てスリッパもここに設置してあります。
避難経路図の横に、簡易の防災頭巾が設置されていました。
これ良いですね、色んなホテルに広まってほしいです。
朝食ビュッフェ
営業時間は6:30~10:00(最終入店9:30)とやや長め。
ひとり1,200円で、フロントで朝食券を購入すれば外来利用もOKです!
地産地消をテーマに、仙台の地元食材を多く使ったメニューが並ぶビュッフェでした。
クオリティとしては可もなく不可もなくですが、1,200円の朝食ビュッフェにしては種類も豊富で郷土料理も多数あり、すごく頑張っていらっしゃると感じました!
まとめ
このあとはレイトアウト特典を享受し、12時までごろごろして過ごした後、キリンビール仙台工場の工場見学へ向かいました。
オープンから間もないため、施設が全体的に綺麗で好印象なホテルでした。
支払いが現金不可でキャッシュレスのみ、チェックイン/チェックアウトは基本的にセルフ端末で行うようになっていたりと、時代の先端を行っているなと感じました。
でも端末の扱いに迷っているお客さんにはスタッフの方が積極的に声をかけていましたし、チェックイン時に少しスタッフの方と接するタイミングがありましたが、温かい接客を感じましたよ。
仙台駅からは少しだけ歩きますが、お値段もリーズナブルで会員特典も魅力的なホテルでした!
というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
よろしければ読者登録をしていただけると嬉しいです!
*1:相模鉄道