小学生の時分、何度か海外へ家族旅行に連れて行ってもらったことがあります。
そのときに母親が言っていたことで今でも記憶に残っているのが、「サービスが良い航空会社はキャセイパシフィックとシンガポール航空だよ」というもの。
今になって思うと、どう考えても両者とも乗ったことないんですよ、わが母。なのに何故そんなことを言っていたのかと先日問うてみましたら、「そんなこと言ったっけ」と、そもそも発言自体を忘却していました。いや、絶対言ってたよ。
まあそんな幼い頃の記憶もあって、今でもおいらの頭では「キャセイパシフィックとシンガポール航空はサービスが良い会社」として認識されているわけですが、やはり一度乗ってみないことには、良いも悪いも言えないとしたもの。
今回、シドニーに向かうにあたって、ANAのマイルを使ってスターアライアンス特典航空券を手配する際に、シンガポール航空という選択肢が出てきました。
今こそ、幼き日の母の発言の真偽を確かめんということで、初めてのシンガポール航空、それも福岡空港から出発する国際線という、今後経験するチャンスがあるか分からない便に乗ってきました!
福岡空港の国際線ターミナルへ


前泊した「ベッセルホテル福岡貝塚」で朝6時からの朝食ビュッフェをいただきました。ご当地グルメ満載、特にその場で焼ける「焼きカレー」がベリーグッドでした。

さあさあ、急いで福岡空港へ。ホテルから空港までは30分ほどで到着。
今日は国内線ではなく、国際線です。福岡空港の国際線はターミナルが離れているので、これまでその雰囲気を感じる機会が無く、おいらの中ではすっかり「国内線基幹空港」のイメージですが、ちゃんと国際線あるんですよ。
地下鉄の福岡空港駅から、国際線ターミナルの案内に従って歩を進めると、連絡バス乗り場に辿り着きました。
これあれですね、連接バスというやつです。実物を見たのは初めて。
国際線も朝の出発ラッシュといったところなのでしょうか、バスは満員で積み残しもあります。5分おきくらいでどんどん来るようです。

国際線ターミナルは駐機場や誘導路、滑走路を挟んだ反対側にあり、直下を通る地下道は無いので、空港敷地の外周をグルッと走って行きます。そのため、10分少々かかったでしょうか。
旅客だけでなく、空港の職員さんもこのバスで移動されているようです。

初めて足を踏み入れた、福岡の国際線ターミナル!えっ、こんなに規模大きいんですか!?
勝手な想像で、新千歳の国際線エリアくらいの規模感だと思っていたので、セントレアくらいありそうなスケールに驚きました。

忘れないうちに、JAL PLAZAの売店に立ち寄って、福岡空港の御翔印を購入。
福岡からは日本航空の国際線は飛んでいませんが、JALの売店はあるのが面白いところ。
シンガポール航空にチェックイン

シンガポール航空はEカウンターが割り当てられていました。
利用するSQ655便は09:45発で、チェックインカウンターのオープンは2時間半前の07:15のようです。
エコノミー利用の場合は、”キヨスク端末で発券の上、セルフバゲージドロップを利用するように”という看板が立っていました。
ところが、乗り継ぎがあるためか、キヨスク端末では発券できず、カウンターに行くようにという表示が出て、たらい回しになってしまいました。笑

ということで、シンガポール経由でシドニーまで通しでチェックインしていただきました。荷物もシドニーまで通しで預かっていただいています。
シンガポール航空はご存知のようにスターアライアンスのメンバーですが、カウンター業務は日本航空のグランドスタッフの方が対応されていました。アライアンスパートナーである全日空じゃないんですね。
シンガポール航空は、クリスフライヤーに登録して番号を航空券に紐づけておくと、機内Wi-Fiを無料で利用することができます。おいらも、カウンターでクリスフライヤーの番号を紐づけてもらったのですが、その際にANAの番号に上書きになっちゃいました。なので、ステータス情報が無くなって平会員状態です。笑
一応と思って、ステータスカードを財布に入れてきておいて良かった。ラウンジを利用する際の御守り。
ラウンジ福岡


保安検査と出国審査を経て、制限エリア内へ。免税店も結構たくさんありますね。

福岡は航空会社ラウンジがありませんので、「ラウンジ福岡」が各社の指定ラウンジになっています。また、プライオリティパスでも利用可能。

それほど広いラウンジではありませんが、ミールやドリンクは割と充実しているように感じました。
さきほどホテルでばっちり朝ご飯を食べていますので、ヨーグルトとお茶だけいただきました。笑
初めてのシンガポール航空便に搭乗!

53番搭乗口にて、出発時刻の30分前から搭乗が始まりました。
前述のように平会員状態なので(笑)、グループ4で搭乗。

機材は胴長がスタイリッシュなB787-10。
色んな所で目にしてきたあの塗装、ついに初搭乗と思うとワクワクしますね。
シート

アブレストは3-3-3の9列配置。2-4-2のJALなんかと比べたら、気持ち狭めですね。

シートにはブランケットと枕が用意されていました。おいらはずっとクッションとして抱えてました。笑

膝の前は拳2個くらいですかね。おいらは足を組むのはちょっとキツかったです。この辺も、やっぱりJALの方が広いなあと感じます。


個人画面の下にはUSB-Aの電源と小物入れ、ドリンクホルダー。
この小物入れ、フライト中は何かと便利でした。笑

テーブルを出すと、ミラーが付いていました。この状態から手前側にもう一段階折れますので、角度も付けられます。
サービス
ちょうど朝のラッシュも落ち着いて来る時間帯。定刻で出発し、スムーズに離陸。
ビジネスに1名、エコノミーに2名で合計3名の日本人CAさんも乗務されています。
ベルトサインが消えると、すぐにあっつーーーいミニおしぼりが配られました。
おいらが座っている左後方のエリアを担当しているCAさんは男性でしたが、この方のサービスが心地よいのなんの。

それから程なくして、スナックの小袋が2つとソフトドリンクのサービス。
謎のピリ辛豆菓子とおかきの詰め合わせですが、割と好きでした。

その後は断続的に揺れが続いて、ベルトサインが点いたり消えたりという状態だったため、サービスが一時中断。
マニラのあたりまで来て、ようやくお食事タイムになりました!
この便では和洋の選択で、和食が豚の角煮、洋食がローストチキンでした。今回はローストチキンを選択。
柔らかくてタレの塩梅も良く、とても美味しかったです。なんか、付け合わせの方が多いような気がしますけど。笑
左上のお蕎麦は小鉢にたっぷり盛り付けられているので、めんつゆを絡めるのに一苦労。でも、わさびに刻み海苔も付いてきて、GOODです。
シンガポール航空の機内食が美味しいのか、それとも日本で調製している機内食だからなのか、ちょっとこの一度だけでは判断できませんが、今回の機内食については非常に高評価です。
食べ終えてちょうど良い頃合いに、これまた丁度良い具合に柔らかくなったハーゲンダッツのアイスクリームも配られました。この気遣い、良いですね!

シンガポール航空のドリンクといえば、「シンガポール・スリング」。エコノミーでも頼めると聞いていたので、せっかくですからお願いしました!
ジンをベースにして、チェリーやレモンでトロピカルなフレーバーを加えているカクテルです。うーん、飲んでみると南国を感じます。笑
周囲で全然頼む人がいなかったので、ほんとにエコノミーでもお願いできるのかしら。。?と若干不安になりながら注文したのですが、それもそのはず、周囲は修学旅行生の団体でした。笑

食事サービスのあとは、減灯されました。
日本とシンガポールの時差はたったの1時間、朝の10時発でバリバリの昼行便ですから、寝ることなくずっと映画を観て過ごしていました。
シンガポールに到着!

シンガポールには30分ほど早着。
朝は気温が氷点下の福岡にいましたが、常夏と言ってよいシンガポールの気温はなんと30℃オーバー。自律神経が悲鳴を上げてしまう。笑

ということで、経由地であるシンガポールに到着しました!
約8時間のトランジットののち、深夜便でシドニーへ向かいます。

シドニーへ向かう飛行機は、これまた初めて乗るA380を使用する便です。それもまた、ウキウキですね。
初めて乗ったシンガポール航空、たしかに噂に違わぬサービスレベルを体験することができました。機内食も美味しかったですし。
何より、シンガポール航空は機材が常々新しい点も良いですよね。平均的な機齢が一般的な会社の半分程度なので、機材の新しさというポイントでは世界でも群を抜いている会社です。
母が言っていたうち、シンガポール航空は確かにサービスが良いことが分かりましたので、今度はキャセイパシフィックにも乗らないとですね。笑
では、トランジットタイムが8時間ありますから、少し街に繰り出すことにいたします!