- インタウンチェックインについて
- 利用可能な駅と時間帯
- インタウンチェックインを利用可能な航空会社
- 条件を満たしていても、インタウンチェックインを利用できない場合
- 台北駅のインタウンチェックインを利用してみた!
- 使ってみた感想
インタウンチェックインについて
桃園国際空港から出発する便について、一部の航空会社ではインタウンチェックインサービスを実施しています。松山空港を出発する場合は利用できませんので、ご注意ください。
桃園空港MRTの台北駅、もしくは新北産業園区駅にて実施されており、出発時刻の3時間前まで利用することができます。
インタウンチェックインをすることで、荷物を預けた身軽な状態での移動が可能になるほか、出発便が遅い時間帯であれば街中の観光も可能になりますね!
利用可能な駅と時間帯

桃園空港のインタウンチェックインは、桃園空港MRTの一部の駅で行われています。
- (A1)台北駅 06:00~21:30
- (A3)新北産業園区駅 09:00~16:00
利用可能なのはいずれも、対象航空会社の当日のフライトかつ出発時刻の3時間前までです。
インタウンチェックインを利用可能な航空会社
桃園空港発であればすべての航空会社で利用できる訳ではなく、インタウンチェックイン利用可能な航空会社は限られています。
大手キャリアでも、例えば日本航空などでは利用できません。
また、駅によっても利用可能な航空会社が異なります。
(A1)台北駅でインタウンチェックインが可能な航空会社
日本路線がある航空会社
- (CI)チャイナエアライン
- (BR)エバー航空
- (JX)スターラックス航空
- (CX)キャセイパシフィック航空
日本路線が無い航空会社
- (AE)マンダリン航空
- (B7)ユニー航空
(A3)新北産業園区駅でインタウンチェックインが可能な航空会社
日本路線がある航空会社
- (CI)チャイナエアライン
- (BR)エバー航空
- (JX)スターラックス航空う
- (IT)タイガーエア台湾
日本路線が無い航空会社
- (AE)マンダリン航空
- (B7)ユニー航空
以上のように、キャセイパシフィックは台北駅、タイガーエアは新北産業園区駅でのみ利用可能になっています。
条件を満たしていても、インタウンチェックインを利用できない場合
締め切り時刻や利用航空会社が合致していても、以下の場合はインタウンチェックインを利用できないため、通常通り空港カウンターでの手続きが必要です。
- 12歳未満の子供のみでの利用
- 団体旅行での利用
- ペット輸送を伴う
- 大型手荷物(縦・横・高さの合計が158cmを超える、もしくは最も長い辺の長さが70cmを超える)がある
- 段ボール箱、傘、リュックやトートバッグなどの柔らかい手荷物、車いす、ベビーカーの預け入れがある
- 航空券で定められた個数や重量を超過する手荷物がある
台北駅のインタウンチェックインを利用してみた!
今回は桃園空港を15:20に出発する、エバー航空の196便を利用します。
時刻、利用航空会社ともに条件を満たしているので、台北駅でのインタウンチェックインを利用してみることにしました。
台北駅での実施場所

台北駅から桃園空港MRTへの乗り換え通路を歩いて行くと、途中からインタウンチェックインを示すサインが出てきますので、それに従って地下へ。


割と歩いたところで、それらしきものが目に飛び込んできます。
ちなみにですが、MRT松山新店線の北門駅からも、連絡通路を通って同じ場所に来ることができます。
以前は航空会社のカウンターもあったそうですが、現在は基本的にセルフ操作になっています。アシストしてくれるスタッフの方は立っています。
私が利用した際は他に利用者が一人しかおらず、何も言わずとも親切に手取り足取り、手助けしてもらえました。笑
搭乗券を手に入れる

インタウンチェックインを利用するにあたって、まず搭乗券を入手する必要があります。
こちらに並んでいるキオスク端末で発行するか、オンラインチェックインを利用することで入手が可能です。
この時は、エバー航空ではキオスク端末が利用不可になっており、”オンラインチェックインで搭乗券を入手するように”という立て看板がありました。
バゲージドロップで荷物を預ける

係員の方にパスポートと搭乗券を見せると、バゲージドロップのエリアに通してもらえます。
日本の空港でも見るような機械が並んでいますので、自分で操作して手荷物タグを発行し、荷物に装着して預ける流れです。

端末の操作画面は日本語も選択できますので、心配無用です。
- 荷物をセットする(日本の空港と違って、奥に付けないようにと言われました)
- パスポートと搭乗券を読み込ませる
- 手荷物タグが発行されるので、荷物に装着する
- 「確認」ボタンを押すと、シャッターが降りて荷物が流れていく
- 手荷物引換証が発行されるので、受け取る
という流れです。日本の空港と同じですので、使ったことがあれば迷うことは無いかと思います。
私の場合、パスポートと搭乗券を読み込ませたあとは、世話好きそうなおっちゃんスタッフが横から出て来て全部やってくれました。笑
X線検査の結果を確認する

これは、日本の空港では無い手順です。
荷物を預けた後、係員の方に”ここで待つように”と指示されるので、従いましょう。
預けた荷物がX線検査を通る様子が上部のモニタに映りますので、注視してください。
自分の荷物がモニタに映って10秒経ってから、右下と左下に写っている端末に、手荷物引換証に印刷されているバーコードをスキャンします。

特に問題無ければ、その旨が表示されますので、それを確認してようやく手続き完了です!
空いていれば、おそらく係員の方が「はい、スキャンして~」と言ってくれます。
使ってみた感想
条件を満たしていたので、物は試しと思って、今回は利用してみました。
確かに手荷物を預けた状態でMRTに乗れるのは利点ですが、まあ機内持ち込みサイズのキャリー1個程度であれば、素直に空港に行ってカウンターで預けてしまう方が、何かと楽かなとも感じました。
このインタウンチェックインはあまり認知されていないのか、あまり利用者が多くなく、空いていることが多いそうです。
チャイナエアライン、エバー航空、スターラックス利用の場合は、桃園空港では常時チェックインカウンターが開いていますので、基本的にそこまで混雑していることも無いかと思います。
一方で、キャセイパシフィックの場合はオープン時間帯が限られているので、桃園空港のカウンターは混雑しやすく、台北駅でチェックインしてしまう利点は大きいかもしれません。
また空港にすぐ移動するのではなく、その後台北の街を観光する場合には、メリットが大きいと思います。
コインロッカーに荷物を預ければお金がかかりますし、ホテルに預けても引き取りに行く手間があります。しかし、インタウンチェックインを利用して航空会社に預けてしまえば、身軽に遊ぶことができる上に、そのまま空港に直行できますし、余計な費用もかかりません。
利用する航空会社の縛りがありますが、条件が合う際は是非一度使ってみてください!
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