当日宿泊していた際にリアルタイムでちらっと投稿したのですが、先日クアラルンプールに行った際に、リッツカールトンに宿泊してきました。
クアラルンプールのリッツカールトンは「世界一安く泊まれるリッツカールトン」としてその界隈では有名らしいのですが、私はマリオットホテル修行まではしていないため、そんなことはつゆ知らず。
「おっ、全然手が出る値段であの名高いリッツカールトンに泊まれるのか~」程度の動機で予約してみたのですが、いやあ素晴らしい経験をさせていただきました。
正直世界が違いすぎて、あまり詳しいレビューはできませんが、備忘録的に宿泊記を残しておこうと思います。笑
エントランス
最寄りのモノレールの駅から歩いて5分ほどの場所にありました。
この一帯はリッツカールトン、JWマリオット、ウェスティンと高級ホテルが勢揃いです。
車での乗りつけるのが当然なのか、ホテルのエントランスに続く歩道がありません。笑
あいにくの雨が降りしきる中、車道の端を縮こまりながら歩いて行って、なんとか辿り着きました。
ドアマンの方が訝し気にこっちを見ているのには気付いていたんですが、おいらが傘をしまってドアに手をかけた瞬間、「I'm sorry, good evening, sir!」と謝りながら飛んできました。笑
ロビーでの対応も、なんかもう自分レベルの経験では太刀打ちできない素晴らしいもので、自然と背筋が伸びてしまいました。
何より、当然すべての会話が英語なんですよね。人並みには話せるつもりでいますが、マレー訛りなのもあって3分の1くらいは何言ってるのか聞き取れませんでした。笑
まあ足りない部分は愛想でなんとか取り繕って、デポジットの支払いも済ませてチェックインを終えることができました。
ちなみに、クレジットはJCBも使えるという情報を見ていたんですが、通りませんでした。マスターカードも持っておいて良かった。
客室(デラックスキングルーム)
ベルボーイのお兄さんが部屋まで荷物を運びながら案内してくれました。
このお兄さんがなかなか気さくな方で、フロントのカッチリした方よりも話しやすかった。日本人のお客さんも多いようで、少しばかり日本語も分かるようでした。
フロントで、「さっき着いて明日帰る」という会話をしたのですが、それを覚えていたようで、「一泊だけで帰るって本当に!?荷物が軽いから運ぶのも楽だよHAHAHA!」みたいなジョークをかまされました。笑
チップのひとつも渡したいくらいでしたが、あいにく現金を両替していなかったので、すまん。
で、部屋に足を踏み入れたんですが、超広い!!やばーい!
テーブルの上にはデコレーションチョコレートが置いてありました。メッセージカード付き。
テレビを見れば、名前入りでウェルカムメッセージが表示されていました。
スマート機能は付いていなかったので、YouTubeやNETFLIXなどは見られません。
テレビの前に置いてあるミネラルウォーターのボトルは、もちろんサービス。ベルボーイの方が「足りなかったら言ってもらえればすぐに持ってくるよ」とのことでした。ちなみに、マレーシアの水道水をそのまま飲むのは非推奨です。
ミニバー。これは有料です。飲んだらレシートにチェックを付けて、チェックアウト時に精算。
コーヒーマシンは無料。カプセルがなんと3種類2個ずつで計6個も。一人部屋でこんなにたくさんカプセルが用意されているのは、初めての体験です。笑
広々キングサイズベッド!キングサイズに一人で寝るのって、最高の贅沢ですよね。笑
バスルーム、超広い。明るい。そして、大理石!なんだこりゃ、世界が違うぞ。
バスタブはそこまで広くなくて、まあ足は伸ばせるかなくらい。バスソルトが当然のように備え付けられているのは流石。
どこのブランドなのかはよく分かりませんが、アメニティグッズはしっかり箱に入った物が用意されていました。
いやしかし、以前台北のロイヤルニッコーやランディス台北に泊まった時にも感じましたが、こういうだだっ広い部屋を一人で贅沢に使うというのも、それはそれでなんだか落ち着きませんね。結局、東横インみたいな方が身の丈には合っている。笑
朝食ビュッフェ
今回はメンバー限定プランで、朝食ビュッフェが付いていました。
入口にはスタッフの方が3人くらい待ち構えていて、部屋番号を伝えるとすぐに席に連れて行っていただけました。
割とコンパクトなビュッフェカウンターですが、陳列に気合が入っています。
奥にはチョイスしたフルーツをそのままスムージーにしてくれるカウンターなんかもありました。
マレー料理もたくさん並んでいます。マレー料理の知識はゼロなので、何が何だか分かりませんが。笑
これはロティというやつですかね?
クロワッサンがさっくさくでめちゃ美味しかったですね。
エッグステーション。目玉焼き、オムレツ、エッグベネディクトを作ってもらえます。
ベーコンやソーセージもここに並んでました。
エッグベネディクトを頼んだんですが、ここのベーコンを当然のようにトッピングに浸かって行ったのはちょっと笑いました。
マレー料理のひとつも取ってこいよと思われてしまいそうですが、いただきます。
コーヒーか紅茶はスタッフの方が持ってきてくれます。
オレンジジュースは冷蔵庫から持ってきたんですが、どうもコップが見当たらなかったもんで、お行儀悪く直飲みしてしまいました。ちゃんと探せなかっただけかも。
エッグベネディクト、おいっし~~~い!とろとろです。
隣の席に座った男性が、めっちゃ話しかけてくるんですよ。聞くにフィリピン人だそうな。「盛り付けがきれいな朝食だね!」と唐突に褒めてくれたんですが、そうだろうか。。
日本人だというと、「俺は札幌、東京、京都、福岡に行ったことがあるぞ。キミは行ったことあるか?」とドヤ顔で聞かれたんですが、逆に日本人の私が行ったことないと思うか?笑
いやしかし、たまの海外でこうして気さくに話しかけてくれる人がいると、なんだか楽しくなりますね。一応人並みには英語の勉強をしておいた良かったと思える瞬間です。
まとめ
今回は「リッツカールトン」の名前だけ見て、おっ、あの有名なホテルに2万円ちょいで泊まれちゃうのか、と思って予約をしました。
「世界一安く泊まれるリッツカールトン」という二つ名を知ったのは、そのあとでした。東京のリッツカールトンとか、平気で10万円以上するんですね。
こういう高級ホテルに泊まると、こちらも自然と背筋が伸びてしまうというか、紳士的に振舞おうと意識してしまいます。
チェックアウト時、エレベーターを待っていたら、女性の二人組が同じくエレベーターを使いに来たんです。
こういうとき紳士は挨拶のひとつもするところだろうと思って、調子に乗って「グンモ~ニ~ン」なんて申しましたら、あちらもGood morningと返してくれたんですね。で、次の瞬間、お二人が日本語で話し始めたんですよ。ガッツリ日本人でした。
ちょっと顔から火が出る思いでしたよ。いまさら「あっ、日本人の方でしたか」とも言いづらくて、無言でレディファーストを貫くアジア人のふりをしてきました。笑
そんなこともありながら、チェックアウト後の見送りまで、「さすが!」と感じる応対の連続でした。
経験のひとつとして泊まってみましたが、いやはや非常に良い、貴重な経験を得ることができました。
国内で二桁万円を出してまで泊まろうとは私は思いませんが、2万円そこそこで泊まれるのであれば、もしまたクアラルンプールに泊まる機会があれば、選択肢に入れたいですね!
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