日本人、外国人問わず大人気の観光地である、東京の浅草。
実は浅草にも、ベッセルホテルがあるのです。
浅草の中心地からやや外れているため、比較的リーズナブルな印象を受けるホテルでした。
アクセス

最寄りはつくばエクスプレスの浅草駅です。A2出口から徒歩約6分。
同じ名前の駅ですが東京メトロ銀座線、都営浅草線の浅草駅からは徒歩で約15分かかる距離がありますので、注意が必要です。
浅草観光の中心である浅草寺までは、徒歩で約10分ほどでしょうか。

また、JR日暮里駅と錦糸町駅を結ぶ都営バスの「都08系統」、「西浅草三丁目」バス停がホテルのすぐそばにありますので、こちらの利用も検討に値しますね。
ロビー

チェックイン14:00/チェックアウト11:00です。ベッセルホテルは滞在時間を長めに取れるのが強みですね。
ロビーは木のぬくもりを感じるコンパクトな造り。
居抜きの物件だったようですが、綺麗にリノベーションされている感じがします。
こちらのスタッフさんは「REF」仕様のラフなユニフォームで、親しみのある接客が印象的でした。
ちなみに、宿泊客から預かったものと思われるキャリーケースが、そこかしこに置かれていました。パテーション等での最低限の仕切りも無く、さすがに無防備すぎるような気もしますが、どうなんでしょう。。?
アメニティバー

ベッセルホテルは部屋にアメニティグッズの設置がありませんので、必要なものはロビーのアメニティバーで拾っていきます。
種類豊富で、入浴剤も用意されているのが嬉しいところですね!

エレベーター前には、翌朝の朝食喫食時刻のアンケートボードが立っていました。
自分が食べに行く予定の時間帯にマグネットを貼る仕組みですね。特段希望する時間帯が無い場合は、混雑を避ける参考にしましょう!
ラウンジ

1階フロントの奥を突き当りまで行くと、ラウンジスペースになっています。
カウンターには電源もありますので、ワークスペースとしても利用可能。
ウェルカムドリンク

14:00~23:00の時間帯は、無料のウェルカムドリンクを利用することができます。ドリンクマシンが設置されているので、お好きなものを是非。
部屋に持って行くのもOKです。
客室(コンフォートシングル)

今回は「コンフォートシングル」の部屋を利用しました。間取りは何種類かあるようです。
ここは角部屋だったのですが、空きスペースに無理やりねじ込んだような部屋で間取りも少々おかしく、ちょっとハズレを引いた感がありました。。笑

こちらのホテルは「スタンダード」以外の部屋はリニューアルされておりまして、客室は土足禁止になっています。
靴を脱いで過ごせるホテルの部屋は、リラックスできるので大好きです。

気になったのが、レースはともかくとして、遮光カーテンの横幅が明らかに足りていません。朝は盛大に光が漏れてきました。

ルームキーが今どき珍しく物理キーで、キーホルダーが結構洒落ていましたね。
ベッド

ベッドは安心と信頼のシモンズ製で、寝心地バツグンです。
この部屋のベッドは、ベッドボードにコンセントがありません。写真を見るに、コンフォートシングルでも他の間取りの部屋にはあるので、そういった部分でもココはハズレです。
ナイトウェア

ベッセルインのナイトウェアは、本来ワンピースタイプです。
ホテルによってはフロントでLLサイズを借りることができるのですが、こちらはLLサイズの取り扱いがありました。身長が180cmくらいよりも高い諸子は、借りることをオススメします。
デスク

デスクはまあよくあるサイズでしょうか。椅子が小さいので、長時間座っていると疲れてしまいます。

卓上のコンセントは照明で使用されているので、テレビの下にあるコンセントを利用する形。HDMIポートも付いていますので、FireTV Stickなどを差し込んで利用できますね。
設備上、割と利用頻度があるコンセントだと思うのですが、挿さっているプラグに誇りが溜まっているのは印象が悪いですね。
テレビ

テレビは大画面の壁掛けですが、ネットサービスは非対応です。
冷蔵庫

冷蔵庫は奥行きがあって、使いやすいタイプでした。
バスルーム

今回の部屋で一番気になったのが、バスルームの間取り。
ベッドの奥にある細長いスペースになっており、とても狭かったです。

水道は洗面台とバスタブで共用になっていたのですが、バスタブの方に回すために如何せんスパウトが長すぎて、洗面台では非常に使いづらい。。
今回のバスルームに関しては、申し訳ありませんが低評価です。
フリーWi-Fi

Wi-Fiについては速度も出ており、特段不便を感じることはありませんでした。
朝食ビュッフェ

朝食は1階のラウンジにて。
営業時間は06:00~09:30、宿泊者は大人1名1,500円、外来は2,000円です。
”下町”の代表格である浅草にあるホテルということで、「日本の下町を楽しむ朝ごはん」がテーマになっています。

朝食券を箱に入れて、自分で喫食中プレートを持って行く”信用喫食方式”とでもいうようなスタイル。

サラダコーナーから。ちょっと照明が控えめなので、暗く写っちゃいました。ごめんなさい。
蒸し鶏やオクラの胡麻和え、春雨にポテトサラダなど、トッピングが充実しているのがナイスですね!

ウインナーやベーコン、スクランブルエッグといった基本的なお惣菜もあります。
「唐揚げと茄子の揚げ煮」はさっぱり食べられてGOOD。

「お祭り屋台フード」のコーナー!しっかり保温されています。
フライドポテト、焼き鳥、ミニアメリカンドッグ、チキンナゲット。
特別な食べ物ではないのになんだか特別感を感じてしまう、屋台という不思議な空間を思い出します。

「浅草祭り寿司」という名の、ちらし寿司。
海老やマグロがトッピングされていますが、その部分は取り合いでしょうか?笑


ご飯は白ご飯と麦ご飯が用意されています。麦ご飯大好きなので、これは嬉しい!
”ご自分で丼に”といった感じで、豊洲市場直送のマグロとネギトロがありました。

味がしっかりしていて地味に美味しかったのは、右上のアジ竜田揚げ。

パンも4種類あって充実しています。

そして、デザート!
プリンにショコラケーキ、紅茶ロールケーキといった洋風なものもあれば、あんみつやわらび餅のような”下町スイーツ”まで、充実の品揃えです。

この日は味噌汁ではなく、酒粕で作った「粕汁」が出ていました。これがまた、こっくりとした甘さを感じて、美味でしたね。
宿泊者1,500円という値段を考えると、非常に充実な内容と言えると思います。
宿泊予約時に朝食付きプランを選択すればさらにお得に頂くことができますから、是非お試しください!
まとめ
浅草の中心部からは離れた場所にありますが、その分周辺が静かです。浅草観光で利用することが多い”地下鉄の浅草駅”からは徒歩で15分ほど離れていますので、その点は注意が必要かと思います。
今回利用したコンフォートシングルの部屋については、間取りが何種類かある中では正直”ハズレ”を引いた気がするので、これだけを以って部屋は良くないと断じることはできませんね。
スタッフの方の応対は、フレンドリーで好印象でした。
朝食ビュッフェは値段を考えれば十分満足できる内容で、子どもも喜ぶメニューが多くありました。
浅草観光の際は、是非ご利用されてみてはいかがでしょうか!



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