札幌にはベッセル系のホテルが2か所ありまして、ひとつがすすきのにある、2019年開業の「ベッセルホテルカンパーナすすきの」です。
▼「ベッセルホテルカンパーナすすきの」宿泊記▼
もうひとつが、中島公園そばにある「ベッセルイン札幌中島公園」です。
こちらは2013年開業で、札幌地区のベッセル系ホテルとしては先発隊になります。
私も以前は、札幌に来るとベッセルインにばかり泊まっていました。
最近は大浴場があったり朝食がより豪華だったりという理由で、カンパーナに泊まるようになっていたのですが、2024年の9月に「朝食をリニューアルします」というメールマガジンが届きました。
札幌にしょっちゅう遊びに来るキッカケになったホテルの朝食がグレードアップするとなれば、それは久しぶりに泊まってみないわけにはまいりません。
ということで、今回は朝食ビュッフェがリニューアルされた「ベッセルイン札幌中島公園」の宿泊レポです!
アクセス
最寄りは札幌市営地下鉄南北線の中島公園駅です!2番出口から出て徒歩1分の好立地です。
一大繁華街のすすきのは地下鉄でひと駅なので余裕で徒歩圏内、札幌駅からも徒歩で来られないこともない距離です。
ホテルを出て左にまっすぐ行けばすすきの、右にまっすぐ行けば散歩にはもってこいの中島公園です。
ロビー
チェックインは14:00、チェックアウトは11:00です。チェックインが早めなのは嬉しいですよね。
柱が無く、明るくて開放的なロビーです。
フロントスタッフの方は皆さん笑顔で気持ちの良い対応です!ホテルへ事前にメールでお伝えしたおいたことがあったのですが、きちんと共有していただけていました。
傘の貸し出しサービス
突然の雨や、雨の日のちょっとした外出の際に嬉しい、傘の貸し出しサービスも。
チェックインした日が雨天だったため、相当利用されたようです。笑
でも、出払った傘がきちんと戻ってきて勢揃いするあたり、日本ってさすがだなあと思いますよね。
アメニティバー
部屋に用意されているアメニティグッズは「ボディタオル」のみなので、その他必要なものはここから取っていきます。
乳液や化粧水のほか、入浴剤も用意されているのが嬉しいポイントですね!
ウェルカムドリンク
14:00~23:00の時間帯で、無料のウェルカムドリンクをいただくことができます。
部屋に持って行くのもOKです!
エレベーター
エレベーターは2基です。待ち時間が最適化されるように制御されています。
利用時にカードキーのタッチは必要無いタイプです。
自動販売機
ドリンクの自販機は1階、6階、11階の3か所に設置されています!
製氷機と電子レンジは6階、11階の自販機コーナーに設置されています。
コインランドリー
1階にコインランドリーがあります。
洗濯と乾燥のセパレート式が5台。洗剤は別売りでしたので要注意。(販売機があります)
客室(シングルルーム)
今回は8階のシングルルームを利用しました!
広さは16平米で、ごく一般的なビジネスホテルのシングルルームですね。
ユニットバスがやや広めに取られているので、リビング部分がその分少し狭く感じました。
ベッド
ベッセル系=シモンズと思い込んでいたのですが、こちらのホテルは「サータ」というメーカーのものを使用しているそうです!
シモンズのベッドよりもマットレスが厚く、やや深く沈むような感じを受けました。
まあ私、ふだん布団を敷いて寝ているので、ベッドなら何でも気持ち良いです。笑
枕はベッセル系オリジナルの、固めor柔らかめ、低めor高めを自在に組み合わせて使用できるものです。ちなみに、フロントで販売しています。6,600円とかだったかな?
照明のスイッチはとてもシンプルです。コンセントが2口ついているのがナイスですね。
ナイトウェア
引き出しの中にLLサイズを用意していただけていました。厚手のワッフル生地で、セパレートタイプです。まとめの項で書くのですが、ついに”いつもLLサイズを借りに来る客””と顧客情報に入ってしまったようです。笑
ベッセルインの場合、通常はフリーサイズのワンピースタイプが用意されていたと思います。
LLサイズをフロントで借りることができますから、身長が170cmくらいよりも高い方は、借りることをオススメします。
デスク
特に不自由しないと思いますが、備品類がちょっとスペースを圧迫しています。
コンセントは3口ありました。
椅子が古めかしく、キャスターがうまく転がらないため、ちょっと使いづらかったです。高さを調節できる椅子です。
冷蔵庫
あまり奥行きはありません。自分でスイッチを入れて使用します。
ダイヤルで冷え具合を調節できるタイプです。「5」で使っていたらかなり冷えて、水が過冷却のような状態になり、取り出したらシャーベット状になりました。「3」くらいで良いと思います。笑
テレビ
やや古めの据え置きタイプです。たぶんハイビジョン解像度。スマート機能やミラーリングは非対応です。
背面のHDMIポートが空いていたので、Fire TV Stickを挿して使用することができました。
ユニットバス
ユニットバスがやや広めで、ありがたいですね。バスタブは足を伸ばして浸かることができました。シャワーの水圧は気持ち弱めですが、不便はしない範囲です。
こちらのホテルは大浴場はありませんから、1階のアメニティバーで入浴剤を貰ってきて、お部屋でゆっくりしましょう!
ボディタオルのみ、あらかじめ部屋に用意されています。ドライヤーはホテルでよく見るパナソニック製のもの。シャンプー類も、これまたよく見るPOLAのものでした。
リニューアルした朝食ビュッフェ!
もともと評価が高かった朝食ビュッフェですが、2024年9月にリニューアルして、さらにパワーアップ!
恐らく同系列のカンパーナすすきのと、バチバチに切磋琢磨しているのでしょう。笑
料金
リニューアルと同時に、値上げが行われました。
宿泊客は13歳以上が2,500円、6歳~12歳が1,300円、5歳以下が無料。
外来客は13歳以上が3,200円、6歳~12歳が1,600円、5歳以下が無料。
基本的に宿泊とセットになったプランの方がお得ですから、ぜひ予約時に朝食を付けておきましょう!
営業時間
2階のレストランにて、06:00~10:00(最終入場09:30)です。
客席は2名テーブルを中心にカウンターもあり、席数がとても多いです。
朝いちばんから続々とお客さんが訪れ、7時前には満席近くなる光景が見られました。
ビュッフェ内容
明るくてスマートなビュッフェカウンターです!
トレーを乗せてスライドできるレールがきちんと設けられていて、料理を取りやすいですね。
北海道月形町産黒毛和牛のステーキ
こちらが新しく加わった目玉、黒毛和牛ステーキのコーナーです。
カウンター内に鉄板が設置されていて、きちんとステーキ肉を小まめに焼いてくださっており、常に音と香りの飯テロを放っていました。
焼き上がったお肉は食べやすいように一口サイズにカットされて、3切れ程度をお皿に乗せて提供されています。ハンバーグも一緒に乗っており、こちらも同じ黒毛和牛とのこと。恐らく、ステーキの端材を活用されているのでしょう。
付け合わせのグリル野菜も、やはり道内産とのことです。
ソースも色々と用意されています。迷っちゃいますね!
このコーナーではわさびだけ頂いておいて、別の場所にあるお醤油をお肉にちょこっと垂らして、わさびを乗せて食べるのがオススメですね!
大根おろしソースも、お肉のさっぱり感がさらに強調されて美味でした。
これは焼肉のたれをかけた写真ですが、たれの味がちょっと強すぎて、お肉の風味が負けてました。
オリジナル海鮮丼
従来から好評で、もうひとつの目玉なのが海鮮丼ですね!やっぱり「いくらかけ放題」はインパクトがありますよね。最近、お店でいくらを食べるとたっっかいですもん。
何と言ったって、かけ放題です。かけ放題。ご飯よりいくらが多いいくら丼を作ったって、何杯食べたって、誰にも文句は言われませんよ。
なんか、具材増えました??以前はイカとかホタテは見なかった気がするのですけども。
お米は北海道の品種である「ななつぼし」で、白飯と酢飯を選べますよ!
ラーメン
ラーメンもセルフ盛り付けです。札幌の「味噌」、函館の「塩」、旭川の「醤油」から日替わりで提供されていて、この日は旭川の醤油ラーメンでした!
背脂が強めの焦がし醤油スープという感じでした。
その他のお料理
デザート類
スイーツやフレンチトースト、そしてニセコにある「高橋牧場」のアイスクリームも並んでいます!
高橋牧場は私も一度行ったことがありますが、あそこの乳製品、めちゃくちゃ美味しいんですよね~!
でも、もうお腹いっぱいです。これだけ。。
ドリンク類
ドリンクはソフトドリンクやコーヒー、ココアのサーバーと乳製品のピッチャーが並んでいます。
高橋牧場の「飲むヨーグルト」もありますよ。牛乳が嫌いではない方は、絶対に飲んで帰ってくださいね。
まとめ
メールマガジンに釣られて久しぶりに中島公園のベッセルインを利用したのですが、いやはや大満足の朝食ビュッフェでした。朝食だけをカンパーナすすきのと比べたら、現状では個人的にはベッセルイン中島公園に軍配を上げます。それくらい、黒毛和牛ステーキという武器は強いです。笑
私、どこのベッセル系に泊まっても毎回フロントでLLサイズのナイトウェアを借りていたものですから、ついにどこかのホテルさんが顧客情報に登録してくださったみたいで、それがグループ内で共有されているようです。
チェックイン時に「LLサイズのナイトウェアをお部屋に用意してあります」と言われまして、「ありがとうございます!!!」って感じでした。
何気ないことですが、そういう対応をしていただけると、嬉しくなっちゃいますよね。
大浴場の有る無しや、そもそもの開業年数、ブランドの違いなどはありますが、これからも近隣にある同系列のカンパーナすすきのと切磋琢磨して、両者とも盛り上がっていただきたいですね!
▼「ベッセルホテルカンパーナすすきの」宿泊記▼
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
よろしければ読者登録をしていただけると嬉しいです!