のどかな一人旅のお話。

暇さえあれば日本全国を飛んで、乗って、歩いて。そんな会社員のお話。

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JALダイナミックパッケージで行く松山旅行③ JR四国全線フリーきっぷで松山を通り越して宇和島を目指すお話。

この記事は、以下の記事の続きです!

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高松から松山への移動はJRを使います。

JALダイナミックパッケージのオプションで購入した「JR四国全線フリーきっぷ(1日間)」のバウチャーをきっぷに交換するため、高松駅のみどりの窓口へ。

昼前の時間帯ですが、6名ほど並んでいました。

10分ほど待って私の順番。1分もかからず発券完了!

JR四国全線フリーきっぷ(1日間)

当日に限りJR四国全線に乗車可、特急列車は自由席であればこのきっぷのみで乗車可、指定席やグリーン席を利用する場合は別途特急券を購入、というきっぷで、4,000円のオプションで購入しました。

さて、同じ効果を持つきっぷは定価だといくらするのかなと調べてみましたら、1日間のフリーパスって通常販売はしていないんですね。

同じ効果を持つ連続3日間の「四国フリーパス」が18,000円(1日当たり6,000円)、それから一応1日フリーパスとして同様に使える土休日限定の「週末乗り放題きっぷ」が12,000円で販売されています。

そう考えると、「1日だけ」というややニッチとも言える需要に応えてくれて、しかも4,000円というのは破格なオプションな気がします。

というか、高松から松山まで通常料金で移動しようとすると、特急自由席利用で6,160円しますからね。それだけで余裕で元が取れてるんですから、やっぱり破格なオプションきっぷと言えます。

ザ・ターミナル駅ともいえる頭端式ホームが並ぶ高松駅の隅っこでは、アンパンマンの駅名標がお出迎え。

JR四国といえばアンパンマンです。

乗車するのは11:50発のいしづち9号で、図らずもアンパンマン列車でした!

車内ももちろんアンパンマン。

発車すると「愛と勇気だけが友達さ~♪」の懐かしいメロディが流れた後、アンパンマンによる車内アナウンス。

いいですね、キャラクター列車たるもの、こうでなくっちゃ。笑

平日真昼間の車内は、自由席といえど閑古鳥が鳴いておりましたけども。。

2時間半の乗車で終点の松山に到着。

松山駅が高架化されることは知っていましたが、その時期までは知らずに来ました。

なんと、この旅行に行った日の週末が高架化開業とのこと。

つまり、地上駅時代の松山駅を見ることができる最後のタイミングで、たまたま訪れたのでした。

地上ホームの向こう側には供用開始間近の高架ホーム

県庁所在地の中心駅なのに自動改札機が設置されていない数少ない駅だった松山にも、高架化開業に合わせて設置されることになり、この有人改札の光景も残り数日というところ。

ちなみに「県庁所在地の中心駅なのに自動改札機が設置されていない駅」はほかに鳥取と徳島がありますが、鳥取駅には2025年のICカードエリア拡大に合わせて自動改札機の導入を発表済み。

徳島駅には導入予定が無く、件の駅として日本で唯一残ることになります。

伊予鉄の市内電車(路面電車)に10分ほど揺られ、いったん松山市駅にやって来ました。JRと区別して、もっぱら「市駅」と呼ばれています。

松山市の中心市街はJR松山駅ではなくこちらで、乗降人員数では松山駅はおろか、JR四国の拠点ともいえる高松駅すらも上回り、四国地方で最多の駅です。

この日は松山市駅に隣接している「レフ松山市駅」に宿泊するため、いったんチェックインして、荷物を置きがてら小休憩。

 ▼レフ松山市駅byベッセルホテルズ宿泊記▼

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いま一度JR松山駅に戻りまして、今度は特急宇和海で宇和島へ向かいいます。

松山駅といえば「しおかぜ・いしづち」と「宇和海」の”縦列停車”が有名でしたが、今度の高架化でその光景は無くなります。

71年間使われたという2代目駅舎もあと数日。

ディーゼル特急の宇和海に1時間半ほど揺られ、終点の宇和島駅に到着。

わざわざ松山から宇和島まで足を伸ばしてきた理由は「八幡浜ちゃんぽん」を食べてみたかったからです。

長崎ちゃんぽんは大好きですが、また毛色が違う”ちゃんぽん”がこの地方の郷土料理なのです。

で、駅から10分ほど歩いたところにあるお店に目星を付けていたのですが・・・。

 臨 時 休 業

まじですかー。。

いや、せっかく往復3時間かけて宇和島まで来たのに、目的のお店がやってませんでした。笑

 

そうは言ってもお腹は空くので、近辺をうろうろして、なんだか煌びやかな店構えの天ぷら屋さんを見つけたので、もう何でもいいやと思い入店しました。

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なんだかキラキラした外観とは裏腹に、店内は明るすぎず暗すぎずな塩梅の照明。

オープンキッチンで天ぷらを揚げる音が響く心地よい空間です。

カウンター席が空いており、すぐに通していただきました。

なんだか全体的に安いですね??

きっちり揚げたての天ぷらを出してもらえるお店のようなのに、一番高いメニューでも1,500円でお釣りが来ますよ。

一期一会のお店ですから、ここは一番オススメと思しき「天よし定食」にしましょう。

すぐに白ご飯、赤だし、天つゆが乗ったお盆と網皿がセットされました。

ご飯はお替り無料、「塩辛めんたい」もお願いすると食べ放題とのことですが、わたし塩辛が苦手なので、お願いしませんでした。

野菜類。マイタケ、ピーマン、いんげん、かぼちゃ

野菜→海鮮→肉(鶏モモ)の順に揚げて出してくださるようです。

まずは野菜類から。

カリッと軽く揚がっていてめちゃくちゃ美味しいですよ!?

とくにマイタケが凄いです。あの独特な風味と言うか匂いがあまり好きではないんですが、下処理が丁寧になされているのか、全然クセがありません。これならいくらでもイケる。

海鮮編。エビ、イカ、イトヨリ、ソイ

エビはぷりぷり。イカも柔らかい。イトヨリはあっさりしていて、ソイはちょっと歯ごたえがある。

ソイは以前函館の回転寿司で食べた記憶がありますね。二度食べてみて、ちょっと苦手寄りのお魚かも。

このあと最後に”トリ”と言わんばかりに”鶏モモ”が供されました。

やっぱり仕事が丁寧で、臭みも無く酒の下味がよく効いてぷりっとした美味しいとり天でした。

これで1,400円なら断然オススメできますよ。宇和島に行く機会があれば、皆さんもぜひ。

すっかり夜の帳が落ちた宇和島駅から再び宇和海に乗り込み、松山に戻ります。

1番線に特急列車が縦列停車するこの光景はあと何日かだけのもの。

思わず記録してしまいました。

ホームの奥には新駅舎の入り口が写っていますね。

当面の間は、現在の駅舎から入ってホームを素通りして、線路に簡易の橋を渡す形で新駅舎に向かうという動線になるそうです。

日本の戦後の経済成長とともに歩んできたこの松山駅も、もうすぐお役御免の時が来ます。

たまたま最後の姿を記録する機会を得られて、ラッキーでした。

 

~~④へ続く。

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というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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