この記事は、以下の記事の続きです!
「ホテルメトロポリタン」といえばJR東日本が運営するホテルチェーンブランドのひとつですが、初の海外進出として台北に開業したのが「ホテルメトロポリタンプレミア台北」です。
現地表記はもうそのまんまびっくり、「JR東日本大飯店」!笑
前日に宿泊したニッコータイペイもそうでしたが、こちらも日系ホテルの大きな特徴として、日本語での対応が可能です。
そして個人的に、ニッコータイペイよりもさらに美味しいと思った朝食ビュッフェ。
ただ、宿泊することで「JREポイントが貯まる」とか、そういうJR系列らしい特徴はありませんでした。
今回は「ホテルメトロポリタンプレミア台北」の宿泊記です。
アクセス
最寄りはMRT松山新店線(Green Line)と文湖線(Brown Line)が交わる南京復興駅です。
1番もしくは2番出口を出てすぐの所にあるので、駅直結ではないにせよ「エキチカで便利」というJR系としての矜持は兼ね備えているでしょうか。笑
「JR東日本大飯店」という大きな看板が出ているので、迷うことはないでしょう。
エントランス、ロビー
エントランスは自動ドアなので、ドアマンの方はいらっしゃいませんでしたが、足を踏み入れるとすぐにスタッフの方が歩み寄ってきてくれました。
一度目は「荷物を預けたい」と言うとすぐに対応してもらえましたし、お昼を食べた後の二度目は「チェックインしたい」と言うと、フロントデスクへ案内してくださりました。
最上階まで吹き抜けで、開放感が半端ない建物です。
入ってすぐに「ねぶた」の巨大なモニュメントが目に入ってくるあたりは、さすがJR東日本系ですね。
フロントの前には待合用のソファがたくさん置かれています。
これは「JR東日本」の名前によるものなのか、日本人のお客さんがとても多かったです。
スタッフの方は華語、英語以外に話すことができる言語のバッジを胸に着けています。
「日本語」を示す日の丸のバッジを着けている方も多くいらっしゃいましたが、決して全員ではありませんでした。
日本人スタッフの方もいらっしゃいました。
私の対応をしてくださった方は「日の丸のバッジ」は着けていませんでしたので基本的に英語でしたが、時折カタコトの日本語を混ぜてくれました。ちょっと暖かみを感じて、良いですよね。
こちらのホテルは値段の関係で、公式サイトではなく「Agoda」を使って予約していきました。
宿泊代金はAgoda経由で決済済みでしたが、別でデポジットとしてクレジットカードでNT$2,000の支払いを求められました。
まあ、海外のホテルだとデポジットを取るのが普通ですよね。前日のニッコータイペイが取らなかったのが、逆に珍しいと思います。
日系ホテルですから、JCBも問題なく利用できました。
館内の有料施設やサービスを利用するとデポジットから引かれていきますし、何も使わなければ後日そのまま返金処理されるので、特に損するものではないです。
客室(デラックスプレミアキング)
一番下のランクである「デラックスキング」の部屋を予約していましたが、「デラックスプレミアキング」の部屋にアップグレードしてもらえました!
2日連続で、上位ルームにアップグレードされました。ラッキー、ラッキー。笑
いやあこりゃまた広~いお部屋ですね。
やはり書斎スペースがあります。机にはコンセントが3口もありました。
奥に見えるソファですが、これはちょっと座り心地が微妙でしたね。
座面の奥行きが狭く、またカーブしているため、ちょっと座りづらかったです。ニッコータイペイのソファの方が良かった。
ベッドはさすがに素晴らしかったです。真ん中で大の字になっても、全然余裕です。
バスルーム
バスルームはなんだか変わった配置です。
この写真の左手にバスタブがあります。
洗面台を挟んで、シャワールームが独立して存在している形。
両方を行き来するとしたら、床がびしょ濡れ必至?笑
いちいち体を拭くのも、なんだか面倒くさいですよねえ。。
洗面台の右端に置いてあるボックスの引き出しを開けると、アメニティグッズが一揃い入っています。
ドライヤーが全然見当たらなくて部屋中を探し回ってしまい、「もしかして無い!?」と思いかけたところ、同じボックスの上蓋が開くことに気が付き、無事にドライヤーを発掘しました。笑
トイレ
バスルームに設置されています。
トイレットペーパーは流せませんでした。
横に置いてあるゴミ箱に捨てる必要があります。
現代日本においてトイレットペーパーを流せないトイレなんて、滅多に出会わない空想上の存在とでも言えるレベルですから、この異文化には注意が必要ですね。
ウェルカムアイテム
ミネラルウォーターのペットボトルが4本とティーセットがありました。
やはり水道の水が飲めない分、ミネラルウォーターが多めに置かれる傾向があるのでしょうか?
ニッコータイペイとは違って、ジュースやお菓子の類はありませんでした。
テレビ
スイッチを入れると、宛名入りのあいさつ文が表示されました。これは珍しい機能ですね。笑
スマート機能は対応しておらず、ミラーリング等も不可。
日本語に触れるにはNHKを見るしかありませんでした。
クローゼット
セキュリティボックスはクローゼットの中にありました。
そのほかハンガーに掛かったバスローブ、袋に入ったパジャマ、使い捨てスリッパなどが備え付けてありました。
荷物スペースがとても広いですね。
置いてあるのは、機内持ち込みサイズの34Lキャリーバッグです。
朝食 ブリリアント
朝食は地下1階の「ブリリアント」での和洋中ビュッフェ。
営業時間は6:30~10:00です。
会場がとても明るくて広く、またライブクックの種類も多い点がとても良かったです。
日系ホテルですので、日式(和食)のお惣菜も多数ありましたよ!
ライブクックメニューは出来上がり品のサンプルが置いてあるのがナイスですね。
「エッグベネディクト」もライブクックで作ってもらえるのですが、5分ほど待ってねと言われました。
そして、これがメチャクチャ美味しかったですね。
サクサクのマフィンの上にサーモンとほうれん草、そしてトロトロのポーチドエッグにオランデーズソース。
思わずリピートしちゃいました。
食べ終わったお皿はすぐにスタッフの方が片付けてくれるので、とても快適な朝食でした。
まとめ
宿泊代金はAgodaのセールで日本円換算2万2,600円でした。
チェックアウトの際は日本人スタッフの方がわざわざ出てきてくださって、宿泊の感想を聞きながら見送ってくれました。ありがとうございました。
今回の旅行で2か所の日系ホテルに泊まったわけですが、忖度抜きの感想を申せば、客室や接客はニッコータイペイに軍配が上がるかなと感じました。
しかし、朝食は圧倒的にメトロポリタンだったかなと思います。
決して、ニッコータイペイが悪かったと申しているわけではありません。
メトロポリタンがめちゃ良かったのです。
ということで、2か所の感想はイーブンということで。笑
初めて一人で海外に宿泊することになった今回の旅行ですが、少々金額がかさんでも日系ホテルを選んだのは、精神的にとても楽になりました。
どちらも、また台北に来る機会があれば泊まりたいホテルだと思いましたよ♪
今回はここまで。次回、最終回!
~~⑨へ続く。
というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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