「ベッセルホテルズ」は東北地方以外(2024年9月現在)の全国に展開する私が大好きなホテルチェーンです。
中でも「カンパーナ」はビジネスホテルとしてはワンランク上のリゾート感を押し出したホテルブランドで、サウナ付き大浴場完備に豪華な朝食ビュッフェで、とてもオススメのホテルです。
▼ベッセルホテルカンパーナ名古屋宿泊記▼
北海道、とりわけ札幌地区は、ありとあらゆるホテルブランドがしのぎを削る激戦区です。
そんな札幌でも、ベッセルホテルズはすすきの地区と中島公園地区にそれぞれホテルを出店しています。
今回は私も気に入って何度も訪れている、すすきの地区の「ベッセルホテルカンパーナすすきの」の宿泊記です!
アクセス
最寄り駅は札幌市営地下鉄すすきの駅で、4番出口から徒歩5分ほどです。
また、札幌市電の「資生館小学校前」電停からだと徒歩3分ほどで到着できます。
すすきの駅の4番出口の階段を上がったら、「ココノススキノ」の建物を正面に見て右に進みます。東急REIホテルなどの前を通り、立体駐車場がある3つ目の交差点を左に曲がるとすぐ、左手にホテルがあります!
車の場合は、ホテルからすぐの場所にタワー式の立体駐車場があります。
先着順で80台、一泊1,500円で停めることができます。
満車の場合は付近のコインパーキングを利用するしかありませんが、全296室のホテルで大多数は公共機関利用という印象ですので、80台が埋まってしまうことはあまり無いのではないでしょうか。
ホテル周辺
ホテルから通りを挟んだ正面にセブンイレブンがあります。
また付近にはローソンやセイコーマートなど、コンビニがたくさんあります。
そして何と言っても、札幌一の繁華街であるすすきの地区に位置するホテルです。
買い物、ご飯、居酒屋さん。選択肢はより取り見取りですよ!
エントランス、ロビー
重厚感がある木目のドアを入ると、ロビーエリアになっています。
チェックインは14:00、チェックアウトは11:00です。
チェックインが早めなのは嬉しいですね!
フロント
フロントスタッフは皆さんとても丁寧な応対で、ピーク時間帯は4つのカウンターが稼働していました。
チェックイン前、チェックアウト後に荷物を預かってもらうことも可能です。
アメニティバー
昨今のご多分に漏れず、部屋にはアメニティがセットされていません。
フロントの向かい側にアメニティバーが設置されており、そこから必要なものを取っていきます。
ラウンジ(ウェウカムドリンク)
ロビーにはラウンジスペースが設けられています。
また14:00~23:00まで、無料のウェルカムドリンクをいただくことができます。部屋に持って行くのもOKです!
エレベーター
エレベーターは3基あります。
コンピューターで連動しており、極力待ち時間が少なくなるように制御されています。
部屋のカードキーをセンサーにタッチしないと、2階から上の階のボタンは押せません。
客室(スタンダードシングル)
今回は「スタンダードシングル」の部屋を利用しました。
玄関
客室内、カーペット敷きの部分は土足禁止です!
備え付けのスリッパを利用してもOKですし、家と同じように素足で寛ぐこともできて好きです。
ハンガーラックと姿見も玄関横にあります。
写っているスリッパのうち左側のものは室内用、右側のものは室外用(ただし、館内のみ)です。
ベッド
ベッドはシモンズ社製のもので、寝心地が良く大好きです。
枕元には室内照明のスイッチとベッドライトの調光、バッドボードの上側にはコンセントとUSB-Aポートが2か所に付いています。
ベッドの下がスペースになっているので、機内持ち込みサイズのキャリーケースくらいの大きさでしたら仕舞っておくことができます。
デスク
デスクは奥行きがやや狭いですが、そこまで不自由はしないと思います。横幅は申し分ありません。
コンセントのほかにLANポートもあります。
冷蔵庫
デスク右下の扉を開けると冷蔵庫があります。
奥行きがあるタイプで、使いやすいですね。
スイッチは切れていますので、使用する場合は自分でスイッチを入れる必要があります。
テレビ
テレビは壁掛けで、こちらの部屋は角度を変えることはできません。
スマート機能は非対応で、ミラーリングも不可です。
ベッセル系のホテル、総じてテレビがスマート機能非対応というのが、とても惜しいんですよね。。
右下にHDMIポートがあり、スマホやPCをHDMIケーブルで接続して映すことは可能です。
ユニットバス
ユニットバスは標準的な広さだと思います。
シャンプーなども一式揃っていますが、お風呂はぜひ大浴場を利用することをオススメします。
館内着
ベッド横に置かれた箱に、館内着が入っています。フリーサイズの上下セパレート。
館内着で利用OKなのは2階までで、1階に降りるのは不可です。
フロントに申し出ると、「LLサイズ」を借りることができます。
身長175cmくらいより高い方は、LLサイズを借りるのをオススメします。フリーサイズだとつんつるてんになります。
Wi-Fi
もちろん、全室でWi-Fiに無料で接続できます。IDとパスワードはチェックイン時に貰う案内用紙やテレビのトップ画面に表示されています。
スピードも申し分ありませんでした。
アップグレードされることもある?
私、札幌ではすっかりこちらのホテルを定宿にしています。
いつも一番安いスタンダードシングルの部屋を予約して行きますが、何度かアップグレードしていただけたことがあります。
ホテル都合やサービスとしてのアップグレードは無料ですが、こちらからお願いする場合は所定の費用を支払う必要があります。
館内施設
サウナ付き大浴場
ベッセルホテルの中でも「カンパーナ」の特徴のひとつが、”サウナ付き大浴場”を完備していることです。
ホテルの規模に対してはやや小さめなので、その日のホテルの稼働率によってはやや混雑するかも知れません。
脱衣場に「フェイスタオル」のみ設置してありますが、「バスタオル」は部屋から持参する必要があります。
使用後のタオルは脱衣場の回収箱に入れて帰ります。
夜に入って朝にももう一度行く等、新しいバスタオルが必要な場合はフロントに申し出ると用意してもらえます。
「湯上り処」でアイスバーの無料サービスがあります!時間は15:00~25:00です。
朝風呂の時間帯は、アイスバーサービスはありません。
コインランドリー
2階にあります。
洗濯機と乾燥機がそれぞれ5台ずつ設置されています!
自動販売機、電子レンジ
2階の「湯上り処」に設置されています。
カップラーメンの販売機が1台、「Coke ON」のアプリに対応したドリンク販売機が2台、「セブンティーンアイスクリーム」の販売機が1台です。
製氷機
2階の「湯上り処」に設置されています。アイスペールは自動販売機の奥に置かれていました。
同じ場所にウォーターサーバーも設置されています。
朝食
1階のラウンジで営業時間は6:00~10:00(最終入場9:30)です。
宿泊者は2,500円、外来でも3,000円で予約して利用することができます。
ベッセル系はどこのホテルでも朝食に力が入っていますが、中でも「カンパーナすすきの」は個人的に別格です。
ラーメンやジンギスカン、豚丼などの郷土料理に加えて、いくらかけ放題を筆頭に豪華な海鮮も食べ放題です。
なんと、この価格帯でカニまで食べ放題なのがビックリです。
しかも結構しっかりとしたカニで、焼きガニと茹でガニの2種類があるという手の入りよう。
ぜひ、朝食がセットになった宿泊プランで予約することをオススメします。
朝からとっても贅沢な食事ですね!
以前はいわゆる”カニスプーン”が置いていなくて、手で一生懸命バキバキ殻を割ってお箸でほじくるしかなかったので、大変でした。私も宿泊後にアンケートで訴えたことがあります。
同様の意見が多かったのか、今回ついにカニスプーンが設置されていました!笑
ちなみにこの”カニスプーン”と一般的に呼ばれているもの、正式には「蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具」というそうですね。最近知りました。
それから、コーンスープがとっても美味しいのです。騙されたと思って、行かれた際には絶対に召し上がって下さい。
まとめ
今回の宿泊代金は9月上旬の平日、1泊朝食付きの1名利用で9,900円でした。
ウェルカムドリンクや大浴場のサービスがあって、何よりもこのクオリティの朝食ビュッフェが付いて1万円切りですから、とってもコスパが良いホテルで断然オススメします。
私も札幌は庭かのように遊びに行っていますが、すっかりホテルの新規開拓をする気も無くしてこちらが定宿です。笑
札幌にはベッセル系のホテルがもう一か所、「ベッセルイン札幌中島公園」もあります。
そちらもいくらかけ放題の朝食がウリですので、お値段と相談して見比べてみるのも良いかもしれません。
▼過去のベッセル系ホテル宿泊記はこちら▼
というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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