2024年の5月末に、2回目の日帰り台湾旅行に行きました。
▼台湾日帰り旅行記▼
それから一週間もしなうちに、また台湾に行きたくなってしまう、ハマり症のおいら。
過去2回はLCCのピーチで行ったので、今度こそフルサービスキャリアで行ってみたいな~なんて思いながら日本航空のウェブサイトを眺めていると。。
台北行き<往復> 43,400円~(燃油サーチャージ込み)
安っ!?
次の瞬間にはもう、日程検索を始めていました。
そんなこんなで、日本航空ではせっかくJGC会員であるにも関わらず、ずっとドメ専(国内線利用のみ)だった私が、初めてJAL国際線を利用するお話です。
航空券を予約する
さすがに「4万3400円」という最安値の日程は残っていなかったものの、8月末の平日に2泊3日の旅程で「6万940円」という運賃を発見しました。
いや、言っても6万円です。高いか安いかで言ったら、十分高いですよ?笑
国内なら、往復にホテルも付けて2回くらい旅行できちゃう金額です。
でも、前回の台湾日帰りでピーチに3万6000円払ったことを考えれば、プラス2万4000円で日本航空の国際線飛行機で往復できて、ステイタス会員の特典たる国際線ラウンジも使えると思ったら、まあ全然アリなんじゃないでしょうかね。
6月だからボーナスも出るし・・・とすっかり勢いづき、その場でポチッてしまいました。
ということで急遽決定した「日本航空で行く台湾旅行」まで2か月半、良いモチベーションになります。
機材変更の案内
時が流れるのは早いもので出発の2日前、日本航空から機材変更による座席位置変更を知らせるメールが届きました。
見ると、使用機材がB787-8(788)からB787-9(789)に変更になったようです。
エコノミークラスの座席は789の方が新しいので、機材変更自体はラッキーです。
しかし、座席が・・・。
もともと予約していた「18K」はエコノミークラス最前列の窓側、つまり足元が広いお座席です。
別途料金を支払うか、或いはクリスタル以上のステイタス会員とJGC会員は無料で事前指定することができます。
それが「46G」というのは、足元が広くもないただのエコノミークラス席で、しかも通路側とはいえ中央列になってしまいました。
えー。。。変更の余地は無いのですか。。と思って、改めて座席指定をしてみようとシートマップを開きますが、エラーが出てしまいます。
なんてこったい。。
成田空港へ
落ち込んでていても仕方ないですから、切り替えて旅行を楽しみましょう。
ゆーてJALの国際線そのものは初めてな訳ですから、前日からうきうきで当日も早起き。
せっかく会員になっているJALグローバルクラブ。お昼の便と言えど目いっぱいラウンジを満喫してみようと意気込んで、初電に乗り込みました。
もう5:35の初電が来る時間なのに、なぜか前の日の上り最終列車が表示されています。
いきなりトラブルか!?と身構えましたが、どうやら表示がトラブルを起こしているだけで、本来の列車が定刻で運転しているそう。実際、きちんと来ました。
柏で東武野田線に乗り換えて、途中の新鎌ヶ谷まで。
新鎌ヶ谷でもう一度乗り換え。成田スカイアクセス線の「アクセス特急」に乗り込みます。
まだ時刻は6時半、さすがに車内は空いていて、座席が全部埋まって立ち客がちらほら、程度の混雑率でした。
チェックイン!ビジネスクラスにアップグレードされた!
7:15くらいに成田空港第2ターミナルの出発ロビーに到着。
さっそくチェックインしましょう!
オンラインチェックインや自動チェックイン機を使ってチェックインし、「セルフバゲージドロップ」という機械で手荷物を預けることもできるようです。
でもそこは私、普段国内線はほぼ手ぶら同然の荷物しか持たないので当然預け入れなんてせず、アプリのQRコードだけかざして乗っているような人間です。
国際線のチェックインや手荷物の預け方、いまいち分かりません。
困ったらカウンターに行けば良いのです。せっかくJGC会員専用のカウンターもありますから。笑
カウンターでパスポートを提示し、名前や行き先を確認されます。
そして最後に、
スタッフさん「エコノミークラスでご予約いただいていましたが、本日エコノミークラスが満席のため、ビジネスクラスをご利用いただきます。」
あらま!!これがいわゆる「インボラUG*1」というやつか!!
そんなわけで、片道あたりたかだか3万円ほどの格安チケットで乗るのにも関わらず、なんとビジネスクラスに乗れることになってしまいました。
しかも運の良いことに、窓側の座席です。
初めて使うJALの国際線で、ビジネスクラスにアップグレードされてしまう・・こりゃ生涯、赤組でいないとですね。笑
ビジネスクラスを「C」で表す由来
ところで、飛行機のクラスをアルファベット一文字で表す場合、ビジネスクラスを何故「C」で表すか、理由をご存知でしょうか?
例えば、ファーストクラスは「F」です。First Classですからね、分かりやすいです。
エコノミークラスはEconomy Classなので「E」なのかというと違いまして、「Y」で表します。
航空旅客運送の黎明期は言ってしまえばファーストクラスしか無いようなものでしたが、後にエコノミークラスが登場します。
エコノミークラスを「E」としてしまうと、ファーストクラスの「F」よりも文字順で先に来てしまうため、語尾から取って「Y」になったとされています。
話は戻って、ビジネスクラス。
1970年代に航空運送の在り方に革命を起こす「ボーイング747型機」が登場し、大量輸送を可能にしました。
その際、「ファーストとエコノミーの中間のクラス(現在で言う、ビジネスクラスですね)が欲しいよね」と考えた航空会社がありました。
当時、世界の航空旅客運送を牛耳っていた、パンアメリカン航空(パンナム)です。
パンナムの二つ名として「クリッパー(Clipper。快速の帆船、飛行艇を意味する)」があり、航空無線でもパンナム機を呼び出す際のコールサインとして使われていました。
そんな「クリッパー」が考案した新しいクラスということで「クリッパークラス(Clipper Class)」と命名され、ファーストとエコノミーの中間クラスを現すアルファベットとして「C」が使われるようになり、現在まで続いている。。。とされています。
今回はここまで。次回、ラウンジはしご編!
~~②へ続く。
というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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*1:インボランタリーアップグレード。オーバーブッキング等の航空会社都合で、対象の旅客を無料で上位クラスにアップグレードすること。