この記事は、以下の記事の続きです!
松山城周辺の観光を終えて、大街道から路面電車に乗り込んで道後温泉へ向かいました。
道後温泉に着いたのがちょうど15時になるころで、駅前の仕掛け時計の前に人だかりができていました。
みんなスマホを向けて動画を撮っているようです。
路面電車が停まる場所は基本的に「電停」と呼ばれますが、この道後温泉駅のみは例外的に「駅」を名乗っています。
その名に恥じない立派な駅舎も建っており、スターバックスが入居しています。
このスターバックスコーヒー道後温泉駅舎店は、全国に28か所ある「リージョナルランドマークストア*1」のひとつです。
商店街を抜けて、道後温泉本館へ。
過去2回松山に訪れたときには6年間に及ぶ改修工事の真っ最中で足場が組まれていましたが、2024年7月に工事が終わり、ついに完全復活しました。
何か所あるんだというレベルですが、この建物も「千と千尋の神隠し」に登場する「油屋」のモデルのひとつとされています。
正直なところ外観だけを眺めに来たのですが、この建物を目の前にすると、やっぱり入浴してみたくなっちゃいました。笑
なんだか料金体系が複雑なんですね。
入浴するだけなのか、どの浴室に入浴するのか、休憩室も利用するのか、その休憩室はどこを利用するのか、で料金が分かれています。
今回は1,300円を払って、「神の湯2階席(休憩室利用)」にしました。
外観は120年以上の年季が入っていますが、中はえらいハイテクですね。笑
まずは2階にある休憩室に通されて荷物を置き、館内の説明と浴衣を受け取ります。
浴衣とタオル(売店でレンタルできる)を持って浴室へ行き、入浴したあとは浴衣を着てまた休憩室へ。(服は脱衣場のロッカーに入れておく)
お茶とお菓子をいただいたあと、荷物を持って脱衣場へ行って着替え、さようならという流れです。難しいですね。
昔はこの休憩室で浴衣に着替えていたそうで、そのころから通っているのであろう年配の方がここで着替えようとして(もちろん女性のお客さんもいる)、慌てて係員さんに止められるという一幕がありました。笑
さっそく「神の湯」の浴室へ。
もちろん中の写真は撮れませんが、なんかこう、”古き良き銭湯”っていう感じです。
これを「味」って言うんでしょうか。
少しぬるぬるした泉質で、お風呂から上がったあとは肌がつるつるになっていた気がしましたよ。笑
見た目は古いお風呂ですが、シャンプーやコンディショナー、ドライヤーなんかもきちんと備え付けられているのはありがたいですね!
浴衣を着たら再び2階の休憩室へ。
お茶と茶菓子を供されました。
お茶はお替りOKとのことでしたので、一回だけお願いしました。
JALで「麗らか四国キャンペーン」というものをやっており、道後温泉本館を利用したうえでデジタルクーポンを見せると「オリジナルブックカバー付きの”坊ちゃん”文庫本をプレゼント」というのがあったんですね。
工事が終わって再オープンした7月から先着100名ということで、もう2か月も経って当然終わっているだろうと思いながら、ダメもとで聞いてみたんですが・・ありました。笑
窓口の方に聞いたところ、このクーポンの存在を解されておらず、かなり上の方にまで話が回ってようやく「ああ、まだありますよ!」という状態だったので、もしかするとほとんどクーポンの利用が無いのかも知れません。利用者側にも存在が知れ渡っていないのかも。
なんにせよ、無いと思っていたプレゼントを頂くことができ、歴史ある道後温泉本館の浴場も体験することができて、とても良かったです!
~~⑥へ続く。
というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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*1:日本の各地域の象徴となる場所に建築デザインされ、地域の文化を世界に発信する店舗