函館の「ベイエリア」と呼ばれる地区には、「函館国際ホテル」や「ラビスタ函館ベイ」など、全国的にも人気上位にランクしているホテルが多数点在しています。
▼函館国際ホテル宿泊記▼
そんな中でも、後発組として2019年に開業した「センチュリーマリーナ函館」は屈指の人気を誇っています。
楽天トラベルの「ゴールドアワード」を2020年~2022年の3年連続受賞、2023年も「ブロンズアワード」に輝いています。
広く綺麗な客室、最上階の展望大浴場、そして豪華な朝食ビュッフェ!
今回はそんな「センチュリーマリーナ函館」に宿泊してきたお話です。
アクセス
最寄りはJR函館駅です!徒歩5分ほどで到着できます。
ベイエリアの人気ホテルの中では「東急ステイ函館朝市」に次いで、函館駅に近い場所にあります。
函館朝市を突っ切る形でアクセスできますので、朝市を観光しながら歩いてくるのがオススメです♪
また函館市電の「市役所前電停」からもやはり徒歩5分くらいの位置にあります。
五稜郭や湯の川など、市内のほかの観光スポットから直接来館する際は、函館市電を利用しましょう!
エントランス、ロビー
車寄せから続くエントランスをくぐると、まず目に入ってくるのは船底のオブジェ!
港町・函館のベイエリアにあるセンチュリーマリーナ函館では、ホテル全体を船になぞらえ、これから上階で過ごす体験を「乗船」と位置付けているそうです。
2階に吹き抜けている天井はとても高く、幻想的なライティングが相まって、入った瞬間からとてもワクワクしますよ!
フロントは珍しい円形のカウンター。
外国語を喋れるスタッフの方は「English」「Chinese」「Korean」といったバッジを胸に着けているので、外国人旅行客にも分かりやすいですね!
チェックイン時にはお手製の「旅の栞」を渡されて、館内の説明を受けます。
部屋に入ったら、改めて読み込んでおきましょうね!
宿泊代金は後払いです!
そのためチェックアウトが込み合う傾向にあります。
翌朝は6:00からチェックアウト前に事前支払いができるので、朝風呂に行く際や朝食を食べに行く際についでに支払う等、混雑を避けるためにも有効活用するのをオススメします。
チェックインは15:00から、チェックアウトは11:00までです!
アロマバー、ピローズバー
ロビーから続く階段を2階に上がると、売店に併設して「アロマバー&ピローズバー」があります。
その名の通り、一泊する間、好みのアロマと枕をレンタルできるサービスです。
サンプルがたくさん置いてあるので、好みのものを見つけて部屋のカードキーと一緒にカウンターへ持って行くと、手続きをしてもらえます。
どちらも先着順で、特に枕は数に限りがあるので、17時のスタートから早めに行くことをオススメします!
アロマは専用の入れ物にオイルを染み込ませたものを貸していただけます。
このアロマケースは、チェックアウト時にフロントに返却が必要です。
枕は一緒に枕カバーを部屋に持って行って使用します。
枕は、チェックアウト時は部屋に置きっぱなしでOKです。ただし、連泊時は一泊ごとに返却が必要とのことです。
客室(スタンダードダブル)
今回は、一番オーソドックスな「スタンダードダブル」の部屋に宿泊しました。
値段は一番お手頃ですが、ソファとミニテーブルが置かれていたり、とても大きな壁掛けテレビが設置されていたりと、何の不満もありません。
ベッドはホテルがシモンズ社とコラボして制作したオリジナルで、とても良い寝心地です!
トイレとシャワーブースが分かれているのも嬉しいですね。
部屋にはバスタブが無くシャワーのみですが、お風呂はぜひ温泉大浴場の利用をオススメします!
コーヒーサービスがネスプレッソなのも嬉しいポイントです。
そのほか、ミネラルウォーターとお茶菓子(クッキー)がサービスで置かれていました。
天然温泉SPA
センチュリーマリーナ函館の売りは何と言っても最上階に設置された大浴場、そして屋上に設置された展望露天風呂です!
入浴可能時間は15:00~24:30と5:30~11:00。
日帰り入浴の利用も可能です!
バスタオル・フェイスタオルの貸出込で2,000円、インターネットから予約することができのが便利です。
大浴場
大浴場は最上階となる14階。
脱衣所からしてメチャクチャ広く、この数のロッカーがあって足りなくなることは、果たしてあるのだろうか。。。
中に入ると2度目のびっくり、ホテルの大浴場なのにめっちゃくちゃ広い。。!
シャワーの数も多いし、サウナもきちんと完備している、これは言うことが無い。笑
露天風呂
露天風呂へ行くには、大浴場から繋がっている階段を上って屋上へ行きます。
今回で3回目の宿泊ですが、この階段がちょっと危ないような気がいつもしています。
もちろん手すりはありますが、まあまあ傾斜があり、一面同じ色のタイル張りなんです。
困るのは、私のような近眼でメガネを使っている人間。
お風呂に入るためにメガネを外していますから、お風呂でこの一面同じ色の階段というのは、ちょっと怖さを感じるのが正直なところです。
ちょっと見栄えは悪くなってしまいますが、段ごとにトラテープを貼ってくれる等すると、視認性が高まりそうだなあ、と思っています。
目が悪いだけでしたら手すりに掴まってそろりそろりと上がっていけますが、足元のおぼつかない高齢の方やお子さんは注意してください。
でも、上がった先には広々とした屋上露天風呂、函館山方向の絶景です。
夜景の時間帯や雪の日なんかはさらに幻想的です!
何度も言ってしまいますが私は近眼なので、夜景の時間帯に入っても目に入るのは多数のボヤけた光の玉です。笑
でも、それはそれで良いものですよ。
ラウンジ
湯上り処でラウンジを営業しています。営業時間は19:00~22:30。
軽食やドリンク、ちょっとしたスイーツを部屋付けで頂くことができます。
窓がお風呂と同じ方向を向いていますから、とっても景色が良いですよ♪
朝食
センチュリーマリーナ函館の朝食は超~豪華!
一度の宿泊で全てを満喫するのは難しいと思います。
これは人によってストロングポイントになるかウィークポイントになるか、分かれる部分だと思っています。
私は、とりあえず一度ですべてを堪能したい派なので、あまりにも種類が多すぎるビュッフェというのはマイナスポイントと感じています。
そこはなかなか塩梅が難しいところですね。
でも、今回食べられなかったから次回こそ・・!となる部分でもあるので、二度三度と宿泊しに行く動機付けにはなりますよね!
料理の種類の多さも圧巻なのですが、”魅せ方”がとても上手いと思っています。
朝食会場の空間づくりからして、他のホテルとは一線を画しています。
ライブクックやセルフクックの料理も多数あるので、美味しいのはもちろん、”楽しい”朝食ビュッフェですよ!
朝食券には「ご入店希望時間帯」という記載があり、これはチェックイン時にフロントで希望を確認されます。
時間帯ごとに朝食券の枚数が決まっているようで、私は「朝いちばん」の時間帯を希望したのですが既に券が切れてしまっていたようで、この8:00~8:30の券を渡されました。
渡しながら小声で「この券で朝いちばんに行っていただいても問題ありませんから」と言われたので、記載の時間帯はあくまでも「目安」であって、絶対的な指定ではないと理解します。
朝いちばんの開店10分前くらいに会場前に行くと、既に数組の方が待たれていました。
会場入り口に”名前と人数を記入する表(レストランでよくあるやつ)”が設置してあるので、それに記入して待つ形になります。
オープン時間になったら、記入してある名前の順に中へ案内されました。
固形燃料で温める小鍋で「あっつあつの豚汁」も頂きました。
これは席でスタッフの方に注文する形で、近くを通ったスタッフの方にお願いしました。
席に着いたら先にお願いしておいて、その間にビュッフェ料理を取りに行けば、席に用意しておいていただけます。
「豚汁」と「ミネストローネ」の日替わりのようです!
自分の中でのコンセプトもへったくれも無く、あれやこれやと目に付いたものを片っ端から取ってきてしまいました。笑
筑前煮がめちゃ美味しかったですよ!
とにかく種類が多くて大満足の朝食ビュッフェなので、お昼ご飯は食べられなくなること請け合いです。笑
お昼にも行きたいお店がある方は、後ろ髪を引かれる思いで少し控えめを心がけておきましょうね。
食べ終わってだいたい7時半くらいでしたが、会場を出るとたくさんの方が行列されていました。
お昼に向けて少しでもお腹の中を消化する意味でも、なるべく早い時間帯に行くことをお勧めします。
まとめ
センチュリーマリーナ函館は函館の人気ホテルの中でも後発組とあって、とにかくゲストの要望を高いレベルで満たしてくれるホテルです。
「ここに宿泊すること」を目的に函館旅行に出かけるのも、全然アリです。
オススメ予約サイト
個人的にオススメなホテル予約サイトに「JALイージーホテル」があります。
Googleで検索した際の料金比較に出てこないので、勝手に”穴場”扱いしているのですが、どのホテルでも他と比べて安いプランが転がっていることがよくあります。
このセンチュリーマリーナ函館も、たとえば「ひとり旅おすすめ/ジャルパックセレクション」と称して、朝食と1時間のレイトチェックアウトが込みで1万1000円~など、お得なプランが設定されています。
飛行機とホテルをセットで手配することができる、「JALダイナミックパッケージ」の利用もオススメです。
みなさんもぜひ、ちょっと函館に足を伸ばしてのんびりホテルステイ、いかがですか♪
というお話でした。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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