この記事は、以下の記事の続きです!
▼シンガポール旅行記①はこちら▼
マレーシア航空 ゴールデンラウンジサテライト
長かったシンガポール旅行記も、いよいよラストです。最後の一本、お付き合いくださいませ。笑
バスに乗って、サテライトに移動してきました。10年前に見た記憶が、なんとなく蘇ってきます。大学卒業を控えたクソガキだった当時は航空会社のステータスなんて当然持ってませんでしたから、ラウンジなんてものは当然利用していませんでしたけども。
マレーシア航空のハブ空港であるクアラルンプールにある、ゴールデンラウンジです。
メインターミナルにも同名のラウンジがありますが、サテライトの方が規模が大きいそうです。
「INVITED TO OUR GOLDEN LOUNGE」という、”我が本拠地へようこそ”感のある表記が、なんか良いですよね。
シンガポールのチャンギでは、「WELCOME TO SATS PREMIER LOUNGE」という表記でした。
受付では感じの良い男性2名が対応されていました。向かって右はファーストクラスラウンジ、左がビジネスクラスラウンジになります。私はもちろん左。
マレーシア航空はもちろん、ワンワールド加盟各社の指定ラウンジです。
11月30日、クリスマスツリーが飾られていました。マレーシアの国教はイスラム教ですが、クリスマス文化も受け入れられてるんでしょうか。
まだ営業開始前ですが、スポーツバーなるものがありました。
メインエリアに入りました。めちゃくちゃ広いですね!これもう、ホテルのビュッフェレストランじゃん・・。
ライブクックのコーナーもいくつかあるし、ビジネスクラスラウンジでもめちゃ充実してます。ファーストクラスラウンジだとテーブルサービスのコース料理が頂けるそうですから、ビックリですね。
フルーツも綺麗に並んでます。
目玉焼きを焼いてもらいました。お醤油もあったので、醤油派の私もご満悦です。笑
今思うと、海外の卵でサニーサイドアップはちょっと冒険でしたけど、特段お腹には何も起きなかったので良かったです。
仮眠室まであったので、争奪戦に勝てれば夜明かしもバッチリですね。
利用はしませんでしたがシャワー室ももちろんありまして、フラッグキャリアのハブ空港ラウンジとして、申し分ない設備でした!スタッフの方も、みなさんとても対応が丁寧でした。
MH70便 クアラルンプール→東京成田
C2搭乗口にやって来ました。今回の弾丸旅、最後の旅程です。
MH70/71便の東京成田⇔クアラルンプール線は2024年12月現在で水~日曜日の週5往復運航ですが、2025年2月からデイリーに昇格して、マレーシア航空の同路線はダブルデイリー体制になると発表がありましたね。
クアラルンプールはチャンギと同じように、各ゲートの前で保安検査を行う方式です。
この時ゲートに通していたのは成田行きのみだったのですが、次発のエアアジア、デンパサール行きの乗客が大量に紛れ込んでいました。
係員が「成田行きだけだ!デンパサール行きは待ってろ!私の言うことをちゃんと聞け!成田は分かるか?日本だ!インドネシアじゃないぞ!」と、かなりキレ気味に怒鳴っていましたね。
かなりすったもんだしましたが、保安検査を通り抜けました。出発は09:40、搭乗開始は09:00の予定です。日本航空やカタール航空など、ワンワールド各社とのコードシェア便ですね。
機材はA330-300、ワンワールド塗装です。
シート
足元が広い、エコノミー最前列のバルクヘッド座席を指定しておきました。マレーシア航空のエコノミーは足元が狭いと悪評ですが、7時間ほどの飛行時間になるので、お金を払いました。
アライアンスのステータスを紐づけていると、こういった座席の指定料金を免除してくれる航空会社も多いですが、マレーシア航空はしっかりお金を取られましたね。
結果的には隣が来なくて快適だったし、ギャレーのすぐ側なので色々と親切にしてもらえて、払ったお金以上の価値は返ってきましたね。笑
テイクオフ
定刻からはやや遅れてゲートを離れ、クアラルンプールから飛び立ちました。
チーフパーサーは男性の方で、また日本線ということで、日本人CAの方が一名乗務されていました。
ベルトサインが消えるとすぐに、オレンジジュースとアップルジュースのカップをトレーに並べて、CAさんが配り歩き始めました。本格的なサービスの前にとりあえず先付、みたいな感じで良いです。笑
最初にオレンジジュースを貰いましたが、後ろまで行って戻ってきた際に「余ったからこれも飲んで良いわよ」とアップルジュースも渡されました。
ここのエリアの担当CAさんが陽気な方で、終始こういうノリでとても楽しかったんですよ。笑
機内食
機内食のサーブが始まり、「チキンとベジタブル、どっちが良い?」と聞かれましたから、チキンをお願いしました。「チッキ~ン♪オ~ケ~イ♪」と、なんだかご機嫌な雰囲気です。笑
チキンのトマト煮込みですかね。付け合わせはポテト。さらに副菜がポテトのマヨ和えにスモークサーモンを乗せたものです。
某グルメ漫画の井〇頭さん風に言うなれば「ポテトとポテトがダブッてしまった・・」なメニューですが、まあそこはご愛敬。
でもね、味はとっても美味しかったです!お肉も柔らかったし、パンがちゃんと温かったのも嬉しい。
デザートはクリームチーズケーキのベリーソースだったかと思いますが、これも無難で良かったです。タイミングよくホットコーヒーも注ぎに来てくれて、とても良いお食事タイムでした。
ブレイクタイム
昼便なので、お外はずっと青空。気流も良かったようで、終始揺れも少ない快適なフライトでした。
ちょくちょく、トレーにジュースやお水が入ったカップを並べて配り歩いてくれるのも、気が利いています。
以前ジェットスターの機内販売で買ったこのペンを使って、テーブルにスマホを立てて映画を見ていました。お水をくれたCAさんが「何それ?」と訝し気に聞いてきたんですよ。
私そのとき、アマプラでダウンロードしておいた「タイタニック」の映画を見てまして、しかもタイミング悪く、クライマックスのどんどん船が沈んでいくシーンだったんですよ。
てっきり、「おめえ飛行機の中でなんちゅー映画見てんだよ」という意味で聞いてきたのかと思ったんですが、どうやらどうやってスマホを立てているのかに興味を持たれたようでした。笑
こういう形のペンで、スマホスタンドとして使えるんだと説明すると、「便利ね!私もジェットスターに乗ったら買うわ!」と仰ってました。ジェットスターのこのペンがマレーシア人に一本売れたら、きっと私のおかげです。
着陸前の軽食
着陸の2時間ほど前に、軽食の時間になりました。
またカートを押して配り歩き始め、「チキンとベジタブル、どっちが良い?」と聞かれました。軽食も選択制だなんて思っていなかったので虚を突かれ、決めあぐねて「どっちがオススメ?」と聞いてみました。
するとなんと、「う~ん、どっちも美味しいわよ!多分余るから、両方食べて比べていいわよ!」と言いながら、2種類とも渡されてしまいました!笑
ドリンクは?と聞かれてオレンジジュースをお願いしたら、「ドリンクはすぐ決まるのね!アッハッハ~冗談よ、オーケーオーケー!」とブラックジョークまでかましてくる、やっぱり陽気なCAさんです。
というか、軽食と呼ぶにはなかなかボリューミーですな。
中にカレー風味の具材が入ったパイで、メインの具材がチキンかポテトかの違いでした。ちゃんと温かくて、確かに両方美味しかったですよ!どちらかと言うと、ポテトの方が好みだったでしょうか。
アイスクリームはアレですね、ピノを想像してください。そのまんまの味です。
”軽食”と呼ぶにはとても充実していて、満足しました。
機内Wi-Fi
なんと、エコノミークラスでも機内Wi-Fiが無料でした。ただ接続はかなり悪く、7時間のフライト中、ちょこちょこ接続を試みつつ、使えたのは30分間くらいでした。まあ所詮無料なので文句は申しませんが、使えたらラッキーくらいに思っておいた方が良いかもですね。
機内Wi-Fiの繋がりやすさは、やっぱりJALが凄いです。
成田に着陸
冬の夕方に差し掛かる時間帯のフライトなので、どんどん日が暮れていきます。
遠くに富士山のシルエットもクッキリ見ることが出来て、とても綺麗。
夕焼けに映し出される富士山を背景に、すっかり夜景になった成田空港にランディング。無事、ほぼ定刻で到着しました。
エリア担当の陽気なCAさんが笑顔で見送ってくれました。また乗りたいぞ、マレーシア航空。
かわいいポケモンたちに出迎えられて、イミグレへ。帰ってきたなあ。
帰国。
財布に残っていたシンガポールドルの紙幣を、日本円に戻しました。
最初に2万円を両替して、結果的に4,836円が戻ってきました。カジノで約1万6,000円を現地調達するというラッキーな出来事もありましたから、予算以上にお金を使えて、とても楽しめました!
ハチャメチャな0泊3日旅行を完遂してややお疲れ、この日はバスに乗って、後泊のホテル日航成田へ向かうのでありました。
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